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逆説の日本史7 中世王権編(小学館文庫): 太平記と南北朝の謎

著者:井沢 元彦 
出版社:小学館
文庫:429ページ
発売日:2003-02-06
分類: 鎌倉  日本史一般 
キーワード: 逆説  日本史  中世  小学館文庫  太平記  南北     
評価 3.5   読者数 3.2
逆説の日本史7 中世王権編(小学館文庫): 太平記と南北朝の謎
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 足利幕府と南北朝1 尊氏対後醍醐編―戦乱を招いた天皇絶対国家の理想
  • 後醍醐が直面した軍事力無き中央政府のジレンマ
  • 尊氏に幕府開設を決意させた直義の「ニセ綸旨」 ほか
第2章 『太平記』に関する小論編―巻二十二の欠落が暗示する作者の正体
  • 欠落した巻二十二を境に大きな断絶が存在する謎
  • タイトルに隠された「欠徳の人」後醍醐に対する作者の思想 ほか
第3章 足利幕府と南北朝2 尊氏対直義編―幕府政治の確立を遅らせた兄弟ゲンカ
  • 半世紀以上の戦乱を招いた足利尊氏は「平和の破綻者」か
  • 弟直義に「非情」になれない尊氏が招いた二大派閥の抗争 ほか
第4章 足利幕府と南北朝3 「日本王国」足利義満の野望編―「天皇家乗っ取り」直前の不可解な死
  • 「和」の精神が通用しない南北朝時代に求められた“怪物将軍”
  • 寺社勢力に対抗する軍事力・政治力を持たなかった室町幕府 ほか
第5章 「恐怖の魔王」足利義教編―「くじ引き将軍」が目指した絶対権力
  • 足利義満、徳川家康は絶対的権力を確立した「平和の創造者」
  • 四代将軍義持の後継者を「くじ」で決めた室町“連合”政権の困惑 ほか

<別版>

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