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徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか: 家康のあっぱれな植物知識

著者:稲垣 栄洋 
出版社:東洋経済新報社
単行本:231ページ
発売日:2015/03/27
価格:1540円
分類: 江戸  日本史一般 
キーワード:   家康  あっぱれ  植物  知識 
評価 3.6   読者数 2.4
徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか: 家康のあっぱれな植物知識
       

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<目次>

第1章 徳川家康はなぜ江戸を都に選んだのか―家康が築いた植物都市
  • 家康が江戸を選んだ理由
  • 湿地帯を開発すれば広大な農地が確保できる
  • 江戸の地名と植物の深い関係 ほか
第2章 完全リサイクルの循環型社会ができるまで―大名が投資したイネという植物
  • 織田信長の兵農分離革命
  • 田んぼが作った単位
  • 武将は面積の単位も田んぼを基準にした ほか
第3章 お城にはなぜ松が植えられているのか―植物を戦いに利用した戦国武将
  • 松の木は軍事用の植物
  • 黒田長政が非常食のワラビを隠した方法
  • 加藤清正が築城した熊本城は食べられる城だった ほか
第4章 三河武士の強さは味噌にあり―地域の食を支える植物
  • 徳川家康家臣団、強さの秘密
  • 家康が愛した八丁味噌の由来
  • 戦国日本を席巻した赤味噌武将たち ほか
第5章 織田信長はトウモロコシが好き―戦国武将を魅了した南蛮渡来の植物
  • 信長が好んだ赤こんにゃく
  • 信長が愛した意外な花
  • 玉蜀黍の漢字の意味 ほか
第6章 門外不出だったワサビ栽培―家康に愛され名物となった植物
  • 家康と信玄の抗争から生まれた門松
  • 薬草マニアだった家康
  • 家康が駿府の鬼門封じに植えた果物 ほか
第7章 花は桜木、人は武士―武士が愛した植物、サクラの真実
  • 日本人はなぜサクラに惹かれるのか
  • お花見の始まり
  • サクラよりもウメが愛されていた ほか
第8章 ヨーロッパ人を驚かせた園芸大国―植物を愛する園芸家となった武士たち
  • 武士が築いた園芸国家
  • 戦国武将が愛したチャ
  • 茶器の高騰を利用した織田信長 あほか
第9章 徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか―武将が愛した植物の家紋
  • 三つ葉葵のモチーフになった地味な植物
  • フタバアオイは不思議だ
  • 葵の紋はもともと京都賀茂神社の神紋 ほか

<稲垣 栄洋の本>