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学力と階層 教育の綻びをどう修正するか

著者:苅谷 剛彦 
出版社:朝日新聞出版
単行本:319ページ
発売日:2008-12-05
分類: 教育学 
キーワード: 学力 
評価 3.5   読者数 2.9
紹介:大澤真幸 
学力と階層 教育の綻びをどう修正するか
       

<マイリスト>

<目次>

1章 階層で学力が決まるのか。学力が階層を作るのか
  • 授業の理解度、学習意欲に示される格差
  • 家庭的背景が学力に大きな影響を及ぼす
  • 学習時間の階層差とその拡大
2章 義務教育の機会は平等に保たれているか
  • 教育基本法改正が地域格差をもたらす
  • 多様な価値観を否定する徳育教育
  • 学習指導要領は学力を保証できるか
  • 義務教育機会の不均衡化は経済格差を生む
3章 これが教員勤務の実態だ―学校週5日制完全実施後の「教員勤務実態」調査報告から
  • 現場の声に耳を傾けずに進めた教育改革―「教員勤務実態」調査1
  • 教育改革は子どものために有効ではない―「教員勤務実態」調査2
4章 教育政策をめぐる論点、論争
  • 戦後教育の軌跡と現況、将来の課題―東京都立大学名誉教授、兼子仁氏との対談から
  • 『大衆教育社会のゆくえ』以降 10年後のリプライ―日本大学教授、黒崎勲氏からの問題提起に答える
5章 教育の綻びをどう修正したらいいか
  • 学歴社会から学習資本主義社会へ
  • 受験のレベルも授業のレベルも上げられない
  • 「ダメ教師にムチ、優れた教師にアメ」政策は有効か
  • 「自己実現」という名の迷路。フリーターからの脱出口はあるのか

<新聞書評>

<別版>

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