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言語哲学がはじまる

著者:野矢 茂樹 
レーベル: 岩波新書
出版社:岩波書店
新書:270ページ
発売日:2023/10/21
価格:1100円
分類: 哲学  実用・暮らし・スポーツ  思想・社会  言語学  言語研究・記号学  評論・文学研究  語学・教育 
キーワード: 言語  哲学 
評価 3.5   読者数 2.5
紹介:佐藤優 
言語哲学がはじまる
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 一般観念説という袋小路
  • どうして言葉は新たな意味を無限に作り出せるのか
  • 「猫」の意味は何か
  • 個別の猫と猫一般
  • 心の中に猫の一般概念を形成する
第2章 文の意味の優位性
  • 私たちはただ対象に出会うのではなく、事実に出会う
  • 語は文との関係においてのみ意味をもつ
  • 文と事実の関係
  • 述語を関数として捉える
  • 固有名の意味と文脈原理
  • 新たな意味の産出可能性の問題に答える
  • 合成原理
第3章 「意味」の二つの側面
  • 文の「意味」
  • 指示対象と意義
  • 固有名の意義
第4章 指示だけで突き進む
  • 日本の初代大統領は存在する?
  • 記述理論
  • 本当の固有名
  • 文の意味と命題
第5章 『論理哲学論考』の言語論
  • 『論理哲学論考』の構図
  • 言語が可能性を拓く
  • 論理空間と文の意味
  • フレーゲ、ラッセルとの対比
  • フレーゲからの挑戦に答える
  • 『論理哲学論考』から『哲学探究』へ

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