いい本のまとめ
多くの読者が高く評価しているおすすめの本と書評
  ベスト1000冊

思考のエシックス―反・方法主義論

著者:鷲田 清一 
出版社:ナカニシヤ出版
単行本:291ページ
発売日:2007-06
価格:2592円
分類: 思想  哲学  論文・評論・講演集 
キーワード: 思考 
思考のエシックス―反・方法主義論
       

<マイリスト>

<目次>

1 “方法”というオブセッション
  • 方法のエチカ
  • 方法の臨界―“純粋”というトポスの不可能性とハイブリッドな思考の可能性
  • 思考の“場所”への問い―方法主義批判
  • 思考の調性について―九鬼周造の「哲学的図案」
2 全体という擬制―“国家”の存在をめぐって
  • 国境
  • 中間
  • 登録
  • 自由
  • 必要
  • 触れ
  • 分身
  • 同化
  • 不等
  • 分離
  • 尊厳
  • 過程
  • 補遺 「人間の尊厳」という概念をめぐって
3 意識のブラックホール―フロイトを読む
  • 無意識の発見
  • 昏いもの―“不気味なもの”をめぐって
  • 傷ついた“コギト”―精神分析と“主観性”の解体
  • 精神分析のレトリック―“無意識”の概念をめぐって
  • 失われた直接性―“スムの解釈学”から“主体の系譜学”へ
  • 非人称の思考―コギトの外部
  • コギトの不安
4 哲学・科学・ケア
  • 専門性という倒錯
  • “生命倫理”は倫理的か?
  • “老い”はまだ空白である
  • 働くことの意味?

<新聞書評>

<鷲田 清一の本>