序章 「共感革命」とはなにか―「言葉」のまえに「音楽」があった
第1章 「社交」する人類―踊る身体、歌うコミュニケーション
第2章 「神殿」から始まった定住―死者を悼む心
第3章 人類は森の生活を忘れない―狩猟採集民という本能
第4章 弱い種族は集団を選択した―生存戦略としての家族システム
第5章 「戦争」はなぜ生まれたか―人類進化における変異現象
第6章 「棲み分け」と多様性―今西錦司と西田幾多郎、平和への哲学
第7章 「共同体」の虚構をつくり直す―自然とつながる身体の回復
終章 人類の未来、新しい物語の始まり―「第二の遊動」時代