第1章 得体のしれないものとしての看護師―母親みたいな看護師みたいな
第2章 摘便とお花見―訪問看護とケアの彼方
第3章 透析室で「見える」もの―規範の空間論
第4章 干渉から交渉へ―シンプルな訪問看護
第5章 抗がん剤の存在論―がん看護における告知と治療
第6章 シグナル―死について語りたい
第7章 時間というものはもともと決まっていて―小児がん看護における無力さの力
第8章 ドライさん―子どもの死に立ち会う技法
結論 追体験と立ち会い―四つの語りのまとめ
付章 インタビューを使った現象学の方法―ノイズを読む、見えない流れに乗る