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ドイツ・ナショナリズム-「普遍」対「固有」の二千年史

著者:今野 元 
レーベル: 中公新書
出版社:中央公論新社
新書:336ページ
発売日:2021/10/18
価格:1056円
分類: 歴史・地理 
キーワード: ドイツ  ナショナリズム  普遍   
評価 3.7   読者数 2.6
受賞:サントリー学芸賞 
ドイツ・ナショナリズム-「普遍」対「固有」の二千年史
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 発展(九?一七八九年)―ローマ=ゲルマン世界の「普遍」支配
  • ローマ世界とゲルマン世界との融合
  • キリスト教的世界を狙うドイツ
  • 宗教改革・宗教戦争・宗派共存
第2章 抵抗(一七八九?一九四五年)―ドイツ「固有」の自己主張
  • フランス革命と新しい「普遍」の登場
  • 欧州勢力均衡とドイツ連邦
  • ドイツ帝国の勃興と孤立
  • ドイツ国民国家の共和制的再編
  • 大ドイツ帝国の興亡
第3章 萎縮(一九四五?一九九〇年)―ドイツ「固有」の自己否定
  • 国家消滅と「修正による再出発
  • 二つの「普遍」大国に従属する東西ドイツ
  • ドイツ的過去の封印
  • 「六八世代」と「破壊による再出発」
  • 歴史家論争から憲法愛国主義・多文化主義へ
第4章 再生(一九九〇?二〇二一年)―新しい「普遍」支配と「固有」の復権
  • 「九〇年世代」の登場
  • 「六八年世代」にいよるドイツの大国化
  • 国民的尊厳の再構築
  • 甦る君主制・教会・軍隊の伝統
  • 「知的戒厳令体制」への反抗
  • 「過去の克服」のブーメラン効果
  • 東独の植民地化とオスタルギー

<新聞書評>

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