プロローグ だから会社を辞められた
1 毎日同じメニューなのに走って家に帰る―こんな世界があったとは
2 レシピ本を閉じ、メシを炊こう―あれもこれもが料理を苦行にする
3 女は黙って味噌を湯で溶かす―出汁という呪縛からの脱出
4 あとは旬の野菜さえあれば―安く食べずにいられない
5 ローフード?漬物ですがそれが何か?―ぬか床は最高のお雇い料理人
6 調味料地獄から脱出せよ―台所の混乱はクロゼットの混乱と同じ
7 調理道具は揃えるな―「可能性」を封じ込める
8 最高の食卓は10分もあればできる―家事論争でもめるという愚
エピローグ 自由を取り戻すために