十月の薄暮―従心所欲、齢到七十
十一月の宿痾―死ぬのは本人の地獄、死なないのは他人の地獄
十二月の排泄―人間の一生はまさに愚行
翌年一月の虚空―人よりも空、語よりも黙
翌年二月の追懐―六十三年前の雪融け水輝く
翌年三月の幻景―生涯列外
翌年四月の放心―桜ほのぼのとけぶりて哀艶たとえがたし
翌年五月の健忘―「風太郎」誕生
翌年六月の妖人―風太郎、乱歩に会う
翌年七月の疑念―作家のコンプレックス〔ほか〕
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<関川 夏央の本>