二月 読書にまつわるすごいこと(たぶん)を発見する。
三月 町中に“なぞの女”がいる、気がする。
四月 ジョン・ランプリエールが辞書になる!
五月 夏木マリと、カー談義する。
六月 直毛なのに、アフロである。
七月 バナナの皮で、世界が滅亡する。
八月 傑作の前を、歌って通りすぎている。
九月 百匹の蝉が死に、百人の老人がやってくる。夏が、終わったのだ。
十月 片手に二十世紀梨、片手に豆腐竹輪の夜である。
十一月 「ビバビバ都会!野戦病院!」である。
十二月 少年になり、花を買うのだ。
一月 書店はタイムマッシーンである。