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創造性とは何か

著者:川喜田二郎 
レーベル: 祥伝社新書
出版社:祥伝社
新書:184ページ
発売日:2010-09-01
分類: 思想  哲学 
キーワード: 創造性   
評価 3.8   読者数 2.5
創造性とは何か
       

<マイリスト>

<目次>

序 私の人生背景と本書の出発点―現代文明の体質改善に必要なこととは
  • 「世界を悩む」ということ
  • ゴルバチョフから学ぶべきもの
  • 「世界全体を悩む」のが、人間の本性
  • 探検家、フリーチョフ・ナンセンに学ぶ
  • 恐るべき短調さは、人間をどう変えるか
  • ナンセンのヒューマニズム
  • 愛国心と国際性は対立しない
  • 「B29」を見ながら、思ったこと
  • チームワーク―軍隊と登山の経験から
  • 単独行で鍛える
  • “人格主義”ではチームワークは育たない
  • 「疾風怒濤」の姿勢で、現代文明を体質改善する
1 創造的行為の本質―保守性と創造性という二つの原理の対立と循環
  • 「ひと仕事」という創造的問題解決学
  • チームリーダーの条件とは
  • 創造と保守は循環する
  • 創造性とは本来、非合理なもの
  • 創造的行為の定義―三カ条
2 創造的行為の内面世界―創造的行為は、どのような過程を経て進行するのか
  • 渾沌、出会い、矛盾葛藤、そして本然
  • デカルトとの違いについて
  • デカルト的パラダイムの限界
  • 「世界外的認識」と「世界内的認識」
  • 問題解決のケーススタディ
  • 生命燃ゆ
  • 馥郁と香る
  • 雲と水と
  • 愛と畏敬
3 創造的行為の全体像―天命の聞こえてくる人、こない人の違いとは
  • 全体状況と絶対感に基づいた行動
  • 現代人こそ絶対感を感じるはず
  • 天命を感じ、絶対感で事を行なう
  • 絶対的受け身から、真の主体性が生まれる
  • 創造性がないと楽しくない
  • 心情陶酔のもんぢあ点
  • KJ法の誤った使われ方―現実感を取り戻せ
  • 郷愁と探検は、相反するようで通ずる
  • ふるさとは過去にのみ存在するのではない
  • 創造的行為がふるさとを生む
4 「伝統体」と創造愛―創造愛の累積によって、組織は伝統体となる
  • 創造的行為によって自らが変わる
  • 伝統とはリアルな現実である
  • 個性的な組織「伝統体」を見直せ
  • 西欧文明=征服者思想の終焉
  • 「人は城…」―協力なチームを作る条件
  • 創造愛を発展させる縁

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