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イザベラ・バードの旅 『日本奥地紀行』を読む

著者:宮本 常一 
レーベル: 講談社学術文庫
出版社:講談社
文庫:264ページ
発売日:2014-04-11
分類: 日本史一般  明治・大正 
キーワード: イザベラ・バード    日本  奥地  紀行 
評価 3.8   読者数 3.0
イザベラ・バードの旅 『日本奥地紀行』を読む
       

<マイリスト>

<目次>

穀物や果物が豊富で、地上の楽園のごとく、人びとは自由な生活を楽しみ、東洋の平和郷というべきだ(「置賜県雑録」より)
蚤の大群が襲来したために、私は携帯用の寝台に退却しなければならなかった
子どもたちは、きびしい労働の運命をうけついで世に生まれ、親たちと同じように、虫に喰われ、税金のために貧窮の生活を送るであろう
仕事もなく、本もなく、遊びもない。わびしく寒いところで、長い晩を震えながら過す。夜中になると、動物のように身体を寄せて暖をとる
あらゆる種類のお面や人形、いろいろな姿に固めた砂糖、玩具、菓子類…。日本では、どんな親でも、祭りに行けば子どもに捧げるための供物を買うであろう
私はシーボルト氏に、これからもてなしを受けるアイヌ人に対して親切に優しくすることがいかに大切かを伊藤に日本語で話してほしい、と頼んだ
いつか遠い昔において彼らは偉大な国民であったという考えにしがみついている。彼らには、互いに殺し合う激しい争乱の伝統がない

<別版>

<宮本 常一の本>

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