絶望読書――苦悩の時期、私を救った本
著者:
頭木弘樹
出版社:飛鳥新社
単行本(ソフトカバー):264ページ
発売日:2016/05/07
価格:990円
分類:
図書館情報学
キーワード:
苦悩
時期
私
本
評価
3.5
読者数
3.0
<マイリスト>
<目次>
第1部 絶望の「時」をどう過ごすか?
- なぜ絶望の本が必要なのか?―生きることは、たえずわき道にそれていくことだから
- 絶望したときには、まず絶望の本がいい―悲しいときには悲しい曲を
- すぐに立ち直ろうとするのはよくない―絶望の高原を歩く
- 絶望は人を孤独にする―それを救ってくれるのは?
- 絶望したときに本なんか読んでいられるのか?―極限状態での本の価値
- ネガティブも必要で、それは文学の中にある―非日常への備えとしての物語
第2部 さまざまな絶望に、それぞれの物語を!
- 太宰治といっしょに「待つ」―人生に何かが起きるのを待っているという絶望に 超短編小説
- カフカといっしょに「倒れたままでいる」―すぐには立ち上がれない「絶望の期間」に 日記や手紙
- ドストエフスキーといっしょに「地下室にこもる」―苦悩が頭の中をぐるぐる回って、どうにもならない絶望に 長編小説
- 金子みすずといっしょに「さびしいとき」を過ごす―自分は悲しいのに他人は笑っている孤独な絶望に 詩
- 桂米朝といっしょに「地獄」をめぐる―自分のダメさに絶望したときに 落語
- ばしゃ馬さんとビッグマウスといっしょに「夢をあきらめる」―夢をあきらめなければならないという絶望に 映画
- マッカラーズといっしょに「愛すれど心さびしく」―自分の話を人に聞いてもらえない絶望に 映画
- 向田邦子といっしょに「家族熱」―家族のいる絶望、家族のいない絶望に テレビドラマ
- 山田太一といっしょに「生きるかなしみ」と向き合う―正体のわからない絶望にとらわれたときに テレビドラマ
- 番外・絶望しているときに読んではいけない本 短編小説
<別版>
<頭木弘樹の本>
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