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忖度と官僚制の政治学

著者:野口雅弘 
出版社:青土社
単行本(ソフトカバー):304ページ
発売日:2018-12-20
分類: 人文・思想  政治入門 
キーワード: 政治学 
忖度と官僚制の政治学
       

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<目次>

今日の文脈
1 文書主義(官僚制と文書―バルザック・ウェーバー・グレーバー)
2 「決められない政治」とカリスマ
  • 脱官僚と決定の負荷―政治的ロマン主義をめぐる考察
  • 「決められない政治」についての考察―カール・シュミット『政治的ロマン主義』への注釈
  • カリスマと官僚制―マックス・ウェーバーの政治理論へのイントロダクション
3 合理性とアイヒマン
  • 合理性と悪
  • フォン・トロッタの映画『ハンナ・アーレント』―ドイツの文脈
  • 五〇年後の『エルサレムのアイヒマン』―ベッティーナ・シュタングネトとアイヒマン研究の現在
4 動員と「なんちゃらファースト」
  • テクノクラシーと参加の変容
  • 「なんちゃらファースト」と悪
5 キャッチ・オール・パーティと忖度
  • 官僚主導のテクノクラシー―キルヒハイマーの「キャッチ・オール・パーティ」再論
  • 忖度の政治学―アカウンタビリティの陥穽
中立的なものこそ政治的である

<新聞書評>

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