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狂気な倫理――「愚か」で「不可解」で「無価値」とされる生の肯定

著者:小西 真理子  河原 梓水 
出版社:晃洋書房
単行本:310ページ
発売日:2022/08/30
価格:2970円
分類: 現代思想 
キーワード: 狂気  倫理  愚か  不可解  価値   
狂気な倫理――「愚か」で「不可解」で「無価値」とされる生の肯定
       

<マイリスト>

<目次>

第1部 「愚か」な生を肯定する―家族論再考
  • 「不幸」の再生産―世代間連鎖という思想の闇
  • 「カサンドラ現象」論―それぞれに「異質」な私たちの間に橋を架けること
  • ケア倫理における家族に関するスケッチ―「つながっていない者」へのケアに向けて ほか
第2部 「不可解」な生を肯定する―周縁からのまなざし
  • 狂気、あるいはマゾヒストの愛について―一九五〇年代『奇譚クラブ』における「女性のマゾヒズム」論を読む
  • 戦後釜ヶ崎の周縁的セクシュアリティ
  • ひきこもりから無縁の倫理、あるいは野生の倫理へ ほか
第3部 「無価値」な生を肯定する―障害と優生思想
  • 看護再考―“大人”たちへのアンチテーゼ
  • パラリンピック選手の抵抗の可能性と「別の生」
  • 脳・身体・言語―「正常/異常」の区別を越えて ほか

<新聞書評>

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