言葉の重みを感じとる…神谷美恵子『生きがいについて』
事実と真実を感じわける…遠藤周作『イエスの生涯』『深い河』
沈黙の世界、沈黙のちから…武者小路実篤「沈黙の世界」
世界と向き合うための三つのおきて…柳宗悦「茶道を想う」とノヴァーリス「花粉」
叡知を宿した人々…ユングとメーテルリンク
語られざるおもい…司馬遼太郎と太宰治
美とは己れに出会う扉である…岡本太郎のピカソ論
書くとは時に止まれと呼びかけることである…夏目漱石と鷲巣繁男
心だけでなく、情を生きる…ピカート『沈黙の世界』
人生のモチーフ…小林秀雄『近代絵画』
書くとはおもいを手放すことである…高村光太郎と内村鑑三
人生はその人の前にだけ開かれた一すじの道である…アラン『幸福論』
経験とは自己に出会い直すことである…ヴェーユ『重力と恩寵』
ほんとうの私であるための根本原理…志村ふくみ『一色一生』
思考の力から思索のちからへ…ショーペンハウアーの読書論
観るとは観えつつあることである…今西錦司の自然観
本質を問う生き方…辰巳芳子さんとの対話と『二宮翁夜話』
ことばは発せられた場所に届く…河合隼雄と貝塚茂樹
賢者のあやまり…湯川秀樹『天才の世界』
三つの「しるし」を感じとる…吉田兼好『徒然草』〔ほか〕