- 国語辞典に「黄金」を掘りあてる―武藤康史『国語辞典の名語釈』
- 敬語は日本語の肝どころ―菊地康人『敬語』 ほか
- 社会人に語りかける古典入門―藤井貞和『古典の読み方』
- 古歌を読む分析的知性の強力さ―萩原朔太郎選評『恋愛名歌集』 ほか
- 歴史への抑えに抑えた怒り―エルンスト・H・ゴンブリッチ『若い読者のための世界史』
- 歴史的想像力の剣さばき―岡田英弘『世界史の誕生 モンゴルの発展と伝統』 ほか
- 世相の向こうに「近代」の醜怪をあばく―金子光晴『絶望の精神史』
- 考えるべきことを考えよという指針―田川建三『キリスト教思想への招待』 ほか
- たっぷりとゆたかな「小著」―武者小路穣『改訂増補 日本美術史』
- 江戸絵画の見かたをかえる異色の水先案内―辻惟雄『奇想の系譜』 ほか