いい本のまとめ
多くの読者が高く評価しているおすすめの本と書評
  ベスト1000冊

逆説の世界史 3 ギリシア神話と多神教文明の衝突

著者:井沢 元彦 
出版社:小学館
単行本:381ページ
発売日:2019/10/23
価格:1870円
分類: 世界史 
キーワード: 逆説  世界史  ギリシア  神話  文明  衝突 
評価 3.8   読者数 2.8
逆説の世界史 3 ギリシア神話と多神教文明の衝突
       

<マイリスト>

<目次>

序章 多神教社会に生きる日本人―無宗教ではなく、「日本教」を信じる民族
  • 「無宗教」の日本人は世界の非常識
  • 芥川龍之介が見抜いた独特な宗教社会の「造り変える力」
第1章 インダス文明の滅亡とヒンドゥー教の誕生―古代インド思想における「輪廻転生」と「永遠の死」
  • 「世界最古の看板」に刻まれた「インダス文字」の謎
  • ヒンドゥー原理主義的な歴史解釈の弊害
  • 創造、破壊、維持の役割を分担するヒンドゥー教の三神
  • 古代インド人が願っていた「輪廻転生」のサイクルからの脱出
第2章 ブッダの生涯と仏教の変容―なぜインドではなく中国と日本で発展したのか
  • ブッダが追求した「完全なる死」の境地
  • 禅宗がもたらした日本型資本主義
  • 仏教はなぜ発祥の地印度では衰退したのか
第3章 オリュンポスの神々とギリシア文明の遺産―ポリス(都市国家)の連合体が確立した平和
  • キリスト教に敗北したギリシア神話の世界
  • 民主主義のルーツとしてのポリス
  • アレクサンドロス大王の偉業とマケドニア帝国の興亡
  • ギリシア・ヘレニズム文明の賢者たち

<井沢 元彦の本>