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奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語

著者:三崎 律日 
出版社:KADOKAWA
単行本:320ページ
発売日:2019/08/23
価格:1760円
分類: 社会・政治  世界史 
キーワード: 奇書  世界史  歴史  ヤバ  書物  物語 
評価 3.8   読者数 3.2
奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語
       

<マイリスト>

<目次>

10万人を焼き尽くした、魔女狩りについての大ベストセラー―魔女に与える鉄槌(ハインリヒ・クラーメル著・ヤーコブ・シュプレンガー著)
稀代のペテン師が妄想で書き上げた「嘘の国の歩き方」―台湾誌(ジョルジュ・サルマナザール著)
万能薬のレシピか?へんな植物図鑑か?未だ判らない謎の書―ヴォイニッチ手稿
明治の偉人たちが吠える「最近の若者けしからん論」―野球と其害毒(新渡戸稲造ほか著)
妖精の国に突き付けられた、不穏な国家再建築―穏健なる提案(ジョナサン・スウィフト著)
偉人たちの知のリレーが、地球を動かした―天体の回転について(ニコラウス・コペルニクス著)
大人になりたくない男の、ネバーエンディング・ストーリー―非現実の王国で(ヘンリー・ダーガー著)
物理学界のカリスマがやらかした“神の手”―フラーレンによる52Kでの超伝導(ヤン・ヘンドリック・シェーン著)
奇妙な医療にまつわる、奇妙な論争―軟膏を拭うスポンジ(ウィリアム・フォスター著)
そのスポンジを絞り上げる(ロバート・フラッド著)
世界で最初の快楽主義者は、この世の真理を語る―物の本質について(ルクレティウス著)
読めば酒に溺れたくなる、水難の書物―サンゴルスキーの『ルバイヤード』(ウマル・ハイヤーム著 フランシス・サンゴルスキー装丁)
いまも地域に根差す、江戸時代の偽歴史書―椿井文書(椿井政隆著)
古代ギリシャ女流詩人が紡ぐ、赤裸々な愛の告白―ビリティスの歌(ビリティス著 ピエール・ルイス著)
一つの創作が科学へ導く、壮大なムーンショット―月世界旅行(ジュール・ヴェルヌ著)

<新聞書評>

<三崎 律日の本>

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