- 第一文 朕惟フニ、我カ皇祖―「朕」と「我」はどう違う?
- 第二文 我カ臣民、克ク忠ニ―つくられた伝統が「教育の淵源」に
- 第三文 爾臣民、父母ニ孝ニ―徳目はすべて「皇運」のために
- 是ノ如キハ、独リ朕カ―「忠」と「孝」をまとめあげる
- 斯ノ道ハ、実ニ我カ―全世界が戴く勅語の真理
- 朕爾臣民ト倶ニ―朕の希望をすすんで体せよ
- 起草者それぞれの思惑
- 徳目はどこから来たか
- 「君主の著作」の法的地位
- モノとしての教育勅語―原本と謄本
- 物神となった謄本と「御真影」―学校儀式と不敬事件
- 教育勅語と学問の自由
- 揺れる教育勅語解釈
- 失効後に残ったもの