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日本の長い戦後――敗戦の記憶・トラウマはどう語り継がれているか

著者:橋本 明子 
出版社:みすず書房
単行本:272ページ
発売日:2017/07/19
価格:3960円
分類: 昭和・平成  日本史一般  日本論 
キーワード: 日本  戦後  敗戦  記憶  トラウマ 
評価 3.6   読者数 2.3
紹介:池上彰 
日本の長い戦後――敗戦の記憶・トラウマはどう語り継がれているか
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 敗戦の傷跡と文化的記憶
  • 文化的トラウマ、記憶、国民アイデンティティ
  • 戦争の記憶をめぐる三つの道徳観とその語り ほか
第2章 個人史と家族史を修復する記憶
  • 戦中世代の証言
  • 語らない親との対話―溝を埋め、傷を癒す ほか
第3章 敗北感の共有とその位置づけ―メディアのなかの英雄、被害者、加害者の物語
  • 政治パフォーマンスとしての追悼
  • 追悼の季節の文化メディア ほか
第4章 戦争と平和の教育―子供にどう第二次世界大戦を教えるか
  • 上からの歴史―教科書のなかの戦争と平和
  • 下から見た歴史―「学習漫画」のなかの戦争と平和 ほか
第5章 敗戦からの回復とは何か―他国との比較から
  • 敗戦の文化を乗り越える―道義的回復に向けた三つの展望
  • 和解のグローバル・モデルはあるのか ほか

<新聞書評>

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