第1章 「『日本で売れてるモノを輸出でやろう』これでは無理や」―ちっぽけな香港で、炊飯器八百万台を売る
第2章 「心休まる日なんて、ないんですよ」―不安から湧き出る華商の力
第3章 「ワシはあんたを信用する、あんたワシを信用するか」―松下幸之助と交わした握手
第4章 「水は高いところから、低いところへ流れるんや」―海のアジアに広がるラジオのネットワーク
第5章 「これでもう、ウチは貧乏じゃないんだ」―リビングに鎮座した冷蔵庫
第6章 「お支払いは香港、お渡しは中国」―テレビのクーポン一枚で、身軽な中国里帰り
第7章 「今、市場が求めてるのは…」―日本の都合より、市場のニーズを大優先
第8章 「中国人を信用してやらないとね、大きな間違いですよ」―中国人と組んで、現地のリズムに乗る