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なぜふつうに食べられないのか: 拒食と過食の文化人類学

著者:磯野 真穂 
出版社:春秋社
単行本:312ページ
発売日:2015/01/22
価格:2750円
分類: 文化人類学一般  楽譜・スコア・音楽書 
キーワード: ふつう  文化  人類学 
評価 3.6   読者数 2.5
なぜふつうに食べられないのか: 拒食と過食の文化人類学
       

<マイリスト>

<目次>

第1部 ふつうに食べられない人生
  • 視線・応答・逃避―結城理央の場合
  • 飲まない半生―長田奈々の場合
  • 拡縮する自己―荻原由佳の場合
  • 外見がすべて―田辺敬子の場合
  • 誰が「やせ」を望むのか
第2部 医学的視座―「摂食障害」の治し方
  • 還元主義―「個人を見よ」という医学の教え
  • 還元主義の検証―とりこぼされたもの
  • カロリー地獄―澤拓美の場合
  • 「おいしさ」のない食事―概念による体験の抑圧
  • ぶれる―武藤さゆりの場合
  • 「家族モデル」の閉じられた救済
第3部 食体験準拠論―体験が語る食の本質
  • フロー―過食の「楽しさ」
  • 反転する日常―キャベツで過食ができない理由
  • 食の本質―私たちが食べるわけ

<磯野 真穂の本>

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