- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784835458236
作品紹介・あらすじ
かこさとしが贈る「こころの本」。
心身にハンデを持つ子への想いが込められた絵本です!!
本書は1985年に、かこ先生が全国心身障害児福祉財団からの依頼で描かれたもの。
先生は当時、心身にハンデをもつ子に対するおもいやりのない行いや、無関心の横行に心を痛めていたといいます。
子どもたちが、ハンデを抱えたお友だちを理解し、受け入れ、お互いに学びながら成長していけるように。そしてどんな人にも優しい社会になるように。そんな先生の強い想いが託された作品です。
子どもたちが大人になったとき、きっと心に残っている一冊になることでしょう。
※本書は、1985年・ポプラ刊『かわいいきいろのクジラちゃん』を再編集し、新装復刊するものです。
感想・レビュー・書評
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グッときた。
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悲しいと涙目に。
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優しさ、悲しさ、勇気、すべて込められたかこ先生の作品でした!!
見た目のハンデや言葉で差別しない世界を作りたい筆者の気持ちが良く伝わってきました! -
母子で、涙がじわ〜ーーー。
くじらのキイちゃんが、体の色を理由に仲間にいじめられるところは、つらい。追い討ちをかけるように愛してくれていたお母さんがいなくなるなんて!と、お母さんくじらが、撃たれて海に沈んでいくところで、たまらなくなった。
仲間に受け入れられ、たくましく生きていくラストに、胸が熱くなる。
差別について考えさせられる。
あとがきも良い。 -
読んでいて子供が泣いてしまいました