かわいいきいろのクジラちゃん

著者 :
  • 復刊ドットコム
4.00
  • (7)
  • (6)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 127
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835458236

作品紹介・あらすじ

かこさとしが贈る「こころの本」。
心身にハンデを持つ子への想いが込められた絵本です!!

本書は1985年に、かこ先生が全国心身障害児福祉財団からの依頼で描かれたもの。
先生は当時、心身にハンデをもつ子に対するおもいやりのない行いや、無関心の横行に心を痛めていたといいます。

子どもたちが、ハンデを抱えたお友だちを理解し、受け入れ、お互いに学びながら成長していけるように。そしてどんな人にも優しい社会になるように。そんな先生の強い想いが託された作品です。

子どもたちが大人になったとき、きっと心に残っている一冊になることでしょう。

※本書は、1985年・ポプラ刊『かわいいきいろのクジラちゃん』を再編集し、新装復刊するものです。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • グッときた。

  • 悲しいと涙目に。

  • 優しさ、悲しさ、勇気、すべて込められたかこ先生の作品でした!!
    見た目のハンデや言葉で差別しない世界を作りたい筆者の気持ちが良く伝わってきました!

  • 母子で、涙がじわ〜ーーー。

    くじらのキイちゃんが、体の色を理由に仲間にいじめられるところは、つらい。追い討ちをかけるように愛してくれていたお母さんがいなくなるなんて!と、お母さんくじらが、撃たれて海に沈んでいくところで、たまらなくなった。

    仲間に受け入れられ、たくましく生きていくラストに、胸が熱くなる。
    差別について考えさせられる。

    あとがきも良い。

  • 読んでいて子供が泣いてしまいました

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

かこさとし:1926年福井県武生市(現越前市)生まれ。大学卒業後、民間企業の研究所に勤務しながらセツルメント運動、児童会活動に従事。1973年退社後、作家活動、児童文化の研究、大学講師などに従事。作品は500点以上。代表作として「からすのパンやさん」「どろぼうがっこう」(偕成社)「だるまちゃん」のシリーズ(福音館書店)、「こどもの行事しぜんと生活」シリーズ(小峰書店)などがある。

「2021年 『かこさとしと紙芝居』 で使われていた紹介文から引用しています。」

かこさとしの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
エリック=カール
A.トルストイ
ヨシタケシンスケ
鈴木 のりたけ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×