暗闇のなかの光──ブラックホール、宇宙、そして私たち

  • 亜紀書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750517605

作品紹介・あらすじ

《100年の時をかけて、私たちはついにブラックホールを「見た」》

2019年4月、ブラックホールの存在が初めて画像で直接証明された。
「いくら見つめても足りない。素晴らしく新しいが、なぜか懐かしい」プロジェクト実現のため、世界中の電波望遠鏡のネットワーク作りに奔走した研究者が語る、壮大なサイエンスノンフィクション。

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宇宙の巨大な怪物、ブラックホール。
そこでは光が消え、時間が止まる。

私たちは、知識の限界を覗き込もうとしているのだろうか――暗闇の中の光はささやく。いまだ謎に満ちあふれたこの世界の物語を。その中で、私たち一人ひとりはどのようにして在るのかを。

私たちの限界が、私たちを探究者たらしめる。
千年にわたる旅の末に得られた、一枚の画像についての物語。

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  • 請求記号 443.5/F 13

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著者プロフィール

1966年ドイツのケルンに生まれる。オランダのナイメーヘンのラドバウド大学教授を務める、多くの勲章を授与された宇宙物理学者。2011年、オランダの科学技術者に贈られる最高の賞であるスピノザ賞を受賞。2021年には、天文学者ヘンリー・ドレイパーの名を冠したヘンリー・ドレイパー賞を全米科学アカデミーより贈られる。いずれのもブラックホールの画像を捉えようという着想に対する賞である。その画期的な取り組みは、彼が指導的な役割を果たしたイベント・ホライズン・テレスコープという国際的なプロジェクトによって達成された。

「2022年 『暗闇のなかの光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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