クラクションを鳴らせ! 変わらない中古車業界への提言

著者 :
  • 幻冬舎
4.24
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本棚登録 : 160
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344041622

作品紹介・あらすじ

元ビッグモーター幹部の懺悔と再生への誓い極端な利益至上主義から脱却し、顔が見えるクルマ屋2.0へ

感想・レビュー・書評

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  • 仕事で落ち込んだ時や行き詰まった時に、改めて読みたいと思う一冊だった。

    営業に関する内容の大部分はtoC向けの内容だと感じた。
    しかし、toBにも活かせる内容もあった。
    例えば,サービス導入後の未来を商談相手に想像してもらうことだ。
    商品の説明をするのではなく、商品を使っている未来の姿を売ることが重要である。

    店舗マネジメントについては
    刺激を受ける内容が盛りだくさんだった。
    成功、成長するためには、努力と目標設定が重要である。その人の背景は関係ない。

  • ビッグモーターが騒がれていたとき
    TVで中野さんの姿を見ました。

    でもこの本を読むまで、
    こんな凄い人だったなんて
    全く知りませんでした!

    いろいろ苦労してきた人が
    誠実を貫いて
    たくさんの人たちに信頼される
    伝記を読むようでした。

    これからも中野さんのこと
    注目していきたいです。

  • 彼のyoutubeを最近よく見ていて、気になったので、本書を手にとりました。内容は自動車業界と営業についてのお話がメインでした。自分はどちらにも当てはまらないのですが、面白かったです。結局は、お客様のことを第一に考え、いかにお客様が気持ちよく車を購入して頂くか、これに尽きると思います。これはどの業界にも当てはまるのではないかと感じます。

  • 本書はいきなり謝罪から始まる衝撃展開で、「暴露本みたいなもんかな」と思ってダラダラ読み始めたけど、予想に反して引き込まれた。
    前半は営業ノウハウやマネジメント論が語られているので、20〜30代の会社員はきっと参考になるはず。

    そして、著者の圧倒的な熱量に刺激を受けること間違いなし。
    まさに「たった一人の熱狂」だ。
    社畜という言葉じゃ生ぬるいと思えるほど、ビッグモーターを成長させるために自身の全てを尽くしてきたその姿勢にはむしろ恐怖すら感じるww

    ・リスクを負って踏み出す勇気
    ・圧倒的な熱量
    ・誠実にお客様と向き合う姿勢
    これらに共感してファンが生まれ、BUDDICAの成長に直結してるんだなと思えた。

  • 学んで、泣けるビジネス書でした。
    YouTubeをきっかけに興味を持って手に取りました。
    これだけ幅のある人生を送っているのは稀有だし、
    随所で振り切っているから経験値か段違い。
    それだけに言葉の重みがあり、感情移入してしまうパートも多くありました。
    誰よりも学び、誰よりも熱い筆者の魅力が詰まった一冊。


    ⚫︎車ではなく、車のある生活を売る
     ドリルではなく"穴=提供価値"に通ずる

    ⚫︎リーダーは好かれなくても良い。しかし、尊敬されなければならない。
    マーガレット・サッチャー

    ⚫︎マネージャーの仕事は現場に差分を生み出すこと。職位は役割であって身分証ではない。
    現場とはフェアに向き合う。

    ⚫︎第一印象はわずか3〜5秒で決まる。
     言語7%,聴覚38%,視覚55%

    ⚫︎明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。
    マハトマ・ガンジー

  • 中古車販売店をはじめる人にとっては、実践に基づいた最高の教科書。
    実際に成果を上げていった筆者の実話をもとに描かれているので、とても面白く、かつ学びが多い。

    また昨今賑わせているビッグモーター社の内部事情や崩壊までの推移も理解できた。

    何より筆者の生きていくことに対しての覚悟や本気度にも惹かれる一冊でした。

  • 車を売るのではなく、車のある生活を提案する。という中野さんの一言に営業の本質があると痛感した。中古車業界の闇を伝えている書籍でもあるが、これから衰退が見込まれる自動車業界に一石を投じる内容であった。

  • こういう人のところで車買いたい

  • YouTubeで知りましたが、営業の勉強になりました。これからも期待したいです。

  • 【私たちの利益至上主義から私たちを救うには】
    すごいけど酷い話、というか私たちの社会、というか。
    筆者はビッグモーターで大活躍し、今はそこでの経験・学びをもとに起業して自分の会社を成功させているわけだけれども、それまでの実体験を生々しく見せていて、そしてその利益至上主義は私たちの社会そのものであることを鑑みると、なかなかつらい。

    ビジネスの場において、人間レベルの信頼に基づいて売り手と買い手が関係しあえることはあるのか。特に大きな利益を上げる組織を作る中で。
    筆者はそこに真に挑戦している。

    中古車の業界だけじゃなくて、似たようなことはどこでも起きているだろうし、消費者としても感じ取っている。だからこそ、この筆者が言っていることはよく分かるし、共感できるし、できればそうあってほしい。携帯電話の契約する時とか、賃貸を探す時とか、本当にエージェントとかとのやり取りは、情報の非対称性が激しく、とてもストレスが溜まる。

    とてつもない大きな課題に正面から取り組むのは並大抵の人ではできないと思う。
    私も働く際には、絶対に組織に飲み込まれないようにしよう。組織の存続には利益を高めることは大事だけれども、何のために、の上位目的をもっと日々身近に感じて、それを全力で擁護し続けようと思う。

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