化学の授業をはじめます。

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  • Amazon.co.jp ・本 (536ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163917979

感想・レビュー・書評

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  • ★5 キュートすぎる! 女性の社会進出をテーマにした家族愛あふれる物語 #化学の授業をはじめます

    ■あらすじ
    60年代アメリカ、女性科学者の主人公エリザベスは研究所に勤務していた。当時は女性の研究者は成果を認められない社会で、所内ではセクハラも当然のように横行していたのだ。将来有望とされる研究者キャルヴィンに出会い、二人は恋仲になってゆく…
    その後彼女は、思いがけないことから料理番組の司会の仕事をもらうことになる。料理を科学的に紹介していく彼女は、テレビ局の反感を買ってしまうが、次第に人気番組になっていくのだった。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    面白いー!★5

    2022年から23年にかけて、ずっとNYタイムスのベストセラーランキングでTOPに君臨していた本作。大人気だな~と気になっていたので、翻訳されたら読んでみたいと思ってました。

    時代背景は50年代後半から60年代、アメリカでも性差別や人種差別が横行している時代。セクハラ、パワハラなんて当たり前で、女性の社会進出なんて発想の概念すらない。現代でもまだまだ男社会は残っていますが、この時代はもはや虐待レベルにヒドイ。

    そんな社会で生きぬくエリザベスなんですが、これが超カッコいいんですよ。生まれ育った家庭環境も反面教師にし、たゆまぬ努力を重ねやりたいことに向かってゆく。自身の研究が認められるためなら、絶対に、死んでも、なにがなんでも、信条を曲げないんです。実際近くにいると合わせるのが大変なんでしょうが、こういう人たちが世の中を変えていくんでしょうね。

    傍若無人ではあるんですが、ちゃんと理解さえすれば、実は誰よりも素直。昔気質のオヤジじゃないけど、人間味あふれる愛らしい人なんですよね。

    本作ではその他登場人物たち全員が、めっちゃイキイキ踊ってるの。お気に入りのキャラたちをご紹介します。

    ●恋人 キャルヴィン
    まぁ典型的な研究者ですよ。でもエリザベスのために、自身を犠牲にする姿はまるで自分自身を見ているかのようです(ちと自己過大評価)。

    ●娘 マッド
    ママの片鱗が出てるところが愛らしいんですよね~、末恐ろしい女の子。素直で元気、やっぱり女の子が欲しいと思っちゃいました。

    ●TVプロデューサー ウォルター
    イチ推しキャラ。もうね、涙流しながら笑い転げましたよ。横暴なチーフPと絶対に芯を曲げないエリザベスに挟まれ、まさに中間管理職。息絶え絶えに吐き出される台詞が、可哀そすぎて大爆笑させてもらいました。

    ●ご近所の奥様 ハリエット
    彼女は名プレイヤーでしたね~。女房役のキャッチャーみたいに、主人公をしっかりと支えてくれました。「自分を優先する時間を持つ」このセリフは刺さりましたね。私も妻が育児に奔走しているときに、もっとしてあげられることはなかったのか…反省をしております。

    ●6時30分
    なぜ時刻がキャラ名なのか、読んでいただければわかります。可愛い、とにかくかわいい。

    他にもおすすめキャラがたくさんいますが、特に悪者がイイ!ほとほとクズだなぁと呆れますが、現代でも似たようなことをやってる奴がたまにいるので、正直笑えませんよね。

    ストーリーもテンポよく展開され、次のプロットを読ませるのが上手。どんどん読んじゃいます。終盤からラストにかけて、意外な真相が涙腺に来ました。すでに映像化されてるとのことで、AppleTVでレッスンinケミストリーの無料エピソード見ちまったよ。はー、続きが観たい。

    ■ぜっさん推しポイント
    女性が、妻が、母親が、いかに重責で大変な環境で生きているか理解できる作品です。可愛らしさや笑いもあるし、思いっきり楽しみながら学ばせていただきました。やはり能力と乗り越える意思がある人達は、みんなが応援してあげられる世の中にしたいですね。

    • ひまわりめろんさん
      秋さん
      こんちは!

      めっちゃ面白そうじゃないですか!読んでみま〜す
      秋さん
      こんちは!

      めっちゃ面白そうじゃないですか!読んでみま〜す
      2024/02/29
    • autumn522akiさん
      ひまわりめろんさん、こんちわですー!
      この本はおもろいすよ、どなたにもおすすめできる良作です。ぜひぜひ
      ひまわりめろんさん、こんちわですー!
      この本はおもろいすよ、どなたにもおすすめできる良作です。ぜひぜひ
      2024/02/29
  • ここで私がみなさんにお伝えしたいのは
    「正しい」って気持ちいい!ってことです

    はい、というわけで秋さんの本棚から『化学の授業をはじめます。』です

    相変わらず秋さんのレビューは「読みたいゴコロ」くすぐって来やがるので危険です
    読みたい本が増え過ぎて困るんでみなさんも秋さんのレビューあんま読まないほうがいいですよ
    これマジで言ってますw

    時は1960年代アメリカ、それはもうガッツリとカトリック的家族観に支配された世界
    女性は良き妻であり良き母になるための存在であり、しかもその「良き」は男性にとってだけ都合のいい基準でした

    うーん(゜-゜)

    やばいめちゃくちゃ面白かったのよ!
    この「めちゃくちゃ面白かった」を伝えるにはある程度あらすじにも触れたほうがいいんだけど、めんどくさくなってきた
    どうしたもんか…

    ( ゚д゚)ハッ!

    秋さんのレビュー読んで下さい(いや読んだほうがいいんか悪いんかどっちやねーん!ていう)

    まぁとにかく主人公のエリザベスが真っ直ぐで気持ちいい!
    そして真っ直ぐな人にはいつの間にか味方が増えていって気持ちいい!
    悪い奴らは懲らしめられて気持ちいい!
    善き人たちはみんなハッピーエンドで気持ちいい!

    わいの大好きな勧善懲悪の物語

    「正しい」って気持ちいい!

    • 1Q84O1さん
      素直で真っ直ぐ!
      それがbmakiさんと1Qです!
      素敵でしょ(-ω☆)キラリ
      素直で真っ直ぐ!
      それがbmakiさんと1Qです!
      素敵でしょ(-ω☆)キラリ
      2024/03/21
    • bmakiさん
      我ら素敵組U^ェ^U
      わぉーん♪
      我ら素敵組U^ェ^U
      わぉーん♪
      2024/03/21
    • ひまわりめろんさん
      (・д・)チッ
      (・д・)チッ
      2024/03/21
  • 『新洋書ベスト500プラス』で気になっていた一冊。
    短い期間で読破するのがもったいないと思いつつも、時間の許す限り読み進めたせいでなかなか一区切りつけなかった笑 そして今はじんわり涙腺が緩んでいる。積読本さえなければ一から読み直したいのに!
    やっぱり「気になる」の勘はバカにできないな。

    才能ある化学者エリザベス・ゾットは不当な理由で所属していた研究所を解雇される。未婚でシングルマザーとなった彼女は、生活の収入を得るため不本意ながらも料理番組に出演することに。
    「料理は化学です」前代未聞の化学×料理番組のオンエア…果たして視聴者の反応やいかに?

    「何よりひどいのは、論理のめちゃくちゃなこの話し合いが科学のための施設でおこなわれているということだ」
    「この国で男性が一日だけ女性として過ごすことになったら、お昼までもたないでしょうね」

    「フェミニズム」というと極端な主張を振りかざす人がいるようなマイナスイメージが先行しがちだが、本書の舞台は1950−60年代の米国。つまり女性の地位が男性優位社会によって貶められており、寿退社は当然の事ながら功績をあげても男性に横取りされる、今よりずっとおぞましい時代だった。
    求められるのはただ一つ、「感じのよい女性」になること。そういえばエリザベスの料理番組も当初は、「仕事帰りの男性」が喜びそうな美しくてセクシーな女性講師像が求められていた。
    不満を覚えたり反発しても結局は男性が好き勝手に作り上げた規範に「そういうものだから」と丸め込まれてしまう。(エリザベスの言葉を借りるなら)その規範には科学的根拠が一切ないというのに。

    「わたしはエリザベス・ゾットでいたい。それは大事なことなの」

    フェミニズムだけではない。家族の在り方・宗教と科学の衝突・メディアにおける発言の自由と、さまざまな論争が本書では繰り広げられていた。
    特に宗教の問題は根深い。それはエリザベスと恋人キャルヴィンの生い立ちや、親世代にまで強く食い込んでいる。五世代牧師家系のウェイクリーですらそれを疑問視していたくらいだ。
    「血の繋がった者しか家族と認められない」というこれまた厳格な宗教規範が、エリザベスの娘マッドへの宿題「家族の木」にまで及んでいる。(イラストの木に沿って正しく「家族」の名前を埋めなければいけないのだ)
    フィクションながら残酷な仕打ちである。

    一方で、最終的に981個の人語を解した飼い犬シックス=サーティ(風変わりな名前だけど、命名の理由が論理的でありながらハートウォーミング!)や天才的な5歳児のマッドは未来への希望だ。ゾット家では宗教的な家族観を飛び越え、それぞれが対等にある。
    性別や立場etc.といった妙な規範に囚われず、自分が望むままに生きる。彼らなら、そして一緒に物語を生きた我々ならきっと大丈夫だろう。宗教改革ならぬ意識改革を国中に波及させた、あのエリザベスの「家族」なんだから。

  • 【書評】『化学の授業をはじめます。』 女性を力づける物語 評・河原潤子(ライター) - 産経ニュース(2024/1/28)
    https://www.sankei.com/article/20240128-Q33Z3AQS2FIYDOMJHEW2XJUNWY/

    (書評)『化学の授業をはじめます。』 ボニー・ガルマス〈著〉:朝日新聞デジタル(有料記事書評2024年3月23日)
    https://www.asahi.com/articles/DA3S15893454.html

    化学の授業をはじめます。 ボニー・ガルマス著 - 日本経済新聞(2024年2月24日 会員限定記事)
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD16DLY0W4A210C2000000/

    今週の本棚:内田麻理香・評 『化学の授業をはじめます。』=ボニー・ガルマス著、鈴木美朋・訳 | 毎日新聞(2024/3/2 有料記事)
    https://mainichi.jp/articles/20240302/ddm/015/070/013000c

    【第53回】コンシェルジュ河出の世界文学よこんにちは『化学の授業をはじめます。』ボニー・ガルマス/文藝春秋 | 蔦屋通信 | 梅田 蔦屋書店 | 蔦屋書店を中核とした生活提案型商業施設
    https://store.tsite.jp/umeda/blog/humanities/38949-1217580223.html

    女性の解放 胸すく結末 [評]高倉優子(ライター)
    <書評>化学の授業をはじめます。:北海道新聞デジタル
    https://www.hokkaido-np.co.jp/article/991491/

    ブリー・ラーソン主演ドラマ「レッスン in ケミストリー」Apple TV+で配信(予告あり) - 映画ナタリー(2023年10月12日)
    https://natalie.mu/eiga/news/544700

    Author | Bonnie Garmus | Lessons in Chemistry
    https://www.bonniegarmus.com/

    『化学の授業をはじめます。』ボニー・ガルマス 鈴木美朋 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163917979

  • 女性の能力が活かせない時代の閉塞感をまざまざと感じました。エリザベスが何を言われても自分を貫き料理を化学で伝えるところ、そして女性に自信を与えるところが実に痛快です。私たちは毎日化学の実験をしてるんですね。素晴らしい事業を成し遂げていることに自信が持てました。楽しく読めました。

  • 昨年、観るつもりのなかった「Barbie」を猛烈に薦められて観て、猛烈に心動いた以上に、超猛烈な感動です!おもしろく、痛く、深く心揺さぶられました…1986年男女雇用機会均等法第一世代の女性が部署に入ってきて、3年後、彼女が結婚するという報告を受けた時に「おめでとう!で、いつ会社辞めるの?」と発言したこと、今でもその当人から揶揄されます。その人はもちろん寿退社などせずに仕事でも頭角を表し、その分野での第一人者に、そして会社でもリーダーの一人になっています。不適切にもほどがある黒歴史です。お恥ずかしい限りです。その遥か以前の1960年代がこの物語の舞台です。光文社新書の「アートとフェミニズムは誰のもの?」を読んだ時にジャクソン・ポロックとリー・クラズナーの関係を知り動揺しました。アートという感性領域でももちろんですが科学というアカデミズムの世界ではさらなるジェンダーギャップの積み重ねがあるのでしょう。mRNAでノーベル賞を受賞したカリコ博士の闘いも思い出されます。そう言えば、東工大の入試の女子枠の問題もありました。差別の解消なのか、逆差別なのか…エリザベスの問題は今も続いているのが、この本が600万部も売れている理由なのでしょう。本書の中の徹底的な悪役たちを嗤うこと、本当に出来るのか、30年前の発言のようなコンサバ成分、今の自分には皆無なのか?自問自答させる苦さも感じる読後です。

  • 「悲痛な話ではあるが笑えて痛快」という絶賛評を目にして、それは読まねば!と手に取ったのだけど、うーん、なんか違う。まちがいなく悲痛、でも特に笑えなかったし、痛快だとも思えなかった。評判がいいみたいなので、自分のような読み方は少数なのだろうけど、納得いかないことが結構あるので、そのあたりを以下に。

    ・なによりもまず、主人公ゾットを敵視する人たちの言動があまりにも不愉快でうんざりする。いやもちろん、ここで描かれるような(性)暴力やあからさまな差別的扱いが、舞台となっている60年代に実際にあったことだというのはわかるけど、それにしても不快指数が高すぎる。

    ・ラストでやっとゾットの願いがかなうが、それが「お金持ちに救われる」という形なのはどうなのか。あんまり「痛快」じゃないような。

    ・あえてそうしているのかもしれないが、ゾットに感化される女性たちの描き方が単純すぎる。そんなに簡単に考え方を変えたり行動を起こしたりするものだろうか。

    ・読み終えてやりきれない気持ちになる理由の一つは、ゾットの恋人ギャルビンが真実を知らずに死んだのが不憫でたまらないこと。それに、ギャルビンの母がずっと会いに来なかった理由に説得力がないような気がする。

    ・気の利いた言い回しがちょこちょこあって、それは悪くないんだけど、「ユーモアたっぷり」「大笑い」とは言えない。

    ケチつけの最後に。ゾットの飼い犬シックス=サーティが、犬好きの人にはたまらなくかわいいみたいだけど、わたしは犬好きではないのでよくわからない。

  • サラッと当然のこととして書かれる一つ一つの女性への扱いが中盤までなかなかしんどかった
    エリザベスは正面から向き合うのに向き合ってももらえない、それどころか同じ階層にいるとも思ってない、でもそれが当然なのしんどい~
    そんな中で女性をエンパワメントしたエリザベスとその家族に拍手を贈りたい
    実際の状況はもっと悪かったと想像できるし今も名残はあるけど、ガラスの天井を削り続けてくれた先人たちのおかげで今がある
    私たちも後ろに続く女性のために立ち止まってはいけない

  • 料理は化学。これは前から思っていた。原子レベルから捉えて理解している訳では無いが、科学的根拠に基づいてなされるものだという認識はあった。私は料理は嫌いだし化学も好きではないが、エリザベスには好感を持った。

    彼女は何でもはっきり言い過ぎるし、そのせいで不遇な目に遭ったりもするが、いつも自分のやりたいようにやることができている。
    社会に出るとやりたくないことも堪えてやらなければいけなかったり、理不尽に感じることも多々あるが、彼女の立ち向かっていく姿には勇気をもらえる気がするのだ。
    エリザベスの状況も決して良いとは言えず、読んでいて鬱屈しそうにもなるのだが、彼女の性格のおかげか暗い気持ちにはならない。むしろ、励まされるような気もする。

    女は研究者にはなれない、せいぜい研究助手とみなされる屈辱。結婚したら苗字を変えなければいけないという不満。(だったら結婚しなければいい。そのとおり。)
    昔の話と思うかもしれないが、現在も状況は変わっていない。
    女性の管理職を増やせ云々の話は好きではない(性に関わらず能力主義であるべきと思う)が、現に女性の管理職は少ない。何故だろう。

    決して楽しい話ばかりではないが、エリザベスの娘のマデリンとシックス=サーティの可愛さにほっこりさせられ、それだけでもこの本が好きになる。
    マデリンは将来、きっと何かを成し遂げるだろう。
    そして、エリザベスとキャルヴィンは間違いなくベストパートナーだったと思う。

  • 1950年代のアメリカで、女性で科学者であることはそれだけで困難だった。主人公は、カリフォルニアの研究所に勤める唯一の女性研究者エリザベス。彼女は優秀だが、女性であるというだけでハラスメントを受け、博士課程の取得を指導教授に邪魔され、研究業績が他の男性に乗っ取られる。キャルヴィンという同じ研究所に勤める天才科学者のソウルメイトを見つけ相思相愛となるが、結婚すれば「キャルヴィンの妻」と見なされ、自分自身が評価されなくなることを恐れ、結婚を断る。それでも愛し合う二人だったが、アクシデントによりキャルヴィンは亡くなり、直後に妊娠がわかったことでエリザベスは職を追われる。ある日生活に困窮したエリザベスは、偶然料理番組を担当することになり、番組は全国的に有名になってゆく。そして明かされる事実はー…という話。

    すごいよかったー!!!!!エリザベスが視聴者に語った言葉や作品内の彼女自身の生き方から「出来ないことはない、勇気を出すことが1番大変だが、あなたなら出来る」とまっすぐな瞳で見つめられているようなEmpowerされる作品だった。
    この作品は2022年に出版された話だが、作品内の時間1950年代から2024年の今まで、女性が「男性と同等の」権利を求め続けていることは変わりない。同じ権利を求めているだけなのに!70年も経っているというのに変わりない現状にクラクラする。
    それでも、1950年代からいままでで多分に改善されたのは、戦ってきた女性がいるから。それを支援した人がいるから。私も頑張る!という気持ちになれる、面白く、最高の作品だった。

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