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ジョゼフ・フーシェ―ある政治的人間の肖像 (1979年) (岩波文庫) 文庫 – 1979/3/16
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登録情報
- ASIN : B000J8HXJ4
- 発売日 : 1979/3/16
- 言語 : 英語
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,701,899位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 292,071位文庫
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の状態は説明通りでした。配達日も予定通りに届きました。
2023年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
傷みも少なく、大変勉強になる本です。
2016年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分以外を常に信じず、裏切ることで自分の存在を確認していたある意味凄い人物、本当の実力者とはこういう人なのかもしれません。
2023年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み応えのある一冊だった。
ツヴァイクは一貫して、フーシェを「穢らわしい隠謀家」という観点から描いており、時にこき下ろしたりもするが、それでも文体の品や知性はまったく損なわれない。
この希代の風見鶏的政治家、マキャベリストに対する伝記的一冊の中で、もう一人の奸雄 ナポレオン•ボナパルトについても深く知ることができたのは感慨深いものがある。
政体の在り方や、根源的なモラルについて多くを考えさせられた。
バークの「フランス革命についての省察」と併せて、多くの人に読まれるべき一冊だと感じた。
ツヴァイクは一貫して、フーシェを「穢らわしい隠謀家」という観点から描いており、時にこき下ろしたりもするが、それでも文体の品や知性はまったく損なわれない。
この希代の風見鶏的政治家、マキャベリストに対する伝記的一冊の中で、もう一人の奸雄 ナポレオン•ボナパルトについても深く知ることができたのは感慨深いものがある。
政体の在り方や、根源的なモラルについて多くを考えさせられた。
バークの「フランス革命についての省察」と併せて、多くの人に読まれるべき一冊だと感じた。
2021年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
商品としては問題無し。
内容は言う事無し。
内容は言う事無し。
2016年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生時代ゼミで「国際政治」を取っていた時、担当教授から是非この書物を読むように薦められた。40数年前である。そして今ツワイクが
読みたくなって再読する。歴史を通じて最も異色と呼べる人物であり、自己の生存を担保し、利益を最大のものにすべく臆面もなく
裏切りを重ねてきた男。時の実力者、ロベスピーエルやナポレオンを何度も裏切り、ついに失墜させた男。恐らく歴史上最大のマキャベリアン。
フランス革命から、ナポレオンの独裁、そして王政の復活という大きな時代の流れの中で、歴史を動かすボタンを何度も押しながら、歴史の
表舞台で注目されることは殆どなかった男ジョゼフ・フーシェ。彼は決して武力を背景にした権力を持ったわけでもなく、時の権力者に溺愛
されたわけでもない。ただ、生涯を通じて最も長く就いた役職が警務大臣。その職を通じて得られる莫大な量の情報を巧みに使って、
天性の分析力、政治を「読む」力を生かし、見事に生き延びて行く。日本の政治家では、川島正次郎や後藤田正晴などが、「日本の
フーシェ」と言われることがあるらしいが、本物はもっとえげつないし、道徳観念なども見事に欠如していることが、このツワイクの書で分かる。
世界的伝奇作家と言われるツワイクの本はいつ読んでも面白い。その文脈の長さから、最初は読むペースがなかなか上がらぬが、これは
きっと原書で読むと、音楽のような流れを持った文章では無いかと想像してしまう。「マリーアントワネット」の時もそうであったが、ツワイクは
歴史の語り部として、ある時はフーシェに対して辛辣な言葉を浴びせ、ある時はその時代を読む目の確かさに驚嘆し、そしてここまで
慎重であった男が、権力からの去り所をほんの一瞬間違ったことへの同情を隠さず、読者を中世欧州の歴史に引きずり込んでしまう。
名作と言われる古典がいつまでも輝きを失わないことを再確認することが出来た。
読みたくなって再読する。歴史を通じて最も異色と呼べる人物であり、自己の生存を担保し、利益を最大のものにすべく臆面もなく
裏切りを重ねてきた男。時の実力者、ロベスピーエルやナポレオンを何度も裏切り、ついに失墜させた男。恐らく歴史上最大のマキャベリアン。
フランス革命から、ナポレオンの独裁、そして王政の復活という大きな時代の流れの中で、歴史を動かすボタンを何度も押しながら、歴史の
表舞台で注目されることは殆どなかった男ジョゼフ・フーシェ。彼は決して武力を背景にした権力を持ったわけでもなく、時の権力者に溺愛
されたわけでもない。ただ、生涯を通じて最も長く就いた役職が警務大臣。その職を通じて得られる莫大な量の情報を巧みに使って、
天性の分析力、政治を「読む」力を生かし、見事に生き延びて行く。日本の政治家では、川島正次郎や後藤田正晴などが、「日本の
フーシェ」と言われることがあるらしいが、本物はもっとえげつないし、道徳観念なども見事に欠如していることが、このツワイクの書で分かる。
世界的伝奇作家と言われるツワイクの本はいつ読んでも面白い。その文脈の長さから、最初は読むペースがなかなか上がらぬが、これは
きっと原書で読むと、音楽のような流れを持った文章では無いかと想像してしまう。「マリーアントワネット」の時もそうであったが、ツワイクは
歴史の語り部として、ある時はフーシェに対して辛辣な言葉を浴びせ、ある時はその時代を読む目の確かさに驚嘆し、そしてここまで
慎重であった男が、権力からの去り所をほんの一瞬間違ったことへの同情を隠さず、読者を中世欧州の歴史に引きずり込んでしまう。
名作と言われる古典がいつまでも輝きを失わないことを再確認することが出来た。
2014年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
20代に岩波新書を買って、何度も読み返したため表紙もなくなり、ボロボロでした。ひょんなことで読み返そうとしたが、見当たらない。
アマゾンで見つけたとき、とてもうれしくすぐに発注して、わずか3日で手元にあります。表紙がビニールカバーできれいに包んであり、
とてもうれしいです。本の中身が、劣化しておらず、ページの法面が茶色くなっているのが、かえってなつかしいです。
アマゾンで見つけたとき、とてもうれしくすぐに発注して、わずか3日で手元にあります。表紙がビニールカバーできれいに包んであり、
とてもうれしいです。本の中身が、劣化しておらず、ページの法面が茶色くなっているのが、かえってなつかしいです。
2018年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
付き合いたくはないが、小説として読むと非常に面白い。
特にナポレオンとのやり取りが始まってから王政復古の辺りまでが
フーシェの過去の行動との矛盾が際立ち小説世界に没入してしまう。
傑作は歴史の風雪に耐える見本なのだろう。
特にナポレオンとのやり取りが始まってから王政復古の辺りまでが
フーシェの過去の行動との矛盾が際立ち小説世界に没入してしまう。
傑作は歴史の風雪に耐える見本なのだろう。