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つくしちゃんとおねえちゃん (福音館創作童話シリーズ) 単行本 – 2021/3/19
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気が強くて優等生の小学4年生のおねえちゃんと、マイペースでちょっと不器用な小学2年生の妹つくしちゃん。妹の視点で、姉妹の日常をきりとった5編の物語。
ある日、つくしちゃんが教室の窓から校庭を眺めていると、ドッジボールをしているおねえちゃんに気づきます。ところが、いつもと違う様子につくしちゃんは戸惑います。またある日、お祭りに連れていってもらえなかったつくしちゃんが、おねえちゃんに対して仕返しをしたところ……。笑ったり、泣いたり、けんかしたり、助けたり、助けられたり、揺れ動く姉妹の気持ちが、鮮やかに細やかにつづられています。やさしく温かみのある挿絵がたっぷりはいった、小学校低学年向けの読みものです。
- 本の長さ72ページ
- 言語日本語
- 出版社福音館書店
- 発売日2021/3/19
- 寸法21.6 x 15.3 x 1.1 cm
- ISBN-104834085996
- ISBN-13978-4834085990
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出版社より
やさしく温かみのある挿絵がたっぷりはいった、小学校低学年向けの読みもの。読書が苦手な子でも、自分のことに重ね合わせて夢中になって読める物語です。
けんかしたり、助けたり、助けられたり、揺れ動く姉妹の気持ちが、鮮やかに細やかにつづられた日常の物語5編
気が強くて優等生の小学4年生の姉と、マイペースで不器用な小学2年生の妹つくし。妹の視点でつづったお話。
頭がよくて、ものしりで、ぶ厚い本を読んでいて、ピアノはモーツァルトだってひけちゃう。だけど、ちょっと怒りっぽくていばりんぼう、そんなおねえちゃんはあたしの自慢です。おねえちゃんは歩くとき、少し右足をひきずりますーー。
お互いを思う姉妹の気持ちがあふれ出す
ある日、つくしちゃんが教室の窓から校庭を眺めていると、ドッジボールをしているおねえちゃんに気づきます。ところが、いつもと違う様子につくしちゃんは戸惑います。またある日、お祭りに連れていってもらえなかったつくしちゃんが、おねえちゃんに対して仕返しをしたところ……。
笑ったり、泣いたり、けんかしたり、助けたり、助けられたり、揺れ動く姉妹の気持ちが、鮮やかに細やかにつづられています。
作者のいとうみくさんは、病や障がい、または特別に見られる家族関係を描くとき、あくまでそれらをひとつの背景として捉え、登場人物の気持ちや日常に光を当てます。
作者は幼年童話からYA、そして大人向け文芸作品まで、幅広い分野で活躍されているいとうみくさん。姉妹が出てくる他の作品の、『おねえちゃって、もうたいへん』(岩崎書店)では、親の再婚によって新しくできた妹に手を焼く姉の姿をコミカルに描き、『二日月』(そうえん社)では、病を持ってうまれてきた妹を持つ姉の率直な気持ちを丁寧に描写しています。
本作に登場するおねえちゃんは足が少し不自由ですが、あくまで彼女のいろんな個性の中の一部として描いています。小学生ならみな一度は味わうような感情や友だちとのエピソードを描いているので、妹でも、姉でも、ひとりっこでも楽しめます。
オンネリとアンネリのおうち | あおい目のこねこ | グドーさんのおさんぽびより | ウィリーのぼうけん | プンスカジャム | エルマーのぼうけん | |
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カスタマーレビュー |
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価格 | ¥960¥960 | ¥1,320¥1,320 | ¥1,980¥1,980 | ¥1,210¥1,210 | ¥1,210¥1,210 | ¥1,320¥1,320 |
他にもあります!夢中になれる福音館の読み物 | フィンランド生まれの、楽しくて幸せな夏の物語 | さまざまなできことを乗り越える、こねこの冒険 | おとぼけ3人組のくすりと笑える日常風景 | 自分で考え行動するウィリーの3つのお話 | いかりをにつめてジャムにする、おいしくて楽しいお話 | りゅうの子どもを助けに、いざ、冒険の旅へ |
商品の説明
著者について
神奈川県うまれ。『糸子の体重計』(童心社)で日本児童文学者協会新人賞を、『空へ』(小峰書店)で日本児童文芸家協会賞を受賞。『二日月』(そうえん社)、『チキン! 』(文研出版)が青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に選ばれた。著書に『かあちゃん取扱説明書』(童心社)、『おねえちゃんって、もうたいへん』をはじめとする「おねえちゃんって、」シリーズ(岩崎書店)など。2020年『朔と新』(講談社)で第58回野間児童文芸賞を受賞。
丹地陽子
三重県うまれ。東京藝術大学美術学部卒。雑誌や、『スキマワラシ』(集英社)『キキホリック』(KADOKAWA)など多数の書籍の装画、挿絵で活躍。児童書の絵に『透明犬メイ』(岩崎書店)『星を見あげたふたりの夏』(あかね書房)などがある。
登録情報
- 出版社 : 福音館書店 (2021/3/19)
- 発売日 : 2021/3/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 72ページ
- ISBN-10 : 4834085996
- ISBN-13 : 978-4834085990
- 寸法 : 21.6 x 15.3 x 1.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 224,713位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 18,226位絵本・児童書 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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この本を読んで感動したのは、お姉ちゃんとつくしちゃんのやり取りです。
お姉ちゃんがつくしちゃんをお祭り連れて行ってくれなかったので、つくしちゃんはお姉ちゃんの自由帳に「バカ」と書きました。書き終わったたときにお姉ちゃんが家に帰ってきてチャイムを鳴らし、「お祭りに連れて行ってあげる」と言いました。
最後の場面でお姉ちゃんが自由帳の「バカ」を見つけて、つくしちゃんが
[ごめんなさーい]とあやまっているところに感動しました。
読書感想文を書くのに買いました
すごく素敵なお話で
大人でも楽しめました
丁寧な包装で迅速に届き、有難いです。
きつい性格のお姉さんなのかなと思って読んでいると…これ以上はネタバレなので書きません。
何か大きな事件が起こるわけではないのですが、
後半はいたる所で心がじんわりとします。
ワサビのようにツーンと涙が出てくる、
どこにでもいそうな姉妹の日常です。
つくしは小学二年生。おねえちゃんは小学四年生。
本作は、おねえちゃんのつくしに対するクールな(あるいは少し冷たく感じる)接し方の描写から始まる。
しかし、読み進めるうちに、おねえちゃんの自分に対しても厳しい一面や、つくしを支えるしっかりした一面が徐々に明らかになる。
姉妹の暖かな心の交わりを描いた児童書。
お姉ちゃんが足が不自由なのも理由がわからず、特に意味のある設定とも思えず。
これで感想文は書けません。
忖度で選ばれた課題図書なのかなと思いました。