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アベノミクスによろしく (インターナショナル新書) 新書 – 2017/10/6
購入オプションとあわせ買い
「アベノミクス以降の実質GDPは、3年間で比較すると民主党政権時代の3分の1しか伸びていない」「2014年度の国内実質消費は、戦後最大の下落率を記録」「GDP算出基準改定のどさくさに紛れてGDPを異常にかさ上げ」といった知られざる事実を、政府や国際機関による公式発表データを駆使して導きだし、詳細に分析!
さらに「アベノミクスの成果」と謳われる雇用の改善がアベノミクスと無関係であること、株価の上昇が官製相場によるものであることなどもデータで明らかにする。本書はアベノミクスが空前絶後の大失敗に終わっただけではなく、日本の未来に超特大の副作用を残していることを平易な文章で暴き出す。
豊富なデータにより、アベノミクスの本当の姿が今、明らかになる。
井手英策氏推薦! 「データの“リアル"がアベノミクスの正義と幻想を破壊する! 」
藻谷浩介氏推薦! 「客観的事実のみを書いた、文句のつけようのない内容」
(目次より抜粋)
第1章:アベノミクスとは何か
第2章:マネーストックは増えたか
第3章:国内実質消費は戦後最悪の下落率を記録
第4章:GDPかさ上げ疑惑
第5章:アベノミクスの「成果」を鵜呑みにしてはいけない
第6章:「第3の矢」は労働者を過労死させる
第7章:アベノミクスの超特大副作用第8章:それでも、絶望してはいけない
【著者略歴】
明石順平 あかし じゅんぺい
弁護士。一九八四年、栃木県出身。東京都立大学法学部、法政大学法科大学院を卒業後、現職。主に労働事件、消費者被害事件を担当。ブラック企業被害対策弁護団所属。ブログ「モノシリンの3分でまとめるモノシリ話」管理人。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社インターナショナル
- 発売日2017/10/6
- ISBN-104797680148
- ISBN-13978-4797680140
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
「成果」は円安ぐらい
モリ・カケとか改憲とかいろいろ問題は多いけれども、経済政策はうまくいっているから。選挙で自民党に投票した人の多くは、そんな気分なのだろう。しかし、景気が回復しているという実感はない。
アベノミクスはほんとうに成功しているのか? 役所が発表しているデータをもとに検証したのが明石順平『アベノミクスによろしく』である。著者は1984年生まれの弁護士で、主に労働事件や消費者被害事件を担当している。
読んでびっくり! 書いた本人も、データを調べてびっくりしたというのだから当然か。結論から言うと、アベノミクスはほとんど成果をあげていないのである。
「大胆な金融政策」など「3本の矢」によって、デフレを終わらせ、経済を成長させるというのがアベノミクスだった。ところがいくら日銀が異次元緩和を続けても、経済は成長せず、消費も伸びない。
たしかに大企業の業績は伸び、株価は上がった。だがそれは円安によるもので企業の力ではない。株主や自社株を持つ会社経営者は株の配当で潤っているかもしれないが、一般社員の給料は増えず、人手不足で疲労困憊している。
雇用状況の改善はアベノミクス以前からの傾向で、倒産件数の減少、自殺の減少もアベノミクス以前から。つまり、ほんとうにアベノミクスの「成果」といえるのは、円安ぐらいしかない。
年末に閣議決定した来年度予算案を見て暗い気分になる。歳入の3分の1以上は新たな借金である新規国債。厚労省が公表した人口動態統計によると出生数は2年連続で100万人割れ。借金は増え続け、人口は減り続ける。
評者:永江朗
(週刊朝日 掲載)登録情報
- 出版社 : 集英社インターナショナル (2017/10/6)
- 発売日 : 2017/10/6
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4797680148
- ISBN-13 : 978-4797680140
- Amazon 売れ筋ランキング: - 33,574位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 11位インターナショナル新書
- - 348位経済学・経済事情
- カスタマーレビュー:
著者について
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イメージ付きのレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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20181113付で日経が報じた。
「政府統計、信頼に揺らぎ GDPなど、日銀が精度に不信感」
日銀が内閣府に、基礎データの提供を内閣府に迫っているが、内閣府は、業務負担を理由に拒否だそうだ。
「政府統計の改善策などを話し合う統計委員会の下部会合で、日銀の関根敏隆調査統計局長は内閣府の統計担当者に(基礎データの提供を)迫った。
統計委のGDPに関する会合は喧々囂々(けんけんごうごう)の議論が続く。」
ーーーーーーーーーーーー〜〜ーー
「だから2015年度の名目GDPが、ピークだった1997年度のGDPにほぼ並んだんだね。そして16年度のGDPは97年度を追い抜き、史上最高を記録した。これ、『その他』でかさ上げ額を調整して歴史を書き換えてない?」
統計数字での騙し方の新手を、 #アベノミクス から学びました!それは過去に遡って、 #GDP などの定義を変えてしまうことです。 #安倍総理 、勉強になりました!ありがとう!
内閣府(あ、近々、「真理省」と名称が変わるようですね?)の皆様、GDPかさ上げご苦労様です。よろしかったら、私も参加したいのですが・・・。歴史の書き換えは得意です。
私?ウインストン・スミスと申します・・・。
20180325 追記
2018年2月28日参議院予算委員会
民進党 吉川沙織 議員がGDPかさ上げを取り上げた。
政府は、かさ上げを認め、国際基準に準拠したためと回答。
国際基準以外のかさ上げについては、吉川議員も突っ込まなかった。ただし、「600兆の目標がGDPの定義を変える前であるから、かさ上げしたのなら、目標もかさ上げが必要では?」と、至極まっとうな指摘。これに対し、安倍首相は「 そういう考え方もあろうが、目標は変えない」
ですよね。かさ上げした意味がなくなりますから・・・。
20180325 追記
2018年2月28日参議院予算委員会
民進党 吉川沙織 議員がGDPかさ上げを取り上げた。
政府は、かさ上げを認め、国際基準に準拠したためと回答。
国際基準以外のかさ上げについては、吉川議員も突っ込まなかった。ただし、「600兆の目標がGDPの定義を変える前であるから、かさ上げしたのなら、目標もかさ上げが必要では?」と、至極まっとうな指摘。これに対し、安倍首相は「 そういう考え方もあろうが、目標は変えない」
ですよね。かさ上げした意味がなくなりますから・・・。
20180325 追記
2018年2月28日参議院予算委員会
民進党 吉川沙織 議員がGDPかさ上げを取り上げた。
政府は、かさ上げを認め、国際基準に準拠したためと回答。
国際基準以外のかさ上げについては、吉川議員も突っ込まなかった。ただし、「600兆の目標がGDPの定義を変える前であるから、かさ上げしたのなら、目標もかさ上げが必要では?」と、至極まっとうな指摘。これに対し、安倍首相は「 そういう考え方もあろうが、目標は変えない」
ですよね。かさ上げした意味がなくなりますから・・・。
るみたい。
ここ20年程日本はデフレです。
デフレとは、物の価値よりお金の価値が高い状態を意味します。
任天堂スイッチをみれば、よくわかるけど、欲しい人が多いと価値が上がり、
少ないと価値が下がる。お金も同じ。問題は、お金自体は生産と結びつかない事で、
みんながお金を欲しがる状況下では、物を生産する企業は儲かりません。物が売れ
無いと、企業はリストラするんで、ますます物が売れなくなります。そして、物の値段
は下がる一方となり、人も余って、ブラック企業がはびこる事になります。
これがデフレスパイラル。解決策は簡単で、お金をじゃんじゃん市中に配る事。
お金の価値が下がれば相対的に物の価値が上がります。これがリフレ派と呼ばれる
人達の主張で、これに沿って日銀の異次元の金融緩和が行われました。
アベノミクスの根幹です。
さて、この状況を踏まえた上で、金融緩和は効果が無い、民主党政権下の方が、
はるかに良かった。と言うのが本書の主張なのですが、消費税増税による景気の
落ち込みもアベノミクスのせい。労働者の賃金が中々上がらないのもアベノミクス
のせい。果ては、働き方改革までアベノミクスの一環と言う事で批判の対象に。
働き方改革は確かに安倍政権の政策の一つですが、これは経済政策では無いでしょう。
著者の方ですが、現役の弁護士さんで、ブラック企業被害対策弁護団に所属されて
いるそうで、本来、経済の専門家ではありません。本当に言いたかったのは、
安倍政権が進めようとしている労働政策に意を唱えたかったのだと思います。
この点を指摘した6章は説得力有ります。(本業だし。)ただ、それだけだと本
売れないだろうから、あえて経済政策にまで踏み込んでみた。という事なのでしょう。
それにしてもノーベル経済学賞受賞者のクルーグマンにまで喧嘩を売るとは良い度胸
してます。
ブラック企業ですが、アベノミクスで本当に景気が回復して、人手不足になれば
自然と無くなります。辞めても他が有りますからねー。移民を受け入れちゃうと
駄目ですけど。そうなると筆者の仕事は減るだろうなぁ。とは思います。考え過ぎで
無ければ良いのですが。
ダニエル・コーエンは著書「経済成長の呪い:欲望と進歩の人類史」の中で、そのことを見事に洞察している。
>人間がなぜ経済成長を宗教の如く信じきっているのかという疑問については、心理学的アプローチが説得力を持つ。
>ヴァルター・ベンヤミンは、『宗教としての資本主義』と題された文献の中で、宗教と資本主義の類似性を深く掘り下げた。ベンヤミンは、経済成長には三つの宗教的な構造があると記した。
>一つめは、経済成長は宗教として機能することだ。つまり、経済成長に関係しない考察は、すべて不敬として退けられるのだ。
>二つめは、経済成長は、「休みなく、そして情け容赦なく」であることだ。つまり、経済成長の示す論理は突き詰めなければならないのだ。
>三つめは、異議を唱えると、異端者として糾弾されることだ。つまり、富を生み出すための独創的な努力を惜しむ者は、呪われた者なのだ。
アベノミクスの回りには、どことなく国民の「安心」に訴える「プロパガンダ」がつきまとっている。これは戦前のナチスの手口とそっくりである。このことについては長谷部 恭男、 石田 勇治 (著)「ナチスの手口と緊急事態条項 」が参考になる。
経済統計の恣意的操作による「2020年名目GDP600兆円」はその典型で、もしも達成できた場合、大いなる「安心プロパガンダ」の完成になる。
そうなれば国民の意識は取り返し出来ない「認知的不協和」「共同幻想」の罠に嵌まり、これに反対する知性や言論は神への冒涜に等しくなるくらいの批判を受けて封殺されるだろう。
著者は「600兆円」のカラクリをよくぞ見抜いてくれました。
著者の方は時々アベノミクス批判をかなりはっきりとなさるので、てっきり政治家の方かと思いましたが
弁護士さんのようです。
著者の方が実際に調べたデータを多数参照しながら議論を進めていくので、リテラシーが高まると感じたのが一番大きかったですね。
今まではグラフや数値を見てもよくわからないことも多々ありましたが、なるほどグラフからこういうことを
読み取っていくのかと勉強になりました。
私も実際に色々と内閣府ホームページなどに行ってみたりしましたが、今後もこのように自分で調べる力が少しだけ
身についた気がします。