幼くして強制収容所から生き延びた子供たちのその後の運命 自分の名前も親のことも思い出せず 里親や施設を転々としたり自分の過去を語れなかったり...貧しい親元か裕福な里親かを選ばなくてはならなかったり 長じては自分の体験を語る時に困難が伴い インタビュアーの要望を察して過去を捏造したり 様々な最年少生存者たちの告白に衝撃を受けた
今までに見てきた「ホロコースト」(80年代アメリカ)その他の映画や本のことも思い出しながら読んだ 貴重な一冊でした
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ホロコースト最年少生存者たち 100人の物語からたどるその後の生活 単行本 – 2021/8/27
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★2021年ウルフソン歴史賞候補作品★
“私たちは、ホロコーストとその影響をいまだ十分には理解していない"(序章)
記憶も、名前も、家族に対する愛着も持ち得なかった者が、自分の人生を取り戻すことなど可能なのだろうか?支援機関のファイル、養護施設の記録、精神科医の報告書、未公開の回想録など、10カ国以上の史料とインタビューをもとに、かつて「幸運」とされた当時10歳以下の子どもたちが経験した「戦後」を描く画期的研究。貴重な写真も27点収録。
■章立てと抜粋
第1章 もう一つの闘いの始まり
“私のなかで闘いが始まったのは、1940年ではなく1945年なんだ"(モーリッツ・C)
第2章 大人の視点
“私が泣くなと言うと、その子はこう答えた。「それならどこで泣けばいいの」"(?あるボランティアのメモ)
第3章 引き取られる子どもたち
“どこにも居場所がない、自分を大切に思ってくれる人がいないという感覚だった"(ローベルト・B)
第4章 家族との再会
“誰かが「お父さんの膝の上に乗せてもらったら」?と言うから、父の膝の上に座ったんだが、どこか感じが違った"(アンリ・O)
第5章 ヴォセル館の子どもたち
“ドイツ兵は…少女をトラックに引っ張り上げて射殺した。その話を聞くたびに私たちは思った。わあっ、なんてすてきな物語なのって"(フェリーツェ・Z)
第6章 変容
“なぜもっと早く教えてくれなかったの?真実を知らされるのはいつもほかの人からだ! "(ジャッキー・Y)
第7章 トラウマ
“あの人たちは実験のために私たちを一緒にしていたのか?ドイツ人が私たちを使ってあれだけ実験していたのに、まだ足りないというのか"(?デニー・M)
第8章 幸運と言われた生存者
“40歳になるまで、普通になろうと必死だった"(ツィラ・C)
第9章 ホロコースト生存者になる
“ずっと孤独だったの。…大勢が殺されたから"(ジャクリーヌ・R)
第10章 それぞれの物語
“記憶がばらばらなんだ。それを使って物語を紡ぎあげようなんて無理だよ"(デニー・M)
第11章 沈黙
“できるだけ過去のことは考えないようにしろと言われた。…そのとき私の人生にどれほど大きな変化が起きたか想像できる"(?ベラ・R)
終章 最後の証人
“私の後ろには、直接あなた方に話ができなかった600万人のユダヤ人が立っていると思ってください"(アグネス・G)
“私たちは、ホロコーストとその影響をいまだ十分には理解していない"(序章)
記憶も、名前も、家族に対する愛着も持ち得なかった者が、自分の人生を取り戻すことなど可能なのだろうか?支援機関のファイル、養護施設の記録、精神科医の報告書、未公開の回想録など、10カ国以上の史料とインタビューをもとに、かつて「幸運」とされた当時10歳以下の子どもたちが経験した「戦後」を描く画期的研究。貴重な写真も27点収録。
■章立てと抜粋
第1章 もう一つの闘いの始まり
“私のなかで闘いが始まったのは、1940年ではなく1945年なんだ"(モーリッツ・C)
第2章 大人の視点
“私が泣くなと言うと、その子はこう答えた。「それならどこで泣けばいいの」"(?あるボランティアのメモ)
第3章 引き取られる子どもたち
“どこにも居場所がない、自分を大切に思ってくれる人がいないという感覚だった"(ローベルト・B)
第4章 家族との再会
“誰かが「お父さんの膝の上に乗せてもらったら」?と言うから、父の膝の上に座ったんだが、どこか感じが違った"(アンリ・O)
第5章 ヴォセル館の子どもたち
“ドイツ兵は…少女をトラックに引っ張り上げて射殺した。その話を聞くたびに私たちは思った。わあっ、なんてすてきな物語なのって"(フェリーツェ・Z)
第6章 変容
“なぜもっと早く教えてくれなかったの?真実を知らされるのはいつもほかの人からだ! "(ジャッキー・Y)
第7章 トラウマ
“あの人たちは実験のために私たちを一緒にしていたのか?ドイツ人が私たちを使ってあれだけ実験していたのに、まだ足りないというのか"(?デニー・M)
第8章 幸運と言われた生存者
“40歳になるまで、普通になろうと必死だった"(ツィラ・C)
第9章 ホロコースト生存者になる
“ずっと孤独だったの。…大勢が殺されたから"(ジャクリーヌ・R)
第10章 それぞれの物語
“記憶がばらばらなんだ。それを使って物語を紡ぎあげようなんて無理だよ"(デニー・M)
第11章 沈黙
“できるだけ過去のことは考えないようにしろと言われた。…そのとき私の人生にどれほど大きな変化が起きたか想像できる"(?ベラ・R)
終章 最後の証人
“私の後ろには、直接あなた方に話ができなかった600万人のユダヤ人が立っていると思ってください"(アグネス・G)
- 本の長さ444ページ
- 言語日本語
- 出版社柏書房
- 発売日2021/8/27
- 寸法18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-104760153918
- ISBN-13978-4760153916
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商品の説明
著者について
【著者紹介】
レベッカ・クリフォード
ウェールズのスウォンジー在住。2008年にオックスフォード大学にて博士号を取得(近代史)、オックスフォード大学ウースター・カレッジでのジュニア・リサーチフェローシップを経て、2009年、現在所属するスウォンジー大学(近代ヨーロッパ史/准教授)に移籍。王立歴史学会と高等教育アカデミーのフェローも務めている。著作は、2013年にオックスフォード大学出版会から刊行されたCommemorating the Holocaust: The Dilemmas of Remembrance in France and Italyがあり、彼女の所属チームが共著したEurope's 1968: Voices of Revoltにも協力している。本書Survivors: Children's Lives After the Holocaustはイギリス学士院のリーバーヒューム・トラストの研究助成を受けて制作されたものである。
【訳者紹介】
山田美明〈やまだ・よしあき〉
英語・フランス語翻訳家。東京外国語大学英米語学科中退。訳書にエマニュエル・サエズ+ガブリエル・ズックマン『つくられた格差――不公平税制が生んだ所得の不平等』、エディス・シェファー『アスペルガー医師とナチス――発達障害の一つの起源』、デビッド・リット『24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチライターに?!』、プク・ダムスゴー『ISの人質――13カ月の拘束、そして生還』(以上、光文社)、ジョセフ・E・スティグリッツ『スティグリッツ PROGRESSIVE CAPITALISM』(東洋経済新報社)、トム・バージェス『喰い尽くされるアフリカ――欧米の資源略奪システムを中国が乗っ取る日』(集英社)、他多数。
【監修者紹介】
芝 健介〈しば・けんすけ〉
1947年、愛媛県生まれ。東京女子大学名誉教授。専門はドイツ現代史。著書に『武装SS――ナチスもう一つの暴力装置』(講談社選書メチエ)、『ホロコースト――ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌』(中公新書)、『ニュルンベルク裁判』(岩波書店)など、訳書に『総統国家――ナチスの支配 1933-1945年』(岩波書店)、『ファシズム時代のシオニズム』(叢書・ウニベルシタス)、『二つのドイツ――1945-1990』(岩波書店)、共訳書に『ホロコースト大事典』(柏書房)、監修に『星をつけた子供たち――ナチ支配下のユダヤの子供たち』(創元社)など、ナチ関連書多数。
レベッカ・クリフォード
ウェールズのスウォンジー在住。2008年にオックスフォード大学にて博士号を取得(近代史)、オックスフォード大学ウースター・カレッジでのジュニア・リサーチフェローシップを経て、2009年、現在所属するスウォンジー大学(近代ヨーロッパ史/准教授)に移籍。王立歴史学会と高等教育アカデミーのフェローも務めている。著作は、2013年にオックスフォード大学出版会から刊行されたCommemorating the Holocaust: The Dilemmas of Remembrance in France and Italyがあり、彼女の所属チームが共著したEurope's 1968: Voices of Revoltにも協力している。本書Survivors: Children's Lives After the Holocaustはイギリス学士院のリーバーヒューム・トラストの研究助成を受けて制作されたものである。
【訳者紹介】
山田美明〈やまだ・よしあき〉
英語・フランス語翻訳家。東京外国語大学英米語学科中退。訳書にエマニュエル・サエズ+ガブリエル・ズックマン『つくられた格差――不公平税制が生んだ所得の不平等』、エディス・シェファー『アスペルガー医師とナチス――発達障害の一つの起源』、デビッド・リット『24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチライターに?!』、プク・ダムスゴー『ISの人質――13カ月の拘束、そして生還』(以上、光文社)、ジョセフ・E・スティグリッツ『スティグリッツ PROGRESSIVE CAPITALISM』(東洋経済新報社)、トム・バージェス『喰い尽くされるアフリカ――欧米の資源略奪システムを中国が乗っ取る日』(集英社)、他多数。
【監修者紹介】
芝 健介〈しば・けんすけ〉
1947年、愛媛県生まれ。東京女子大学名誉教授。専門はドイツ現代史。著書に『武装SS――ナチスもう一つの暴力装置』(講談社選書メチエ)、『ホロコースト――ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌』(中公新書)、『ニュルンベルク裁判』(岩波書店)など、訳書に『総統国家――ナチスの支配 1933-1945年』(岩波書店)、『ファシズム時代のシオニズム』(叢書・ウニベルシタス)、『二つのドイツ――1945-1990』(岩波書店)、共訳書に『ホロコースト大事典』(柏書房)、監修に『星をつけた子供たち――ナチ支配下のユダヤの子供たち』(創元社)など、ナチ関連書多数。
登録情報
- 出版社 : 柏書房 (2021/8/27)
- 発売日 : 2021/8/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 444ページ
- ISBN-10 : 4760153918
- ISBN-13 : 978-4760153916
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 461,338位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,198位ヨーロッパ史一般の本
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第2次世界大戦が終結した時に、10歳以下の子どもたちがその後どのような人生を送ったのか(社会の中でどう翻弄されてきたのか)ということについて、大量の資料を基に論じられています。また、大きな視点から論じるだけではなく、(副題からも分かる通り)個別の事例が数多く紹介されている点も本書の特徴として挙げられると思います。
私は臨床心理士・公認心理師であり、これまでもトラウマという現象に興味を持ってきましたが、終戦を幼少期に迎えるということがこれほど複雑な影響をその後の人生に与えるということは想像もできませんでしたし、また、トラウマを受けた人に対する社会の反応の複雑さにも改めて考えさせられるものがありました。
本当に多くの資料に基づいて丁寧に論じられて、全体として素晴らしい労作だと思うのですが、1点、トラウマティックな体験をした子どもに過去のことを想起させることの影響については(なぜだか)一方的に否定的な印象でした。
個人的には、過去のトラウマティックな体験を無理やり想起させれば否定的な影響があるでしょうし、受容的な雰囲気の中で自然に想起が起きれば(そして、想起した語ったことが受容的に受け止められれば)肯定的に働くと思うのですが、それを一括して、否定的に捉えるのは少し中立性を欠いているような印象を受けました。
それから、最後に翻訳についてですが、訳文独特の読みにくさはまったく感じられず、素晴らしい翻訳だと思いました。
私は臨床心理士・公認心理師であり、これまでもトラウマという現象に興味を持ってきましたが、終戦を幼少期に迎えるということがこれほど複雑な影響をその後の人生に与えるということは想像もできませんでしたし、また、トラウマを受けた人に対する社会の反応の複雑さにも改めて考えさせられるものがありました。
本当に多くの資料に基づいて丁寧に論じられて、全体として素晴らしい労作だと思うのですが、1点、トラウマティックな体験をした子どもに過去のことを想起させることの影響については(なぜだか)一方的に否定的な印象でした。
個人的には、過去のトラウマティックな体験を無理やり想起させれば否定的な影響があるでしょうし、受容的な雰囲気の中で自然に想起が起きれば(そして、想起した語ったことが受容的に受け止められれば)肯定的に働くと思うのですが、それを一括して、否定的に捉えるのは少し中立性を欠いているような印象を受けました。
それから、最後に翻訳についてですが、訳文独特の読みにくさはまったく感じられず、素晴らしい翻訳だと思いました。