自分は天邪鬼なので、この本の読書法をセクシー動画に鑑賞方に応用して考えたいと思います。まず、動画の全てを見なくてもよいということ。そして、一瞬でも良いシーンがあれば、それは良い動画だということ。さらには、ドラマ物のドラマ部分だけを見るのも許される。究極的には、高橋しょう子のスーツ姿を眺められることに、愛しみを感じたっていい。
ただ、セクシー動画の場合は図書館に相当する施設がありません。もしあったら大変ですね、過去の作品が山積する、動画館。もちろん税金で運営し、レンタル料はかからない。
真面目そうな司書の方に、「乙アリスを見ているとなんだか腹が立つ、どうしたらよいですか?」と相談する。そうすると、司書の方が
「こちらの作品はいかがですか?」と、乙アリスが罰としてお仕置きされている動画を紹介してくれるわけです。(ありえねー)
読書に話を戻すと、ほどほどの本をゆっくり読まないで読み散らかす、ジャンクフード読みもあるだろうと思いました。例えば、雑誌のコラムですね。一回だけ目を通す文の楽しみもあります。新聞とか。シンブンをゆっくり読んでたら間に合いませんね。
「いつの新聞、読んでるの?今朝?」
「いや、まだバブルがはじけた直後さ。今晩はディスコでフィーバーしようかな」
「もう、令和だよ!」
というような。
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本を読めなくなった人のための読書論 単行本(ソフトカバー) – 2019/9/20
若松 英輔
(著)
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本は
ぜんぶ読まなくていい
たくさん読まなくていい
多読・速読を超えて、人生の言葉と「たしかに」出会うために。
NHK「100分de名著」常連の本読みの達人が案内する読書の方法。
本が読めなくなったのは、内なる自分からのサイン。
だから、読めないときは、無理をして読まなくていい。
読めない本にも意味があるから、積読でもいい。
知識を増やすためではなく、
人生を深いところで導き、励ます言葉と出会うためにする読書。
その方法を、あなたと一緒に考える。
【もくじより】
・読めないときは、読まなくてもよい
・「正しい」読み方など存在しない
・「書く」ことから始める「読書」
・本は、最初から読まなくてもよい
・言葉の肌感覚を取り戻す
・ゆっくり読む
・情を開く
【書評・メディア情報】
週刊金曜日(10月18日号)/書評(永田希氏・書評家)
公明新聞(10月21日)/書評(塩澤実信・出版ジャーナリスト)
東京新聞(11月25日)/短評
サンデー毎日(12月8日号)/紹介(小林聡美「本のある日々」)
高知新聞夕刊(12月10日)/短評
岡谷市民新聞別紙「マンマジャーナル」(12月19日)/「私の転機となった一冊」(清水知美氏・mamma journalライター)
2020年
高知新聞K+(1月23日)/紹介
聖教新聞(1月25日)/短評
リビング滋賀(4月11日)/紹介
2021年
読書のいずみ(167号)/紹介
ぜんぶ読まなくていい
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多読・速読を超えて、人生の言葉と「たしかに」出会うために。
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だから、読めないときは、無理をして読まなくていい。
読めない本にも意味があるから、積読でもいい。
知識を増やすためではなく、
人生を深いところで導き、励ます言葉と出会うためにする読書。
その方法を、あなたと一緒に考える。
【もくじより】
・読めないときは、読まなくてもよい
・「正しい」読み方など存在しない
・「書く」ことから始める「読書」
・本は、最初から読まなくてもよい
・言葉の肌感覚を取り戻す
・ゆっくり読む
・情を開く
【書評・メディア情報】
週刊金曜日(10月18日号)/書評(永田希氏・書評家)
公明新聞(10月21日)/書評(塩澤実信・出版ジャーナリスト)
東京新聞(11月25日)/短評
サンデー毎日(12月8日号)/紹介(小林聡美「本のある日々」)
高知新聞夕刊(12月10日)/短評
岡谷市民新聞別紙「マンマジャーナル」(12月19日)/「私の転機となった一冊」(清水知美氏・mamma journalライター)
2020年
高知新聞K+(1月23日)/紹介
聖教新聞(1月25日)/短評
リビング滋賀(4月11日)/紹介
2021年
読書のいずみ(167号)/紹介
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社亜紀書房
- 発売日2019/9/20
- 寸法11.8 x 1.7 x 17.4 cm
- ISBN-104750516082
- ISBN-13978-4750516080
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商品の説明
著者について
若松英輔(わかまつえいすけ)
1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家、東京工業大学リベラルアーツ教育研究院教授。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞受賞。
著書に『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『霊性の哲学』(角川選書)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『内村鑑三 悲しみの使徒』(岩波新書)、『詩と出会う 詩と生きる』(NHK出版)『種まく人』『詩集 燃える水滴』『常世の花 石牟礼道子』(以上、亜紀書房)、など多数。
1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家、東京工業大学リベラルアーツ教育研究院教授。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞受賞。
著書に『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『霊性の哲学』(角川選書)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『内村鑑三 悲しみの使徒』(岩波新書)、『詩と出会う 詩と生きる』(NHK出版)『種まく人』『詩集 燃える水滴』『常世の花 石牟礼道子』(以上、亜紀書房)、など多数。
登録情報
- 出版社 : 亜紀書房 (2019/9/20)
- 発売日 : 2019/9/20
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 184ページ
- ISBN-10 : 4750516082
- ISBN-13 : 978-4750516080
- 寸法 : 11.8 x 1.7 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 132,116位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,655位近現代日本のエッセー・随筆
- - 2,871位実用・暮らし・スポーツ
- - 6,002位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家。
2007 年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14 回三田文学新人賞受賞。
2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて第2回西脇順三郎学術賞受賞。
2018年詩集『見えない涙』で第33回詩歌文学館賞を受賞。
2018年、『小林秀雄 美しい花』で角川財団学芸賞を受賞。
2019年、『小林秀雄 美しい花』で蓮如賞を受賞。
著書に『井筒俊彦 叡知の哲学』(慶応義塾大学出版会)、『生きる哲学』(文春新書)、『霊性の哲学』(角川選書)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『イエス伝』(中央公論新社)『霧の彼方 須賀敦子』(集英社)『言葉の贈り物』『弱さのちから』(亜紀書房)など。
イメージ付きのレビュー
5 星
本との向き合い方が変わりました
会社員になった頃、年初の目標のひとつは「年間100冊本を読む!」で達成したことがなかった。役に立つ情報を入れる読書も大切だと思ってきたけれど、どこか虚しい。何か手応えがない。そして、名著と呼ばれる本に向かうと、さらりと表面をさらうだけの自分にも気づいていた。私には名著を読むチカラがないのだろうか…と自分の読書力のなさに途方に暮れていました。この本は、そんな私に、最初は読めなくても深く読むための手引きとなりました。若松さんの「読むのではなく、眺めることから」の言葉を大事にしたら、本当に読みたい箇所が浮かび上がってきた…!!本との関係性が変わっていけそうです。ゆっくり焦らず、読めない時間も大切にしながらこれからも読んでいきたいです^^
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2024年1月1日に日本でレビュー済み
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2019年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
酷い目にあった。相手に非を認めさせたい。うまくいかせたくて仕方がないことがある。そういうときには、若松英輔さんを読む。
悲しいとき、苦しいときには、本が読めなくなる。そういうときには、若松英輔さんを読む。若松さんのエッセイを読む。小型の本、字や行間の大きい本を読む。
「少なくとも読むことにおいて、速くできるようになることは、ほとんど意味がありません」 (p.49)。
ぼくは、あるとき、自分は本を読んでいない、知識がない、思考が浅いことに気づき、本を読もうと思った。ぼーっとしていないで、テレビなど観ていないで、ネットなどしないで、本を読まなくてはならない、という強迫観念がぼくに住みついた。
でも、本当は早く多く読まなくていいのですね。安心しました。
「言葉は、多く読むことよりも、深く感じることの方に圧倒的な意味があるからです」(同)。
若松さんの言う読書は、知識を獲得することではなく、叡知に触れることだろう。「深く感じる」とは、この世界の深いところにあるもの、言葉の泉にあるコトバを垣間見ることだ。読書は花を見て花の神秘を思うことと変わらない。
スマホ眺めよりも、祈りや礼拝、黙想の方が、読書にはるかに近い。
悲しいとき、苦しいときには、本が読めなくなる。そういうときには、若松英輔さんを読む。若松さんのエッセイを読む。小型の本、字や行間の大きい本を読む。
「少なくとも読むことにおいて、速くできるようになることは、ほとんど意味がありません」 (p.49)。
ぼくは、あるとき、自分は本を読んでいない、知識がない、思考が浅いことに気づき、本を読もうと思った。ぼーっとしていないで、テレビなど観ていないで、ネットなどしないで、本を読まなくてはならない、という強迫観念がぼくに住みついた。
でも、本当は早く多く読まなくていいのですね。安心しました。
「言葉は、多く読むことよりも、深く感じることの方に圧倒的な意味があるからです」(同)。
若松さんの言う読書は、知識を獲得することではなく、叡知に触れることだろう。「深く感じる」とは、この世界の深いところにあるもの、言葉の泉にあるコトバを垣間見ることだ。読書は花を見て花の神秘を思うことと変わらない。
スマホ眺めよりも、祈りや礼拝、黙想の方が、読書にはるかに近い。
2019年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読書をしてると、内容の理解への意識が強すぎて時々本を触るのが嫌になったり、逆に理解か足りないからもっと読まないととと無闇にたくさんの本に手を出したりしていた。
普通の読書法に関する本は大半がいかに効率よく本を読むかというものなので、手にとったことはあるがあまりピンとこなかった
そういう前提があって、この本に直感的に惹かれたかもしれない
この本を読み一番印象に残ったのは、読書は言葉との出会いと筆者が主張していたこと
読書すると、どうしても全体の理解に意識が向きすぎていたが、言葉との出会いと考えると、気になる文章を書き出したり、マーカー引いたりしてることが、自分なりの読書なんだと考えられるようになった
深く考えるためにはいろんな言葉が必要だと思う。そのためにいろんな言葉に出会える読書というものは非常にゆういぎなものと再認識した
読書に対する違った視点を気づかせてくれた本でした
言葉との出会いを意識して読みたいとおもいます
普通の読書法に関する本は大半がいかに効率よく本を読むかというものなので、手にとったことはあるがあまりピンとこなかった
そういう前提があって、この本に直感的に惹かれたかもしれない
この本を読み一番印象に残ったのは、読書は言葉との出会いと筆者が主張していたこと
読書すると、どうしても全体の理解に意識が向きすぎていたが、言葉との出会いと考えると、気になる文章を書き出したり、マーカー引いたりしてることが、自分なりの読書なんだと考えられるようになった
深く考えるためにはいろんな言葉が必要だと思う。そのためにいろんな言葉に出会える読書というものは非常にゆういぎなものと再認識した
読書に対する違った視点を気づかせてくれた本でした
言葉との出会いを意識して読みたいとおもいます
2024年5月11日に日本でレビュー済み
自分に合った文体を持つ作家を見つける事が一番大事です。文体とはリズムでありテンポ、つまり音楽と同じです。読んでいて心地良いかどうかが読み続けられるかどうかに大きく関わってきます。内容の良し悪しは二の次です。
2020年6月13日に日本でレビュー済み
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還暦を迎え、若い時のように速く本を読めなくなっていました。まさに、「本を読めなくなった人」に該当すると思い、タイトルに惹かれて読んでみました。それ以前に、若松さんがラジオ出演していた時の「かなしい」という言葉に関する話にも興味を感じていました。
読んでみて、何だかホッとしました。多くの情報を次から次に入れるより、心に響く言葉に出会えるか。また、読み違いがあっても、それでいい、との話に、そろそろ読書の考え方を変える時期にきていることを自覚できました。
読書のみならず、人生自体もシフトチェンジする必要も感じました。
読んでみて、何だかホッとしました。多くの情報を次から次に入れるより、心に響く言葉に出会えるか。また、読み違いがあっても、それでいい、との話に、そろそろ読書の考え方を変える時期にきていることを自覚できました。
読書のみならず、人生自体もシフトチェンジする必要も感じました。
2020年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここまで心配りされている、と言葉の端々に見いだされ、感謝したくなる。文字が大きく、空きスペースが広く、限りない優しさもある。
2019年11月4日に日本でレビュー済み
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言葉の力を感じる本。大切な一冊です。
2019年12月15日に日本でレビュー済み
今はネット全盛期、スマホも全世代に普及をし、
改めて読書の存在意義は、何か?この本で語られています。著者の問題意識は、なぜ読まなくなったことから少し視点をずらし、なぜ読めなくなったかに置かれています。この視点は、かなり新鮮なものでした。
本を読む必要性が、ある人とない人で、大きな格差が生まれていると思います。出版業界は、この20年で業界規模が半分になりました。現在家計に占める書籍費の割合は毎月850円です。この数字が、深刻というより、多くの人が読書に価値を置かなくなったことの裏付けできる数字だと思います。本を読む必要性がないと思う人が、圧倒的多数であることは、周知の事実で、「いや、それでも必要性がある」という問題提起は、正直意味ありません。〇〇離れを防止するために、〇〇の必要性や意義を語りかける手法というのは、ただ業界が縮小していくと自分達が食いっぱぐれるから、なんとかしなきゃと思い、〇〇離れ防止キャンペーンをやるだけです。決して、読書のためでは、ありません。
大学教授や企業経営者を使って、読書離れを食い止めることは、それこそ何十年前からあるキャンペーンで、それで何か効果が上がったという話しは聞いたことがありません。
大学生の勉強時間が世界最低で、
もちろん読書量も世界最低です。
根本的な何かが、日本では機能していないと、見た方が良いと思います。
大学教授は、読書をするのが、ほぼ職業と変わらないので、如何にしても今の状況を変えたいと思うでしょうが、これは、説得力があるようで、私はないと思います。
読書に変わるモノが、この20年で次々と出現してきました。ネットに代表される新しいメディアは、本を読む行為自体を、あまり意味のないことにしてしまいました。以前それはテレビでした。日本人平均で年間1200時間テレビを視聴していました。生活時間を15時間とすると年間80日です。
以前もテレビが読書を駆逐してしまったと言われましたが、ただ両者は割と相性が良いのか、共存している状況でした。どちらもあるまとまったコンテンツを読者や視聴者と呼ばれる受けてに語りかけるスタイルでした。
しかしネットは違います。何かを発信したら、すぐにフィードバックがある。これは、読書やテレビよりハマると思います。まるで依存症患者のようになるぐらいまでハマります。ある視点では、ユーザーに至福を与えてくれます。その代償はいったい何か?読書とも、テレビとも違うことは、確かです。
読書は、読み手が能動的に著者の問題提起を理解し、自分なりに解釈する必要がありました。読み手の知性によって、受け取り方が全く違いました。テレビは、視聴者が一方的に編集者の問題意識を、驚くほどの情報量で、訴えかけます。視聴者が、その問題を理解するというより、圧倒されてしまいます。それを毎日、毎日、番組を見れば、感覚が麻痺するのは、当たり前です。
では、ネットはどうでしょうか?これは、ユーザー同士が双方向に問題意識を投げることができます。しかし、匿名性の特質なのか、問題が理解され、解決に向かうことは、ほとんどありません。必然的にネット世界は、カオスの体をなしています。
本の世界、テレビの世界、ネットの世界、
これらをバランス良く「使う」のがいいでしょうが、現実は、「使われる」状態になり、貴重な人生の時間が、どんどん奪われているのが実態だと思います。
改めて読書の存在意義は、何か?この本で語られています。著者の問題意識は、なぜ読まなくなったことから少し視点をずらし、なぜ読めなくなったかに置かれています。この視点は、かなり新鮮なものでした。
本を読む必要性が、ある人とない人で、大きな格差が生まれていると思います。出版業界は、この20年で業界規模が半分になりました。現在家計に占める書籍費の割合は毎月850円です。この数字が、深刻というより、多くの人が読書に価値を置かなくなったことの裏付けできる数字だと思います。本を読む必要性がないと思う人が、圧倒的多数であることは、周知の事実で、「いや、それでも必要性がある」という問題提起は、正直意味ありません。〇〇離れを防止するために、〇〇の必要性や意義を語りかける手法というのは、ただ業界が縮小していくと自分達が食いっぱぐれるから、なんとかしなきゃと思い、〇〇離れ防止キャンペーンをやるだけです。決して、読書のためでは、ありません。
大学教授や企業経営者を使って、読書離れを食い止めることは、それこそ何十年前からあるキャンペーンで、それで何か効果が上がったという話しは聞いたことがありません。
大学生の勉強時間が世界最低で、
もちろん読書量も世界最低です。
根本的な何かが、日本では機能していないと、見た方が良いと思います。
大学教授は、読書をするのが、ほぼ職業と変わらないので、如何にしても今の状況を変えたいと思うでしょうが、これは、説得力があるようで、私はないと思います。
読書に変わるモノが、この20年で次々と出現してきました。ネットに代表される新しいメディアは、本を読む行為自体を、あまり意味のないことにしてしまいました。以前それはテレビでした。日本人平均で年間1200時間テレビを視聴していました。生活時間を15時間とすると年間80日です。
以前もテレビが読書を駆逐してしまったと言われましたが、ただ両者は割と相性が良いのか、共存している状況でした。どちらもあるまとまったコンテンツを読者や視聴者と呼ばれる受けてに語りかけるスタイルでした。
しかしネットは違います。何かを発信したら、すぐにフィードバックがある。これは、読書やテレビよりハマると思います。まるで依存症患者のようになるぐらいまでハマります。ある視点では、ユーザーに至福を与えてくれます。その代償はいったい何か?読書とも、テレビとも違うことは、確かです。
読書は、読み手が能動的に著者の問題提起を理解し、自分なりに解釈する必要がありました。読み手の知性によって、受け取り方が全く違いました。テレビは、視聴者が一方的に編集者の問題意識を、驚くほどの情報量で、訴えかけます。視聴者が、その問題を理解するというより、圧倒されてしまいます。それを毎日、毎日、番組を見れば、感覚が麻痺するのは、当たり前です。
では、ネットはどうでしょうか?これは、ユーザー同士が双方向に問題意識を投げることができます。しかし、匿名性の特質なのか、問題が理解され、解決に向かうことは、ほとんどありません。必然的にネット世界は、カオスの体をなしています。
本の世界、テレビの世界、ネットの世界、
これらをバランス良く「使う」のがいいでしょうが、現実は、「使われる」状態になり、貴重な人生の時間が、どんどん奪われているのが実態だと思います。