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増補版 図説 台湾の歴史 単行本 – 2013/2/18

4.5 5つ星のうち4.5 18個の評価

台湾で10万部以上読まれた、台湾出版史上最大のベストセラーの増補版。日本統治期の台湾の政治と文化を補い、日本と台湾との歴史的関係がさらに深く理解できる。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 平凡社; 増補版 (2013/2/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/2/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 276ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4582411096
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4582411096
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 18個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
18グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年8月21日に日本でレビュー済み
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価格は高いですが、台湾の歴史を研究したい人、しているい人にとっては手元にあっていい本だと思います。網羅的ですし、視点も歴史学者らしく中立的に記述されていると思います(いくつか見解の相違はありますが)。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
台湾旅行を決めた後、さて、台湾の歴史をさっぱり知らないことに気付き、慌てて本書を購読しました。
「図説」を謳うほど図が充実しているわけではありませんでしたが、記述も平易で、実際に台湾に行って各種博物館などを観て回っても特に違和感を覚えなかったので、私のような「初心者」が手っ取り早く台湾史の概要を理解する上では役に立ったのだと感じます。
複雑な歴史をもつ台湾の来し方と行く末を深く考えさせられた本でした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年1月18日に日本でレビュー済み
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台湾の史実が、図版と共に先史時代から詳述されています。それは決して後付けでなく、著者の筋の通ったものの見方に従っています。著者の哲学が感じられます。増補版の記述が1990年辺りで終わっていますから、改訂版で、記述を更に現代に近づけて欲しいと思います。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
①台湾の歴史と言いながら、そして増補版と言いながら、ここ10年あまりの台湾の劇的な変化についてはほとんど記載がない。
②これは、日本人がに書く歴史書から言えば、歴史書の範疇ではなく、歴史エッセイと言うべきもの。台湾人・中国人独特の夢や理想を史実  の中に当て込み膨らませている。
③若干のケアレスミス・校正ミスと思われる点があり、また、中国語の直訳と思われる部分もあり、日本語が十分練れていない。翻訳者がも   っと日本語に練達すべし。
④しかし、これまで隅に追いやられていた、台湾人自身の歴史について、かなり取り上げている点は評価される。②に述べたように、それが   もっと史実に基づいて論証されているならよかったのだが、著者の感情と思いが先に立ち、史実に対してやや冷静を失している記述が目  立つのは否めない。
以上により、、宣伝などで言われているような、そんな画期的な「台湾の歴史」とは評価できない。したがって評価は「普通」
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年7月14日に日本でレビュー済み
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本は大学の教材として買わされたのですが、先輩からも、他大学の先輩からも「是非読むといい」と言われ、実際読んでよかったです。
歴史を学ぶときに大切な考え方を教わりました。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかり易い文章で、2日間で一気に読めてしまいました。
図は15枚、写真は200葉弱あり、300頁足らずの本としては図・写真が豊富です。ただ「図説」というタイトルから想像するほど、写真と説明とのリンクが強くは無く、その時代の雰囲気を味わえる程度の写真が多い感じをうけました。
私は全くと言ってよいほど台湾の歴史を知らなかったので、非常に勉強になりました。1600年代より昔については文字による記録が台湾には殆ど無いとは驚きでした。第一章に「私たちは一つの系統だった通史を書くつもりはない。現在の研究成果は、まだそのような試みをすることを許さないのである。」とあるように、まだまだ台湾の歴史の研究・解釈は発展途上にあるようで、多少の物足りなさを感じました。また歴史が下るにつれて、記述が漢人の視点になってゆき、かつ著者の思想的思い入れが、言葉の端々に見られます。これらからも、戒厳令が解除されてまだ日が浅く、歴史研究が発展途上にあるのだということを、改めて思わされます。

他の台湾の歴史について書かれた本を読んだことが無いので、比較はできませんが、この本は台湾で9万部売れているベストセラーで、「東アジア人文書の100冊」にも選ばれているそうなので、台湾の歴史についてのベストな本の一冊なのだと思いますし、実際わかりやすく、よく書かれている思います。一方で、まだこのレベルなのか、という感も否めませんでした。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年5月22日に日本でレビュー済み
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古い時代はいささか少ないのですが、20世紀以降の歴史には必須の資料です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年11月27日に日本でレビュー済み
台湾の歴史について学ぼうとすると、従来はあまり読みたい本がなかった。その点、本書は気鋭の歴史学者が一般書として、しかし学術性をあまり犠牲にせずにまとめた、台湾の歴史に関する本である。本のタイトル通り、多くの興味深い図版の図版が組み込まれ、非常に読み易い。

本書は、先史時代から1945年までの本編に加えて、日本版向けに戦後編が追加されている。台湾に古くから住んでいた、太平洋の島々と起源が共通と考えられる(オーストロネシア語族の)先住民族についても、コンパクトに全体像が把握できる。本書の主体は、16世紀にポルトガル人が台湾を「発見」して、「美麗島」(Formosa)と名付けられた時代から第二次大戦までである。清時代における漢人の入植と先住民との摩擦、日清戦争で勝利した日本による統治時代の歴史が詳しく語られる。日本の植民地支配の展開と住民からの抵抗の歴史は、本書で初めて知ったことも多い。

追加された戦後編では、日本からの解放もつかの間、大陸から大挙してやってきた蒋介石をトップとする国民党支配時代の苦難と主な住民抵抗活動が語られる。台湾に戒厳令が布かれた時代は1950年から1987年まで、なんと40年近いのである! 戒厳令解除後から1990年代までの政治と社会の激変が本書のカバー範囲である。原著の出版時期の関係で、21世紀の台湾については触れられていない。

台湾人が台湾の歴史を書くことは、台湾が置かれた政治的・地政学的状況を考えると、決して容易ではないことが想像される。また、進行中の政治情勢も予断を許さない。そのような中で、本書は、台湾における民族グループの形成を冷静に辿ることにより、台湾人の共通理解の基礎を提供している。また、先住民族に対する視線は、先住民族自身からも「先住民族の友」と呼ばれるほど(日本語増補版への序)、偏見から解放されている。「過去は決して後方にあるのではなく、われわれの前を歩んでいるのである」(ハイデッガー)を研究上のモットーとする著者の志が伝わってくる、良書である。
29人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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