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ファシリテーション型業務改革: ストーリーで学ぶ次世代プロジェクト 単行本 – 2020/8/1

4.4 5つ星のうち4.4 118個の評価


【内容紹介】
営業職員3万人が使用するタブレットを更新せよ!
ビッグプロジェクトの全容を追体験しながら学べる
業務改革の新しい教科書!

本書は、住友生命で行われた営業職員が使用している3万台のタブレットを更新するビッグプロジェクトを通し、自律自走型プロジェクトとは何かを学べる新しいタイプのテキストです。

自分たちの仕事はどうあるべきで、それを支える営業端末はどう形作られるべきなのか。メンバーの関係は完全にフラットで、それぞれの担当が自分で考え周りを巻き込みながらも最後は自分で決める「進化する変革プロジェクト」として実行し、成功を収めた事例を紹介しています。

特徴的なのは、支援していたコンサルティング会社の社員と、支援を受けながらプロジェクトを進めた2人の社員が、それぞれの異なる立場から立体的に描いている点。
内部と外部の視点からプロジェクトをどう捉えていたのか、なぜこのような進め方をしたのか、そこにどんな悩みや決断があったのか。プロジェクトの状況を追体験しながら、組織の運営や、業務改革、システム構築のノウハウを学べます。

【目次】
第1章構想立案(コンセプトフレーミング)フェーズ

第2章現状調査と分析(アセスメント)フェーズ

第3章施策立案(ビジネスモデル)フェーズ

第4章実行計画作りと体制構築

第5章基本設計フェーズ

第6章開発フェーズ

第7章テストフェーズ

第8章移行・教育フェーズ

第9章稼働フェーズ
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商品の説明

著者について

榊巻 亮
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ(株)
1980年生まれ。ダイワハウスに入社。08年ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズに転職。以来、計画策定を行うプラニングフェーズを中心に、建築、金融、通信、運送など幅広い業種でプロジェクトに参画。
百田 牧人
住友生命社員。1級ファイナンシャル技能士。
1999年住友生命に入社。カスタマーサポート、マーケティング、商品開発などの企画業務を経て、現在はスミセイ・デジタル・イノベーション・ラボで、新規事業開発・オープンイノベーション業務に従事。
岡本 晋太朗
住友生命社員
2010年住友生命に入社。営業サポートツール開発業務部門に配属。青空プロジェクト中に当プロジェクトオーナー部門である企画業務部門に異動。現在は主力商品の住友生命vitalityのアプリ、ウェブ開発チームに所属。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日経BP日本経済新聞出版本部; New版 (2020/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2020/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 384ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4532323517
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4532323516
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.1 x 2.8 x 18.9 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 118個の評価

著者について

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榊巻 亮
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榊巻亮

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社に所属するコンサルタント。大学卒業後、大和ハウス工業に入社。住宅の設計業務に従事すると同時に、業務改善活動に携わり、改革をやり遂げる大変さ、現場を巻き込み納得感を引き出すことの大事さを痛感する。大和ハウス時代に「変革に巻き込まれる」経験、「変革をリードする」経験。現場の立場でプロジェクトを推進することの重要性を実感。

ケンブリッジ入社後は「現場を変えられるコンサルタント」を目指し、金融・通信・運送など幅広い業界で業務改革プロジェクトに参画している。新サービス立ち上げプロジェクトや、人材育成を重視したプロジェクトなども数多く支援。ファシリテーションを活かした納得感のあるプロジェクト推進を得意としている。

一級建築士。

主な著書に

・業務改革の教科書(日本経済新聞出版社)

・世界で一番やさしい会議の教科書(日経BP社) など

その他の執筆活動として、ビジネス雑誌(日経情報ストラテジーなど)での執筆も行っている。

「数字で現場を納得させる改革術」「抵抗勢力対策」「会議ファシリテーションの7つの基本動作」などを連載。セミナーなどの講演活動も多数実施。セミナー・講演・執筆なども多数。

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
118グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
頼んで2日で届きました。書籍はほとんどぶれませんね。
2022年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友人が著者の一人として関わっている本だったので買ってみました。ハードカバーで分厚く、400ページ近くあったので、購入後しばらくの間は「積ん読」状態でしたが、読み始めてみると、あっという間に読めました。現場でプロジェクトに関わる人たちの生き生きした雰囲気や変化、プロジェクトに対するポジティブさ、プロジェクトチームの一体感や熱量などがリアルに伝わってきて、とても素敵な職場だと感じましたし、何より読者側も仕事に対して前向きになれる本だと思いました。
自分は教育現場で働いていますが、自走していける組織をどのように作ってきたか、というストーリーは、どんな職場、どんな現場で働く人にとっても役立つ内容だと思います。仕事に対して失いかけていた熱い気持ちを取り戻すことのできる、素敵な本だと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
●本の概要

この本の特徴は住友生命保険相互会社で行われたタブレット更新プロジェクトを「構想立案」から「稼働」までをストーリー形式で書かれた物である。

世の中のプロジェクト本で「構想立案」から「稼働」までを書かれている本は少なく、それだけでも貴重な本であると考えられる。
また本の内容では「~~ができました」という自慢話ではなく、下記エピソードなど苦難・葛藤が多くある。

・「コンサルタントの離脱」
・「異動により、最終的にPJ発足時の中心メンバーがほぼ全員いなくなる」
・「異動により、PJリーダーが何度も変わる」
・「伝統的な企業が既存と違う方法をどうやって導入したのか」
・「やりたいことを全て実現しようとした時の見積りが跳ね上がる」
・「受け入れ試験時に発注者側とベンダ側でユーザビリティの期待値に差がある」

上記は大手企業のPJであるあるであり、【大手企業でITに関連する人、特に発注者側は読むべき1冊】だと感じた。

●どのように読んだか
この本は388ページとボリュームがある。ボリュームの大きい本は中だるみしがちなので私は下記の方法で読んだ。

・「総括インタビュー」「終わりに」を先に読む。
・本全体をさっと流し見する(読まない)
・「総括インタビュー」「終わりに」をもう一度読んで気になる内容をメモする
・1章のまとめを読み、気になる内容をメモする
・1章を読む
・読んだ後で変わったことをメモする
・2章目以降も繰り返す

●この本を読む前と読んだ後で変わったこと
1.PJメンバーに下記を行うようになった。
  ・PJの背景や目的、特に今まで「大変だったこと」。
  ・PJを通じて「あなた」はどうなっていたいか。
  ・「あなた」はこのPJを通じてどんなシステムを作りたいか。
  上記を行うことでメンバーの当事者意識を高めることができ、育成にも繋がると感じた。

2.PJでコンセプトを考えたくなった。
   この本のプロジェクトが成功した主因は「PJメンバー全員が腹落ちするコンセプトを話し合った」ことだと考えられる。
   自分が所属しているPJでも皆が納得するコンセプトを考えられたら、
    ・もっと仕事は楽しくなる
    ・PJメンバーのやる気も変わる
   と思い、コンセプトを考えたくなった。

3.何かのインプットを受けた際に「インプットを受ける前と後で変わったこと」を書くようになった。
   2章の途中で、ヒアリングの所感について「参考になりました」などの言葉をNGワードとしていた。
   「具体的に聞く前と、聞いた後で、何が変わったか?」を考えられていないと「参考にはなっていない」と記述されていた。
   上記の内容が刺さり、前後を考えるようになった。

この本がより広まることで「コンセプトの重要性」や「メンバーへの当事者意識の育成」が普及することで世の中に
「Have Fun!」なプロジェクトが増えることを
心よりお祈り申し上げます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プロジェクトに参加することはありました。
ただ、依頼された資料やテストや調整などのタスクをこなすだけで、そのプロジェクトが最終的に成功だったのか。そもそもそのプロジェクトの成功は何を目指していたのか。
意識したことがありませんでした。
次に参加するプロジェクトはコンセプトを定めて達成できるようにします。早くプロジェクトに参加したい。と思わせてくれました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プロジェクト発足から終了までをさまざまな関係者からの意見、考察、インタビューで伝えている。
最終的にプロジェクトがどーなっていくのかドキドキしながら読め進めれる。
ケンブリッジの手法とはいかに?が理解できる本書。
2020年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いわゆる大企業に勤めるサラリーマンです。
後述しますが縁がありこの本を読み、とても刺激を受ける一冊となりました。
本書の中でも多出する「大企業の縦割り」には辟易しながら「ここまでやらなければいけないのか」と社内調整にうんざりすることも多々あります。ここまで全国的なプロジェクトではありませんが私も小規模なプロジェクトを抱えています。
企画を進めるうえで、上手くいってる時は振り返らないことが多いですがケンブリッジ(本書で協働するコンサル)から「なぜうまくいったのか」を客観的な振り返りをしてるのにビジネス書としてもまとまっています。モヤモヤを抱えながら企画を抱える会社員同士には参考になると思います。
強いていうのならば、組織の硬直さを匂わせる表現があるがそこをどのように越えたのかの記述が少ないため泥臭さを感じないのが残念というかもっと欲しいというか。大組織にいる人間からするとそこが一番エネルギーがいるように感じますから。
それでも、始まりの場所にいることが成長を促すこと、大企業でも一種のベンチャースピリットをもつ人がいること、その大切さを感じれる一冊です。
最後に、本書に出てくる主要人物は私の友人です。おおらかでありながら人よりも繊細な彼の漫画なような成長に、嬉しくもあり同じスタートラインに立った人間としては「自分ももっと出来るのでは。いや出来る」という自己否定と肯定を促してくれました。
上記のように非常なる私見も入りましたが今の自分の立ち位置や役職を鑑みて示唆に富んでおりました。
仕事は中間管理職でも楽しめると心から感じられました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年5月7日に日本でレビュー済み
コンサル会社と保険会社の2社で取り組んだプロジェクト。実名にして、宣伝するというのも一つの目的で当然かもしれないが、当たり障りの無い表面的なプロジェクトに見えてつまらなく感じ、途中で読むのをやめてしまった。事業会社でコンサルを入れて、経営陣まで含む何らかのプロジェクトをやった経験がある人なら分かるかもしれないが、中心メンバー以外との温度差や成果物の納得感など、もっとドロドロした部分があるはずなのでそこを出した方が読み物としては面白いし、臨場感が感じられて良いなと思った。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
388ページのボリュームを感じることなく一気に読んでしまった。
途中で付箋が足りなくなるほど参考になるシーンが続く。
写真・資料・登場人物の言動など、ここまで出していいのかと思うほど惜しみなく公開されており、読んでいる自分もプロジェクトメンバーになりその場に居合わせたような気持ちになる。
後半は本の中に完全に引き込まれてしまい何度も泣いてしまった。

プロジェクトの進行とともに成長する若手の姿も素晴らしいし、若手に任せ見守る上司も素晴らしい。

プロジェクトの成否のカギを握るコンセプトの重要性についても丁寧に描かれている。3年間のプロジェクトだが、初期2ケ月間のコンセプトフレーミングの描写に紙面の約4分の1を割いており、その意義が巻末で明かされる。

実名ノンフィクションの迫力をぜひ追体験していただきたい。
この書籍から溢れ出る熱量と知見が、全国のプロジェクトに、広がっていくことを願ってやまない。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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