怖くて哀しい、ピーターパンのお話しだった。
残酷な描写は、うまくストーリー展開に沿っており、違和感がない。
また巻末の解説資料を読んで、原作への興味を感じた。
このシリーズの4作品の中では、一番読みやすかった。
まったく未読の方には、まずアリス、次いで本作がお薦めである。
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ティンカー・ベル殺し (創元クライム・クラブ) 単行本 – 2020/6/30
小林 泰三
(著)
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世界でシリーズ累計48万部突破!
『アリス殺し』に続く恐怖×驚愕のシリーズ第4弾
「妖精なんて、虫と同じだろ」 br>大人と子供が殺し会う夢の国ネヴァーランド。
無邪気な殺人鬼ピーター・パンは妖精惨殺事件の
〝犯人捜し″に乗り出すが・・・・・・?
日常では理系の大学院生、しかし夢の中では間抜けな〈蜥蜴のビル〉となって不可思議な世界を渡り歩いている井森建。彼はある日の夢の中で、ピーター・パンという無邪気な少年とウェンディという優しい少女、そして妖精ティンカー・ベルに拾われる。彼らに連れられてやってきたのは、海賊や妖精をカジュアル感覚で殺して回るピーター・パンによって修羅の国と化した〈ネヴァーランド〉という場所だった……『アリス殺し』シリーズ第四弾!
『アリス殺し』に続く恐怖×驚愕のシリーズ第4弾
「妖精なんて、虫と同じだろ」 br>大人と子供が殺し会う夢の国ネヴァーランド。
無邪気な殺人鬼ピーター・パンは妖精惨殺事件の
〝犯人捜し″に乗り出すが・・・・・・?
日常では理系の大学院生、しかし夢の中では間抜けな〈蜥蜴のビル〉となって不可思議な世界を渡り歩いている井森建。彼はある日の夢の中で、ピーター・パンという無邪気な少年とウェンディという優しい少女、そして妖精ティンカー・ベルに拾われる。彼らに連れられてやってきたのは、海賊や妖精をカジュアル感覚で殺して回るピーター・パンによって修羅の国と化した〈ネヴァーランド〉という場所だった……『アリス殺し』シリーズ第四弾!
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2020/6/30
- ISBN-104488025641
- ISBN-13978-4488025649
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2020/6/30)
- 発売日 : 2020/6/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4488025641
- ISBN-13 : 978-4488025649
- Amazon 売れ筋ランキング: - 297,283位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,766位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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昭和37年 京都にて誕生。
平成7年 「玩具修理者」にて第2回日本ホラー小説大賞短編賞受賞
平成10年 「海を見る人」にて第10回 S-F マガジン読者賞国内部門受賞
平成14年 「玩具修理者」映画化 (製作総指揮: 奥山和由、監督: はくぶん、主演: 田中麗奈)
平成18年 日本 SF 新人賞最終選考委員(~平成20年)
平成24年 『天獄と地国』にて第43回星雲賞日本長編部門受賞
平成26年 『アリス殺し』にて2014年啓文堂書店文芸書大賞受賞
平成29年 『ウルトラマンF』にて第48回星雲賞日本長編部門受賞
現在に至る。
社団法人 日本推理作家協会会員
宇宙作家クラブ会員
好きな言葉: 一石二鳥、棚から牡丹餅
嫌いな言葉: 努力、やる気
ホームページ: 小林泰三の不確定領域
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kbys_ysm/
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メルヘン殺しシリーズ待望の第4弾!
狂気に満ちたネバーランドと雪に閉ざされた旅館。
夢と現実がリンクして次々起こる惨劇に、今回は新たにクローズドサークル要素があり読者をより夢中にさせる。
過去作を上回る程の残虐描写にザックリ心を抉られながらも、ビルの滑稽さに和み、井森の推理に唸らされる。
メルヘン殺しシリーズ特有のチグハグな会話が今回はスッキリした印象。
誰が誰…とアーヴァタールを予想するも、尽く裏切られる快感もまたたまらない!
次にビルが迷い込む世界はどこなのか、早くも続きが読みたくて仕方がない♡
狂気に満ちたネバーランドと雪に閉ざされた旅館。
夢と現実がリンクして次々起こる惨劇に、今回は新たにクローズドサークル要素があり読者をより夢中にさせる。
過去作を上回る程の残虐描写にザックリ心を抉られながらも、ビルの滑稽さに和み、井森の推理に唸らされる。
メルヘン殺しシリーズ特有のチグハグな会話が今回はスッキリした印象。
誰が誰…とアーヴァタールを予想するも、尽く裏切られる快感もまたたまらない!
次にビルが迷い込む世界はどこなのか、早くも続きが読みたくて仕方がない♡
2020年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第4弾です。今回は夢がピーター・パンの世界ということでしたが、ピーター・パンを読んでからのほうが楽しめるのかなと思い、事前にざっと読んではいました。が、今までのシリーズのようにあまり知識がないと混乱するということはなかったような気もしました。
基本、この方のこのシリーズは特に会話を楽しむのがメーンだと勝手に思っているのですが、主人公・井森の夢の中で対応している蜥蜴のビルの間抜けさにもはや慣れてしまったのか、もしかしたら私の感覚が麻痺してしまったのか…もっと間抜けでもいいような気するほどで、今回は会話のかみ合わない面白さよりも、ピーター・パンが無邪気に殺人をし過ぎるということもあり、むしろ全体的に残酷さが際立っていたのかな、と感じました。
基本、この方のこのシリーズは特に会話を楽しむのがメーンだと勝手に思っているのですが、主人公・井森の夢の中で対応している蜥蜴のビルの間抜けさにもはや慣れてしまったのか、もしかしたら私の感覚が麻痺してしまったのか…もっと間抜けでもいいような気するほどで、今回は会話のかみ合わない面白さよりも、ピーター・パンが無邪気に殺人をし過ぎるということもあり、むしろ全体的に残酷さが際立っていたのかな、と感じました。
2020年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供が読んで怖かったみたいでしたが、すぐに読んじゃってました。
2021年9月13日に日本でレビュー済み
このシリーズが好きでワクワクしながら読みました。
前回が密室だったので、今作はどんなミステリーで来るのだろうと思っていたのですが、まさかのクローズドサークル。しかもとざされた雪山。
ま、地球世界の話なので、クローズドサークル関係無いっちゃ無いんですけど。
そういえば、ピーターパンってザクザク人殺すんだっけか、と思い出しました。
所謂〇〇トリックってやつですね!(ネタバレ防止のため、伏せさせて頂きました)
ビルのトンチンカンもネバーランドでは薄くなると言うか…。ピーターパンが既にトンチンカンなので、ビルの影が薄い…。というか、普通に見える…。
今回はアヴァタールの方が酷かったり可哀想だったりしました。
そして、ビルはいつになったら帰れるんだろう。
前回が密室だったので、今作はどんなミステリーで来るのだろうと思っていたのですが、まさかのクローズドサークル。しかもとざされた雪山。
ま、地球世界の話なので、クローズドサークル関係無いっちゃ無いんですけど。
そういえば、ピーターパンってザクザク人殺すんだっけか、と思い出しました。
所謂〇〇トリックってやつですね!(ネタバレ防止のため、伏せさせて頂きました)
ビルのトンチンカンもネバーランドでは薄くなると言うか…。ピーターパンが既にトンチンカンなので、ビルの影が薄い…。というか、普通に見える…。
今回はアヴァタールの方が酷かったり可哀想だったりしました。
そして、ビルはいつになったら帰れるんだろう。
2020年11月18日に日本でレビュー済み
どこかのシュールレアリズム詩人の言葉を剽窃したと言われそうな表題ですが、メルヘン殺しシリーズ4作目の本作も、面白く読ませていただきました。
いささかフェアプレイの範疇から外れているように思えるものの、読者をミスリーディングに誘う作者の技巧の巧みさ、二つの世界をまたがった物語作りの考えられた構成、登場人物たちのピントのずれたナンセンスなやり取りなどを楽しみました。
ジャンル融合の面白ミステリと割り切って軽く読むことも出来ますが、随所に仕込まれた著者の捻りや仕掛けを楽しみながらじっくりと時間を掛けて読んだほうが楽しめるのではないでしょうか。
2020年11月25日 追記
作者の小林泰三氏の訃報が届きました。
ナンセンスな言葉のやり取り、アクロバットのような論理など、他の作家さんには無い稀有な才能を持たれた方だったと思います。
メルヘンシリーズも、各巻の最終章と第1作がどのような仕掛けでリンクをさせるのか、わくわくしながら次回作を心待ちにしていましたが、残念ながらそれも叶わないようです。
御冥福をお祈りします。
いささかフェアプレイの範疇から外れているように思えるものの、読者をミスリーディングに誘う作者の技巧の巧みさ、二つの世界をまたがった物語作りの考えられた構成、登場人物たちのピントのずれたナンセンスなやり取りなどを楽しみました。
ジャンル融合の面白ミステリと割り切って軽く読むことも出来ますが、随所に仕込まれた著者の捻りや仕掛けを楽しみながらじっくりと時間を掛けて読んだほうが楽しめるのではないでしょうか。
2020年11月25日 追記
作者の小林泰三氏の訃報が届きました。
ナンセンスな言葉のやり取り、アクロバットのような論理など、他の作家さんには無い稀有な才能を持たれた方だったと思います。
メルヘンシリーズも、各巻の最終章と第1作がどのような仕掛けでリンクをさせるのか、わくわくしながら次回作を心待ちにしていましたが、残念ながらそれも叶わないようです。
御冥福をお祈りします。
2023年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
パッケージが雨で濡れていたのでイヤな予感。あける案の定本が濡れていた。また何ページか折れている。最悪。
2020年7月10日に日本でレビュー済み
アーヴァタール世界と地球世界の並行展開であることは、前作までと同じ。初読には向かないよね、、アリス殺しから読んでおかないと話の流れが分からない。
今作は、んー、アーヴァタール世界線の暴走具合が激しいかなぁ、でもギミックを巧みに使って犯人当ての矛先を上手く逸らされてしまう感じ。冷静に考えれば分かるんだろうけれど。
今作は、んー、アーヴァタール世界線の暴走具合が激しいかなぁ、でもギミックを巧みに使って犯人当ての矛先を上手く逸らされてしまう感じ。冷静に考えれば分かるんだろうけれど。