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着眼と考え方 現代文解釈の基礎〔新訂版〕 (ちくま学芸文庫) 文庫 – 2021/10/11
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解説:読書猿
【目次】
■文学的な文章
I 解釈の基本
1 主人公の輪郭 ―主人公はどのような人物であるか―
解釈上のポイント〈主人公の輪郭のとらえ方〉
2 主人公をめぐる人間関係 ―お互いに相手をどのように意識しているか―
解釈上のポイント〈主人公をめぐる人間関係のとらえ方〉
3 構成を調べる―事件の中で最も大きく変化したものは何か―
解釈上のポイント〈構成の調べ方〉
4 全体の主題 ―全体から訴えてくるもの―
解釈上のポイント〈全体の主題のとらえ方〉
II 登場人物について
1 人物の性格 ―登場人物の発言や行動から性格を読む―
解釈上のポイント〈人物の性格のとらえ方〉
2 人物の心理 ―登場人物の心理の起伏を追求する―
解釈上のポイント〈人物の心理のとらえ方〉
3 人物の思想 ―登場人物の思想を知る―
解釈上のポイント〈人物の思想のとらえ方〉
III 構成・表現について
1 主題をつかむ ―「どんなことが」書かれているか―
解釈上のポイント〈主題のとらえ方〉
2 意図を解釈する ―「どのようなものとして」書かれているか―
解釈上のポイント〈意図のとらえ方〉
3 文体を解釈する ―「どのように」表現されているか―
解釈上のポイント〈文体のとらえ方〉
IV 作者について
1 発 想 ―作者が書くときにとった根本的な態度―
解釈上のポイント〈作者の発想のとらえ方〉
2 想像力 ―作者の想像力のはたらき―
解釈上のポイント〈作者の想像力のとらえ方〉
3 感 覚 ―作者の感覚のはたらき―
解釈上のポイント〈作者の感覚のとらえ方〉
〈付〉 近代・現代の詩について
解釈上のポイント〈詩の読み方〉
■論理的な文章
I 解釈の基本
1 一語一語の内容 ―難解な語を理解する―
解釈上のポイント〈一語一語の内容のとらえ方〉
2 一文一文の内容 ―一文一文の内容をおさえていく―
解釈上のポイント〈一文一文の内容のとらえ方〉
3 段落の要旨 ―段落の要旨を一つ一つおさえていく―
解釈上のポイント〈段落の要旨のとらえ方〉
4 全体の論旨 ―全体としてどういうことが論じられているか―
解釈上のポイント〈全体の論旨のつかみ方〉
II 論の重点について
1 指示詞の実質内容 ―コソアドの指し示すものの内容を正しくつかむ―
解釈上のポイント〈コソアド(指示詞)の実質内容のとらえ方〉
2 具体的事例と抽象的見解 ―引き合いに出された実例―
解釈上のポイント〈具体的な事例と抽象的な見解のとらえ方〉
3 語句の照応 ―繰り返されているもの・対比されているもの―
解釈上のポイント〈語句の照応のとらえ方〉
III 論の構成について
1 段落の設定 ―接続詞をつかまえるだけでは不十分―
解釈上のポイント〈段落の句切り方〉
2 判断の論拠㈠帰納を中心に ―わかりきったこととして書かれていない判断に注意―
解釈上のポイント〈判断の論拠㈠―帰納―のとらえ方〉
3 判断の論拠㈡演繹を中心に ―前提から結論が導き出されるときの法則を知る―
解釈上のポイント〈判断の論拠㈡―演繹―のとらえ方〉
IV 論者について
1 価値の置き方 ―論者がどういうものに価値を置こうとしているか―
解釈上のポイント〈論者の価値の置き方のとらえ方〉
2 考え方 ―論者の根本的な考え方を理解する―
解釈上のポイント〈論者の考え方のとらえ方〉
3 物の見方 ―論者の世界観・人生観を探る―
解釈上のポイント〈論者の物の見方のつかみ方〉
索 引
練習問題〈考え方〉解答
解説(読書猿)
- 本の長さ480ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2021/10/11
- 寸法10.6 x 1.8 x 14.8 cm
- ISBN-104480510737
- ISBN-13978-4480510730
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出版社より
解説=読書猿氏(ベストセラー『独学大全』でも10ページ以上にわたり、本書を大きく紹介!!)
「よみがえる至高の現代文教本」読書猿(本書「解説」より抜粋)
本書は文章をどのように読めばいいかにとどまらず、文章を読むこととは、書かれた言葉の何に注目し、拾い上げ、結びつけ、考えていくことなのか、を実演を通じて示し、読者にも同様のことができるよう導こうとする。
『基礎』の著者たちが求める文章読解の水準を言い換えれば、文章を生み出す書き手の思考を、読み手が再現し再体験できることである。『基礎』の著者たちもまた、自身の思考過程を、この本を使って現代文を学ぶ学習者にも再現/再構築できるよう、言葉を尽くして導こうとする。
本書は、現役の学生たちが国語(現代文)のテストで良い点を取ろうという目的を遥かに超えている。これまで自分が読むことに十分な注意を払い、訓練を積んできた読み手さえも、日本語文の読み書き能力について格段に高めることができる教本である。
加えて、この本の読者は、正確に深く読むことができることが、そのまま文章を書く力を底上げすることを体験できるだろう。書き手に回った際にも、何をどれだけ、どのように書くのかについても深い認識が得られることは疑いない。
単行本時のコンセプトは活かしたまま、文庫版サイズでも読みやすい新デザインに!!
"伝説の参考書"をぜひ文庫版で!
古文の読解 | 新釈 現代文 | 精講 漢文 | 名指導書で読む 筑摩書房 なつかしの高校国語 | 高校生のための批評入門 | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.5
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価格 | ¥1,650¥1,650 | ¥1,210¥1,210 | ¥1,980¥1,980 | ¥2,090¥2,090 | ¥1,760¥1,760 |
著者 | 小西 甚一 | 高田 瑞穂 | 前野 直彬 | 筑摩書房編集部 編 | 梅田 卓夫 ほか編 |
商品紹介 | 碩学の愛情が溢れる、伝説の参考書。魅力的な読み物でもあり、古典を味わうための最適なガイドになる一冊。 | 現代文を読むのに必要な「たった一つのこと」とは……戦後20年以上も定番であり続けた伝説の大学受験国語参考書が、ついに復刊。 | 往年の名参考書が文庫に! 文法の基礎だけでなく、中国の歴史・思想や日本の漢文学をも解説。漢字文化の多様な知識が身につく名著。 | 名だたる文学者による編纂・解説で長らく学校現場で愛された幻の国語教材。教室で親しんだ名作と、珠玉の論考からなる傑作選が遂に復活! | 筑摩書房国語教科書の副読本として編まれた名教材の批評編。気になっていた作家・思想家等の文章を、短文読切り解説付でまとめて読める。 |
商品の説明
出版社からのコメント
「文章を読む」とは、書かれた言葉の何を拾い上げ、それらをどう関係づけることなのか――。数々の小説や評論を題材に、重要な箇所をどのように見分けるかを、実演を織り交ぜながら徹底的に解説する。本書は、「文学的な文章」「論理的な文章」の2パートに分かれ、高校教科書の定番教材も多数収録。読者は、目の前にある文章について、内容や表現だけでなく、その表現を選んだ書き手の感性や想像力までも、つかめるようになるだろう。
解説:読書猿
著者について
1905(明治38)~1992(平成4)年。鳥取県生まれ。京都帝国大学文学部卒業。京都大学名誉教授。国語学・国文学専攻。国語学・国文学専攻。訓点語研究を中心に国語史研究を行った。専門の著書に、『訓点資料と訓点語の研究』(京大国文学会)、『新講和泉式部物語』(塙書房)、高校生向けには『現代文解釈の方法』『古典文法要覧』(中央図書)などがある。
渡辺実(わたなべ・みのる)
1926(大正15)~2019(令和元)年。京都府生まれ。京都帝国大学文学部卒業。京都大学名誉教授。国語学・国文学専攻。言語表現の立体構造に着目し、国語学と国文学の境界を超える研究を目指した。著書に、『国語構文論』(塙書房)、『平安朝文章史』(ちくま学芸文庫)、高校生向けには『現代文解釈の方法』(中央図書)などがある。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2021/10/11)
- 発売日 : 2021/10/11
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 480ページ
- ISBN-10 : 4480510737
- ISBN-13 : 978-4480510730
- 寸法 : 10.6 x 1.8 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 10,959位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 22位高校現代文教科書・参考書
- - 23位ちくま学芸文庫
- - 101位国際共通語 (本)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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現在、自身が正しい日本語で、話し、表現しているか?の振り返りと学びの時間になりました。
Q&A形式のパートもあるので、定期試験を受けている感覚にもなりました。
読んでいて、なかなか楽しい本でした。
大人になった今だからこそ、面白く感じるのかもしれない。
何度も読むことになるが、解説を見るためには何度もページをめくらなければならない。
こういう本こそ解説場所のリンクが貼られたアプリで出してほしいもの。
電子版はどうなの?
解説まで1クリックで飛ぶようになってる?
一部の参考書にあるような、赤線と矢印などの記号に相当頼ったようなものではなく、
根本から文章をどう読み取るかということを学べるでしょう。
ただ一方で、昔の参考書だけに、今の参考書では改良されているような点がそのまま残っています。
まずレイアウトが致命的に良くありません。独特な作りとも言えます。
問題文が本の上部1/3程に書いてあって、その下に解説を載せているのです。
これをやった結果、現代文の文章は当然、縦書きで書かれているものなのに、縦幅の狭いスペースに
縦書きの文章を押し込むという不自然な配置になり、問題文のスペースが欄間のように横長の形状になってしまっていて、大変読みにくく感じます。
今ではたいがい問題文を別冊にして、問題と解説とをばらせるようにしているものと比べると使い勝手は雲泥の差です。
次に中身に関することですが、問題をかなり多く入れているせいか、演習問題の解説が非常に簡素です。
パッと見、学校で配られる数学の傍用問題集みたいな解説ページでしかありません。
ただ答えしか載せていないのも当たり前ですし、あっても行どころか、ほんの数文字だけの解説しかありません。
解説の情報が赤本以下レベルになっていて、問題数が多かろうがこれでは、やる意味がありません。
それならいっそ問題の量を半分かそれ以下にするなどして、1つ1つの設問に対して、
きちんと解説出来る量の問題文を載せていた方が良かったのではないかと思います。
(もっとも、当時の参考書はこうしたものがザラというか、当たり前の時代だったのかもしれませんが…。)
「読み」に関しては参考になる部分があるとは思いますが、「解く」ということに関しては、
明らかに今の参考書の方が上でしょう。何もこの本でないといけないようなことはないと感じました。
それとやや気になる点になるのですが、問題の構成が「小説」から始まります。
冒頭からしばらく小説が続くのですが、普通は「評論」から始めるでしょう。
(もっとも、小説文に対する中身自体のアプローチは最近の参考書と比較しても良かったと思います。)
トータルすると、読み応えのある有意義な個所もあることにはあるのですが、
上述したようなレイアウトや演習問題の解説のなさであったり、欠点もとても大きいものなので、
昔の人の良い部分をやたら誇張した意見ではなく、差し引きして読むかどうか考えるべきかと思います。
個人的にはぎりぎり「読む」ということに絞って学びたいなら…という感じです。
文章は近代の名だたる文豪が書いた名著ばかりで、高校の現代文の教科書に出てくるような典型教材の文章を寄せ集めて、大学受験で問われるような演習問題をつけた感じですが、そこが逆に良いです。
最近の現代文の参考書は入門レベルであっても、教科書で扱うような典型教材は収録してなくて、いきなり中堅私大やセンターの過去問を使っていたりするので、高校で習う現代文と大学受験の現代文で大きなギャップがあったが、この本はその橋渡しになってくれる一冊でした。
文庫版で復刊されたのは知っていましたが、今回Kindle化されているのを発見して、思わず購入してしまいました。読んでみると固定レイアウトになっていました。これはこだわったレイアウトなので仕方がないとは思いますが、文章自体は良い文章を採用していて、受験とか終えた社会人からすると、設問や解説は後回しでいいから、とりあえず問題文に採用されている、名だたる文豪が書いた文章をじっくりと味わいたい。そう言った意味で、あのレイアウトを取っ払ってでも、リフロー形式にすればもっと読みやすかったように思う。
この本の上級者版の『現代文解釈の方法』は大学の過去問を扱っているが、長年改定されていないこともあって、問題が古い感が否めないので、そう言った意味では、高校の現代文の教科書は時代が変わっても典型教材が長年採用されていることもあり、『現代文解釈の基礎』の方が今の受験生にもフィットしやすいと思います。
ただ、『現代文解釈の方法』は問題パターンは網羅されていて良い本だと思いますので、筑摩書房さんにはこの本の上級者版の『現代文解釈の方法』の方も復刊を期待しています。
イメージとしては、古き良き高校の国語の授業を本にしたような感じであろうか。それぞれの教材に、しっかりと本文と向き合った解説がなされ、また演繹、帰納といった視点にも触れられている。
まさに一流のベテラン先生の現代文授業といった感じである。
よって受験参考書として読むと、あれ?と思ってしまうかもしれない。受験生ではなく、非受験学年や大学生、教員が読むと有益であると感じた。