ハブチャリが始まって間もない頃だと思いますが、テレビで川口さんのことを知り、強く感銘を受けました。
ズバリ、この本の地図に載っている小学校が母校で、当時の「おっちゃん」達と川口さんのお付き合いしている「おっちゃん」達とはまた背景などは異なるとは思いますが、
私から見れば、川口さんは「女学院(大阪では歴史ある名門校)に通うお嬢さん」。そのお嬢さん(そして、私よりもずっと年下の)が、おっちゃんと自転車の仕事を結びつけたのはなんて賢い!と驚いたと同時に、
ご両親に止められなかったのだろうか?とか、そうして始まったハブチャリなのに、最近はdocomoバイクになっていて、なかなかハブチャリの名称がでたポートを見つけられないことから、「ドコモに乗っ取られた?」と本気でかなり心配したり笑、なんで、あいりんじゃなくて天六なん?と思ったりしてましたが、そうした気掛かりもこの本である程度わかりました。
川口さんが代表になった経緯も今までのしっかりしたイメージと違って、とても親近感が湧きました。
松本さんも素敵。
ついでに言えば、大ガスの好感度も上がりました笑
今は天満に住んでるので、いつかこっそり覗いてみたいなぁ。
まだ、ボランティアに参加するまでの勇気は出ないですけど・・。
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14歳で"おっちゃん"と出会ってから、15年考えつづけてやっと見つけた「働く意味」 単行本(ソフトカバー) – 2020/9/2
川口 加奈
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「朝まで生テレビ! 」出演決定! (2022/5/27)
「プロフェッショナル 仕事の流儀」出演! (2022/3/15)
「セブンルール」(カンテレ・フジテレビ系)出演! (2021/3/23)
14歳でホームレス支援を始めた川口加奈、初の著書!
1回失敗したら終わり。 ……それっておかしくない?
中学2年生の冬、初めての「炊き出し」。
生まれた大きな疑問。
答えはすぐ近くにあった――。
「ホームレス」と「放置自転車」、
2つの社会課題を一気に解くビジネスモデルで、
すべての人に「居場所」と「選択肢」をもたらす
NPO「Homedoor(ホームドア)」を立ち上げた
起業家のこれまでの15年と、これからつくる未来。
ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019、
日本を変える30歳未満の30人(フォーブス誌)など、
次々と受賞。
ホームレス問題を新しい視点で解く
注目の女性起業家、初の著書。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」出演! (2022/3/15)
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14歳でホームレス支援を始めた川口加奈、初の著書!
1回失敗したら終わり。 ……それっておかしくない?
中学2年生の冬、初めての「炊き出し」。
生まれた大きな疑問。
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「ホームレス」と「放置自転車」、
2つの社会課題を一気に解くビジネスモデルで、
すべての人に「居場所」と「選択肢」をもたらす
NPO「Homedoor(ホームドア)」を立ち上げた
起業家のこれまでの15年と、これからつくる未来。
ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019、
日本を変える30歳未満の30人(フォーブス誌)など、
次々と受賞。
ホームレス問題を新しい視点で解く
注目の女性起業家、初の著書。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2020/9/2
- 寸法13.3 x 2.2 x 18.9 cm
- ISBN-104478111219
- ISBN-13978-4478111215
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商品の説明
著者について
川口加奈(かわぐち・かな)
認定NPO法人Homedoor(ホームドア)理事長
1991年、大阪府生まれ。14歳でホームレス問題に出合い、ホームレス襲撃事件の解決を目指し、炊き出しやワークショップなどの活動を開始。17歳で米国ボランティア親善大使に選ばれ、ワシントンD.C.での国際会議に参加する。高校卒業後は、ホームレス問題の研究が進む大阪市立大学経済学部に進学。
19歳のとき、路上から脱出したいと思ったら誰もが脱出できる「選択肢」がある社会を目指してHomedoorを設立し、ホームレスの人の7割が得意とする自転車修理技術を活かしたシェアサイクルHUBchari(ハブチャリ)事業を開始。また2018年からは18部屋の個室型宿泊施設「アンドセンター」の運営を開始する。これまでに生活困窮者ら計2000名以上に就労支援や生活支援を提供している。
世界経済フォーラム(通称・ダボス会議)のGlobal Shapersや日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」、フォーブス誌による日本を変える30歳未満の30人「30 UNDER 30 JAPAN」、青年版国民栄誉賞とされる日本青年会議所主催の「第31回 人間力大賞グランプリ・内閣総理大臣奨励賞」など、受賞多数。
認定NPO法人Homedoor(ホームドア)理事長
1991年、大阪府生まれ。14歳でホームレス問題に出合い、ホームレス襲撃事件の解決を目指し、炊き出しやワークショップなどの活動を開始。17歳で米国ボランティア親善大使に選ばれ、ワシントンD.C.での国際会議に参加する。高校卒業後は、ホームレス問題の研究が進む大阪市立大学経済学部に進学。
19歳のとき、路上から脱出したいと思ったら誰もが脱出できる「選択肢」がある社会を目指してHomedoorを設立し、ホームレスの人の7割が得意とする自転車修理技術を活かしたシェアサイクルHUBchari(ハブチャリ)事業を開始。また2018年からは18部屋の個室型宿泊施設「アンドセンター」の運営を開始する。これまでに生活困窮者ら計2000名以上に就労支援や生活支援を提供している。
世界経済フォーラム(通称・ダボス会議)のGlobal Shapersや日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」、フォーブス誌による日本を変える30歳未満の30人「30 UNDER 30 JAPAN」、青年版国民栄誉賞とされる日本青年会議所主催の「第31回 人間力大賞グランプリ・内閣総理大臣奨励賞」など、受賞多数。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2020/9/2)
- 発売日 : 2020/9/2
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 304ページ
- ISBN-10 : 4478111219
- ISBN-13 : 978-4478111215
- 寸法 : 13.3 x 2.2 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 29,990位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2位ボランティア
- - 13位NGO・NPO (本)
- - 63位ビジネス人物伝 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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14歳でホームレス問題に出会い、ホームレス襲撃事件の根絶をめざし、炊出しなどの活動を開始。
19歳でHomedoorを設立し、シェアサイクルHUBchari事業等で生活困窮者ら累計2000名以上に就労支援や生活支援を提供する。Googleインパクトチャレンジ グランプリ、人間力大賞グランプリ・内閣総理大臣賞等を受賞。日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」に選ばれる。大阪市立大学卒業。1991年 大阪府高石市生まれ。
イメージ付きのレビュー
5 星
中高生も熱心に引き込まれる2020年の名作が爆誕
内気でどこにでもいそうな中学生だった、著者の川口加奈さんが14歳でホームレス問題に偶然出会い、あれよあれよと新境地を開拓していく、名作が爆誕しました。今回が処女作で、執筆に苦節5年とSNSで川口さんは明かされていましたが、グイグイ引き込まれていく筆使いは見事としかいえず、気づいたらKindleでたった数時間で読了していました。ですが、「ホームレス問題は自己責任だ」と思う大多数の読者の意識が、川口さんの歩みの追体験をすることで、全く社会の見方が変わってしまう、画期的な本と思います。社会課題を市場メカニズムを用いて解決を目指す社会起業はまだまだ広大に未知の可能性が広がり、本書を中高生が熱心に読む風景もSNSで相次ぎ、実は日本社会は必死に向き合えばまだまだ希望があると気づかせてくれる名著と思います。悩みの深さと社会問題の根っこを徹底的に探究し、それを本質的に解くアプローチを編み出すという社会起業に不可欠な姿勢も本書から学べて、感嘆しかありません。各地の中学校、高校、図書館にぜひ一冊。
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2022年4月11日に日本でレビュー済み
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恥ずかしながらプロフェッショナル仕事の流儀で初めて川口さんを知り、すぐに本を読みました。
試行錯誤を繰り返しながら突き進む様子は勇気をもらえます。
"おっちゃん"との温かいやりとりには何度も涙が出ました。
自分も別のフィールドで、社会貢献頑張ろうと思います。良い本をありがとうございました。
試行錯誤を繰り返しながら突き進む様子は勇気をもらえます。
"おっちゃん"との温かいやりとりには何度も涙が出ました。
自分も別のフィールドで、社会貢献頑張ろうと思います。良い本をありがとうございました。
2020年9月6日に日本でレビュー済み
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認定NPO法人Homedoor理事長 川口加奈が、
ホームレス支援と社会改革に取り組むことになった15年を綴る
両親に内緒で 炊き出しに参加したことがきっかけで
大学時代にNPO法人を立ち上げ、
今では大阪で200以上のポートを持つシェアサイクル事業を運営
個室のシェルター18室の運営もしている
著作の前半は 計画失敗も多く どうなることかと
読んでるこちらも折れそうになる
だが、ちっとやそっとで 折れないのが川口
失敗の原因を分析して 次の計画を練る
シェアサイクルの設置を300社に断られ
NPO組織は 川口ひとりになってしまった。
「実証テスト」を思いつき!
結果は大成功だったが・・・・・・・・・
コロナ、DV、外国人実習生、児童養護施設、派遣切り・・・
と、様々な要因の 生活困窮者の相談で明け暮れるNPO法人を運営する
29才 川口加奈の わずか15年ですが
失敗しても折れない心と、目線の暖かさを感じました。
ここへ行けば死なずに なんとかなる
ホームレス支援と社会改革に取り組むことになった15年を綴る
両親に内緒で 炊き出しに参加したことがきっかけで
大学時代にNPO法人を立ち上げ、
今では大阪で200以上のポートを持つシェアサイクル事業を運営
個室のシェルター18室の運営もしている
著作の前半は 計画失敗も多く どうなることかと
読んでるこちらも折れそうになる
だが、ちっとやそっとで 折れないのが川口
失敗の原因を分析して 次の計画を練る
シェアサイクルの設置を300社に断られ
NPO組織は 川口ひとりになってしまった。
「実証テスト」を思いつき!
結果は大成功だったが・・・・・・・・・
コロナ、DV、外国人実習生、児童養護施設、派遣切り・・・
と、様々な要因の 生活困窮者の相談で明け暮れるNPO法人を運営する
29才 川口加奈の わずか15年ですが
失敗しても折れない心と、目線の暖かさを感じました。
ここへ行けば死なずに なんとかなる
2021年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
セブンルールで川口さんのことを知りました。
是非著書を読みたいと思い、即購入。
なかなか一歩が踏み出せない人が多い中で、
紆余曲折ありながら前進する姿に勇気づけられるとともに
夢をどんどん形にしてほしいと応援したくなりました。
経験することでこそ学べるのだと
私も背中を押してもらえました。
文章も読みやすく、おすすめです。
是非著書を読みたいと思い、即購入。
なかなか一歩が踏み出せない人が多い中で、
紆余曲折ありながら前進する姿に勇気づけられるとともに
夢をどんどん形にしてほしいと応援したくなりました。
経験することでこそ学べるのだと
私も背中を押してもらえました。
文章も読みやすく、おすすめです。
2021年5月30日に日本でレビュー済み
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この人は、若いのに素晴らしいです。
利他の心を持った、数少ない人です。
私も微力ながら、homedoorに寄付をしています。
利他の心を持った、数少ない人です。
私も微力ながら、homedoorに寄付をしています。
2023年9月30日に日本でレビュー済み
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ホームレス問題を知り再起できない社会に疑問を持ち行動をおこして改善していく姿勢に感動しました。1人でできることをやるまででも素晴らしいですが、NPO法人を立ち上げ代表を務め、ハブチャリを事業化し支援金を募り協力者を増やし雇って活動を大きくしていくところが信念がぶれずに素晴らしいと思いました。こんな若いのに素晴らしい人がいるなんて日本の未来もすてたもんじゃないですね。
2021年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者とは同じ学年の生まれですが、その行動力にただただ脱帽でした。
普段から本を読みますが、とても読み易く、内容も簡潔にまとめられページをめくる手が止まりませんでした。
誰もが見て見ぬふりをしたくなる社会問題に真摯に向き合い、うまくいかなくても、仲間が去ってしまっても、悪いことをしてるわけじゃないのに心ない言葉を投げられても、10年かけて、高校生の頃抱いた夢を追い続け実現された、、私もやりたい事がありますが、「お金が貯まったら」「30歳になったら」「子育てが落ち着いたら」、、どんどん先延ばしになっていって、この先本当に実行するのだろうか、、と思っていましたが、準備が万端じゃなくても、仮でもいいからとりあえず「実践してみること」でみえてくるものがある、繋がる縁があると、この本から学びました。やりたいことがあるけど、なにから始めていいのか分からない人に、勇気を与えてくれる一冊だと思います。
普段から本を読みますが、とても読み易く、内容も簡潔にまとめられページをめくる手が止まりませんでした。
誰もが見て見ぬふりをしたくなる社会問題に真摯に向き合い、うまくいかなくても、仲間が去ってしまっても、悪いことをしてるわけじゃないのに心ない言葉を投げられても、10年かけて、高校生の頃抱いた夢を追い続け実現された、、私もやりたい事がありますが、「お金が貯まったら」「30歳になったら」「子育てが落ち着いたら」、、どんどん先延ばしになっていって、この先本当に実行するのだろうか、、と思っていましたが、準備が万端じゃなくても、仮でもいいからとりあえず「実践してみること」でみえてくるものがある、繋がる縁があると、この本から学びました。やりたいことがあるけど、なにから始めていいのか分からない人に、勇気を与えてくれる一冊だと思います。
2020年9月25日に日本でレビュー済み
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■これはキャリア本ではなく、感謝状であり、ラブレターであろう
キャリアとは轍を意味し、その人間がどのような生き方をしてきたのかという過去を示すものであり、その意味で本書は、川口氏が幼い頃に出会い、体験したことから始まり、今に至る人生そのもの、まさに川口氏のキャリアを描いたものである。
彼女がもともと持っている性格なのか、環境がそうさせたのか、誰かからミッションを受けたのか、あるいは学校教育システムがそうさせたのかわからないが、とにかく「路上で炊き出しをしているところに並ぶおっちゃん」に興味関心を抱き、そのために何ができるかを実践しながら、もがきながら進んだ過程が描かれている。
他の団体が行っているホームレス支援を選ぶのではなく、目の前にいる”おっちゃん”たちのために何ができるのかを考え動くという姿は、まさに平成(令和)のヘレン・ケラーであり、彼女の姿は正解主義から修正主義へと変わりつつある学校教育にも影響を与えるはずである。
しかし、だからと言って単なるキャリア本ではない。もちろん彼女のキャリアや仕事に対する考え方は興味深いのだが、さらに興味深いのは周りの人たちの存在である。高校時代、大学時代、起業後と様々なステージでの話が描かれているが、必ず周りの人たちとのエピソードが描かれている。ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019に選ばれた人で、確かにソーシャルアントレプレナーとしての目の付け所や行動力、プレゼンテーション力は目を見張るものがあるが、おっちゃんはもちろん「相棒」への感謝を、至るところで感じてしまい、これはある意味で感謝状であり、ラブレターではないか、と思ってしまうほどである。リーダーシップとフォロワーシップのどちらが優れているわけではなく、まさに自転車の両輪であり、どちらもなければ前に進まないことがよくわかる。
■この本こそが、Homedoorなのかもしれない。
最後に、本書で最も興味深いのが、タイトルである。『15年考えつづけてやっと見つけた「働く意味」』である。Homedoorの起業、ウーマン・オブ・ザ・イヤ−2019選出と輝かしい経歴を持つ彼女が、やっと働く意味を見つけたのだ、というメッセージだ。おっちゃんがなりたくてなったわけではないホームレスという状況、抜け出せない貧困スパイラル、というまさに「(人間が)働く意味」と常に対峙したからこそ、気づいたのだろうと推測する。
「やりたいことがわからない」という人が多い中、「まぁ、とにかくやってみたら気づくことがあるよ。その都度考えていけばいいじゃん。大丈夫!失敗しても立ち上がれる社会なんだから。そしたらきっと働く意味に気づくよ」と本書全体で訴えかけてくれる。その意味で、この本自体がHomedoorであると思う。
だらだらと長文で書いてしまいまして支離滅裂かもしれませんが、素晴らしい本を出してくださったこと感謝しております。
キャリアとは轍を意味し、その人間がどのような生き方をしてきたのかという過去を示すものであり、その意味で本書は、川口氏が幼い頃に出会い、体験したことから始まり、今に至る人生そのもの、まさに川口氏のキャリアを描いたものである。
彼女がもともと持っている性格なのか、環境がそうさせたのか、誰かからミッションを受けたのか、あるいは学校教育システムがそうさせたのかわからないが、とにかく「路上で炊き出しをしているところに並ぶおっちゃん」に興味関心を抱き、そのために何ができるかを実践しながら、もがきながら進んだ過程が描かれている。
他の団体が行っているホームレス支援を選ぶのではなく、目の前にいる”おっちゃん”たちのために何ができるのかを考え動くという姿は、まさに平成(令和)のヘレン・ケラーであり、彼女の姿は正解主義から修正主義へと変わりつつある学校教育にも影響を与えるはずである。
しかし、だからと言って単なるキャリア本ではない。もちろん彼女のキャリアや仕事に対する考え方は興味深いのだが、さらに興味深いのは周りの人たちの存在である。高校時代、大学時代、起業後と様々なステージでの話が描かれているが、必ず周りの人たちとのエピソードが描かれている。ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019に選ばれた人で、確かにソーシャルアントレプレナーとしての目の付け所や行動力、プレゼンテーション力は目を見張るものがあるが、おっちゃんはもちろん「相棒」への感謝を、至るところで感じてしまい、これはある意味で感謝状であり、ラブレターではないか、と思ってしまうほどである。リーダーシップとフォロワーシップのどちらが優れているわけではなく、まさに自転車の両輪であり、どちらもなければ前に進まないことがよくわかる。
■この本こそが、Homedoorなのかもしれない。
最後に、本書で最も興味深いのが、タイトルである。『15年考えつづけてやっと見つけた「働く意味」』である。Homedoorの起業、ウーマン・オブ・ザ・イヤ−2019選出と輝かしい経歴を持つ彼女が、やっと働く意味を見つけたのだ、というメッセージだ。おっちゃんがなりたくてなったわけではないホームレスという状況、抜け出せない貧困スパイラル、というまさに「(人間が)働く意味」と常に対峙したからこそ、気づいたのだろうと推測する。
「やりたいことがわからない」という人が多い中、「まぁ、とにかくやってみたら気づくことがあるよ。その都度考えていけばいいじゃん。大丈夫!失敗しても立ち上がれる社会なんだから。そしたらきっと働く意味に気づくよ」と本書全体で訴えかけてくれる。その意味で、この本自体がHomedoorであると思う。
だらだらと長文で書いてしまいまして支離滅裂かもしれませんが、素晴らしい本を出してくださったこと感謝しております。