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恋大蛇 羽州ぼろ鳶組 幕間(祥伝社文庫 い27-13) 文庫 – 2022/3/19
今村翔吾
(著)
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恋と火事は、江戸の華。
咲かせたくもあり、咲かせたくもなし。
流人となった男、酒呑み火消、次代を担う若頭。
三人の脇役たちが織りなす、心ゆさぶる物語。
救えなかった命――猛火に包まれた幼子の悲鳴が聞こえる。炎への恐怖に萎む心と躰を麻痺させるため、今日も〝蟒蛇〞野条弾馬は、酒を呷って火事場に臨む。京都常火消、淀藩火消組頭取に己を取り立ててくれた心優しき主君が逝った。「帝を、京を、そこに住まう人々を救え」今際の言葉を胸に刻んだ弾馬は……(「恋大蛇」)。
表題作の他二編を収録、シリーズ初の外伝的短編集。
咲かせたくもあり、咲かせたくもなし。
流人となった男、酒呑み火消、次代を担う若頭。
三人の脇役たちが織りなす、心ゆさぶる物語。
救えなかった命――猛火に包まれた幼子の悲鳴が聞こえる。炎への恐怖に萎む心と躰を麻痺させるため、今日も〝蟒蛇〞野条弾馬は、酒を呷って火事場に臨む。京都常火消、淀藩火消組頭取に己を取り立ててくれた心優しき主君が逝った。「帝を、京を、そこに住まう人々を救え」今際の言葉を胸に刻んだ弾馬は……(「恋大蛇」)。
表題作の他二編を収録、シリーズ初の外伝的短編集。
- 本の長さ293ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2022/3/19
- 寸法10.7 x 1.2 x 15.2 cm
- ISBN-104396347995
- ISBN-13978-4396347994
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商品の説明
著者について
1984年、京都府生まれ。ダンスインストラクター、作曲家、埋蔵文化財調査員を経て、2017年、火消の活躍を描いた本シリーズ第一作『火喰鳥』でデビュー。『童の神』が第160回直木賞候補に。20年、『八本目の槍』で吉川英治文学新人賞を受賞。22年『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞。今最も活躍を期待される歴史時代作家である。
登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2022/3/19)
- 発売日 : 2022/3/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 293ページ
- ISBN-10 : 4396347995
- ISBN-13 : 978-4396347994
- 寸法 : 10.7 x 1.2 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 108,506位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 277位祥伝社文庫
- - 534位歴史・時代小説 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年9月24日に日本でレビュー済み
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シリーズでずっと読んでいて楽しいひとときを頂きました。
2022年5月9日に日本でレビュー済み
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松永源吾 鳥越新之助…
ぼろとび組の皆んなに会いたいです‼️
今村様 お願いします💖
ぼろとび組の皆んなに会いたいです‼️
今村様 お願いします💖
2022年4月29日に日本でレビュー済み
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このシリーズは全て読んでいます。最速の送付で満足しています。
2022年5月19日に日本でレビュー済み
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シリーズの番外編。松永源吾ら、黄金の世代が留守の江戸の町。派手な活躍の黄金の世代と比べられる、地味な少し下の世代が、活躍する3つの話。
松永らも、彼らがいるから安心して、江戸を離れることが出来たのだろうし、実際、地道であろうとも、その地道さで、江戸の町は守られている。
人にはそれぞれ役目があり、誰もが必要である。
豪快さは無いが、役目を全うする姿がカッコいい。「銀」の1文字を使った名称も、「金」の次、そして、いぶし銀みたいで、ピッタリである。
松永らも、彼らがいるから安心して、江戸を離れることが出来たのだろうし、実際、地道であろうとも、その地道さで、江戸の町は守られている。
人にはそれぞれ役目があり、誰もが必要である。
豪快さは無いが、役目を全うする姿がカッコいい。「銀」の1文字を使った名称も、「金」の次、そして、いぶし銀みたいで、ピッタリである。
2022年4月18日に日本でレビュー済み
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このシリーズの魅力は、主人公を中心に多種多様な火消しの姿が描かれているところにあると思います。ある意味、個性豊かなキャラクター達による群像劇とも読めます。ぼろ鳶組だけでなく、対立したり競争したり共闘したりする他の組、江戸だけでなく京阪の火消したち、どれも一筋縄ではいかない、でも根っこに「火消し」としての矜持を強烈にもっている彼ら、や、彼らに寄り添ったり、叱咤激励したりする女性たち。番外編は、そんな彼らの後日談等々ですが、それぞれ印象深いエピソードを思い出させる、幕間と呼ぶにふさわしい佳作となっていると思います。くれぐれもシリーズ読破ののちの楽しみにとっておいて下さい。
2022年3月29日に日本でレビュー済み
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流転蜂・遠く八丈島で再開を己れに誓い刑に服す男、留吉と名乗り日々に向き合うが火消しのサガは彼を戦いに駆り立てる。訪ね来る老中田沼の使者にやがて来る決戦のあることを知らされる。恋大蛇・京の都に相次いだ不審火による火災をぼろ鳶の助力に依って防いだ男が新たな一歩を決意する。そして江戸で行われる老中田沼発案の火消しの「技比べ」の準備に取り掛かる。三羽鳶・加賀、新庄藩ら黄金の世代にひけをとらない鳶たちの活躍に瓦版は銀波の世代と唄い上げる。これら各々に次の戦いが予感される幕間と名付けられた物語。