プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
白痴 1 (河出文庫) 文庫 – 2010/7/2
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥825","priceAmount":825.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"825","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"2K07w%2F2nsz1TqOPgMpKZx2T9%2F6cxqInoLOWK5l23PuesK52ZXXR3%2BnNqUFp5QXZXL1YO5VtNTH2q4CLg8rofY1ND%2F3xvta0ao2u6oyjejLHZLC8g2EiohFWTrDm5KNLIq%2BuY8WKVI0E%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
「しんじつ美しい人」とされる純朴な青年ムィシキン公爵。彼は、はたして聖者なのか、それともバカなのか。ドストエフスキー5大小説のなかでもっとも波瀾に満ちた長篇の新訳決定版。
- 本の長さ395ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2010/7/2
- 寸法10.7 x 1.6 x 15 cm
- ISBN-104309463371
- ISBN-13978-4309463377
よく一緒に購入されている商品
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
(Fyodor Mikhaylovich Dostoevskiy)1821年モスクワ生まれ。19世紀ロシアを代表する作家。主な長篇に『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『悪霊』『未成年』があり、『白痴』とともに5大小説とされる。ほかに『地下室の手記』『死の家の記録』など。
1951年生まれ。北海道大学教授。専門はロシア文学・文学研究。編著書に『現代思想 総特集 ドストエフスキー』など。訳書に、トルストイ『アンナ・カレーニナ』、ドストエフスキー『白痴』など。
1951年生まれ。北海道大学教授。専門はロシア文学・文学研究。編著書に『現代思想 総特集 ドストエフスキー』など。訳書に、トルストイ『アンナ・カレーニナ』、ドストエフスキー『白痴』など。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2010/7/2)
- 発売日 : 2010/7/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 395ページ
- ISBN-10 : 4309463371
- ISBN-13 : 978-4309463377
- 寸法 : 10.7 x 1.6 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 225,894位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 198位ロシア・ソビエト文学 (本)
- - 962位河出文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
露文を読んでいる、亀山郁夫の訳(光文社)も併せ参考としているが、私は望月のほうが好きだ。
2017年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一冊目でまだ一日しか物語が進んでいない。でもストーリーは濃厚でスリリング。
2013年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新潮の木村浩の訳は、とうの昔からあるものの、読む気がしなかった。
どこが悪いというわけでもなし、何がわるいのか?
・・それがこの翻訳で分かった。
木村浩の訳は、綺麗でトルストイ流である反面、ドストエフスキーの訳には向いていない。
・・と私は考える。
この望月訳では、ドストエフスキーの文体のリズムに適した訳となっている。
それはまるで、木村訳がドストエフスキーが書いたことを、
トルストイが書き直したかのように、文章が丁寧すぎ、
いい意味でのドストエフスキー流の文体、トルストイほど文章がうまくない作家の個性を損なってしまっているからだ。
・・といっても、私はトルストイよりも、ドストエフスキーが好きなので、
なによりも人の批判どうこうでなく、
私自身がこの翻訳がいい、と確信的にそう思ったからこそ、そう述べるのであって、
より作品を楽しみたいという考えのみです。
新潮、岩波文庫は品揃え豊富で歴史も長いので、売れていますが、売り上げの数や、人がどれで読んでいるかではない。
自分が楽しめる翻訳であるかどうか、自分に適した翻訳であるかどうかだと思います。
どこが悪いというわけでもなし、何がわるいのか?
・・それがこの翻訳で分かった。
木村浩の訳は、綺麗でトルストイ流である反面、ドストエフスキーの訳には向いていない。
・・と私は考える。
この望月訳では、ドストエフスキーの文体のリズムに適した訳となっている。
それはまるで、木村訳がドストエフスキーが書いたことを、
トルストイが書き直したかのように、文章が丁寧すぎ、
いい意味でのドストエフスキー流の文体、トルストイほど文章がうまくない作家の個性を損なってしまっているからだ。
・・といっても、私はトルストイよりも、ドストエフスキーが好きなので、
なによりも人の批判どうこうでなく、
私自身がこの翻訳がいい、と確信的にそう思ったからこそ、そう述べるのであって、
より作品を楽しみたいという考えのみです。
新潮、岩波文庫は品揃え豊富で歴史も長いので、売れていますが、売り上げの数や、人がどれで読んでいるかではない。
自分が楽しめる翻訳であるかどうか、自分に適した翻訳であるかどうかだと思います。
2024年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
はじめに、私はこの望月哲男先生の訳されたトルストイ『アンナ・カレーニナ』『戦争と平和』(ともに光文社古典新訳文庫)が大好きだ。
先生の訳された、明晰でテンポの良い文章と、親切で分かりやすい解説のおかげで、トルストイがぐっと身近になれたと感謝している。
ーーが、今回の『白痴』には苦労させられた。
文章が喉元でつっかえるような感じ、誰が誰に向けて話しかけているのか分かりづらい個所もあったり、登場人物が何をしたいのかもよく分からない。
先のレビュワーさん方の感想を見返して、ああ、これは訳文というより原文由来の分かりにくさなのか、この「どもり」というか「澱み」?がドストエフスキーらしさなのか、と納得。
巻末の時間軸にまつわる解説も、深遠な哲学をしたい人にはうってつけだろうが、楽しく読書したい人にはちょっと重たいかな。
それでも、第一部と、ラストシーンに関しては、まあまあ楽しく酔うことが出来た。
その間の千ページ弱は、もう必死になってページを消化しただけで、よく理解できなかったけれど。
どうにも私は、トルストイとの相性の良さに対し、ドストエフスキーとは相性が悪いのかもしれない。
トルストイとドストエフスキーの差異がますますはっきり分かってきました。
先生の訳された、明晰でテンポの良い文章と、親切で分かりやすい解説のおかげで、トルストイがぐっと身近になれたと感謝している。
ーーが、今回の『白痴』には苦労させられた。
文章が喉元でつっかえるような感じ、誰が誰に向けて話しかけているのか分かりづらい個所もあったり、登場人物が何をしたいのかもよく分からない。
先のレビュワーさん方の感想を見返して、ああ、これは訳文というより原文由来の分かりにくさなのか、この「どもり」というか「澱み」?がドストエフスキーらしさなのか、と納得。
巻末の時間軸にまつわる解説も、深遠な哲学をしたい人にはうってつけだろうが、楽しく読書したい人にはちょっと重たいかな。
それでも、第一部と、ラストシーンに関しては、まあまあ楽しく酔うことが出来た。
その間の千ページ弱は、もう必死になってページを消化しただけで、よく理解できなかったけれど。
どうにも私は、トルストイとの相性の良さに対し、ドストエフスキーとは相性が悪いのかもしれない。
トルストイとドストエフスキーの差異がますますはっきり分かってきました。
2016年6月13日に日本でレビュー済み
皆さんお書きのように、案外と読みにくい、この小説への導入を容易にしてくれます。
こなれた文章で、数十年前の訳と比べると、はるかに読みやすくなっています。注解も充実ですね。
ただ、第3部冒頭の実務家に関しての評論など、新潮の木村浩訳のほうがわかりやすく、筋が通っている部分もあります。
二つ並べて読むのがよいのではないでしょうか。木村訳の良さを見直しています。
内容が難解であるので、翻訳も苦労されているのかと思います。
第3巻の望月先生の解説がすばらしい。ゼノンのパラドックスと、死刑囚の死刑直前の心理分析、そしてこの小説の構成、
これを読むだけでも、この訳書を購入する価値が十分あると思います。
この小説のプロットは終わりからつくられていて、読むときにもそのように読めば理解しやすい、という指摘は新鮮ですし、
小説全体を見渡す新しい視座を与えてくれます。
こなれた文章で、数十年前の訳と比べると、はるかに読みやすくなっています。注解も充実ですね。
ただ、第3部冒頭の実務家に関しての評論など、新潮の木村浩訳のほうがわかりやすく、筋が通っている部分もあります。
二つ並べて読むのがよいのではないでしょうか。木村訳の良さを見直しています。
内容が難解であるので、翻訳も苦労されているのかと思います。
第3巻の望月先生の解説がすばらしい。ゼノンのパラドックスと、死刑囚の死刑直前の心理分析、そしてこの小説の構成、
これを読むだけでも、この訳書を購入する価値が十分あると思います。
この小説のプロットは終わりからつくられていて、読むときにもそのように読めば理解しやすい、という指摘は新鮮ですし、
小説全体を見渡す新しい視座を与えてくれます。
2010年7月14日に日本でレビュー済み
これまた見事な『白痴』新訳が登場した。とは言え、ロシア語を解さないから文法的・語学的にあれこれ言う力は当方にはないが、少なくとも印象では最も読み易く、最も端整な日本語による『白痴』ではないだろうか。
冒頭、列車内でのムィシキン、ロゴージン、レーベジェフの邂逅から、ナスターシャをメインとした魑魅魍魎ほか様々を交えての10万ルーブリの大芝居まで、第1巻は巻を置く価わず!
大好きなイーヴォルギン将軍による大法螺は知っていても感嘆する!! 電車に乗り合わせたご婦人の手から愛犬の狆を放り投げるところなんぞ、登場人物どもとともに大喝采を叫びたくなる。 初めて読む人は、決して電車やバスで読まないように! 大爆笑するから!!
望月哲男の訳書はバフチンの『ドストエフスキーの詩学』を読んでいたが、小説は初めて。あれ、ソローキンの『ロマン』も訳していたのか。こちらは途中で放り出したな。
望月訳『アンナ・カレーニナ』にも挑戦しよう。
巻末の解説は、基本事項を押さえた貴重なものだと思われる。小説が生まれてきた社会背景、作家の置かれた情況など、大いに勉強になる。普墺戦争と普仏戦争の狭間における作家の個人史には、今回改めて興味を掻き立てられる。1860年代以降のロシアにおける政治的・法的・社会的改革とそれへの反動は、様々な経済、イデオロギー上の変容を招来する。そうしたなかで生まれてきた作品とドストエフスキーという不世出の作家の伝記をともに跡付けた手堅い解説になっているのだ。
原作同様、この解説をも期待させる。ところで、これは全3巻? 早く出して欲しい。毎月出るのかな?
冒頭、列車内でのムィシキン、ロゴージン、レーベジェフの邂逅から、ナスターシャをメインとした魑魅魍魎ほか様々を交えての10万ルーブリの大芝居まで、第1巻は巻を置く価わず!
大好きなイーヴォルギン将軍による大法螺は知っていても感嘆する!! 電車に乗り合わせたご婦人の手から愛犬の狆を放り投げるところなんぞ、登場人物どもとともに大喝采を叫びたくなる。 初めて読む人は、決して電車やバスで読まないように! 大爆笑するから!!
望月哲男の訳書はバフチンの『ドストエフスキーの詩学』を読んでいたが、小説は初めて。あれ、ソローキンの『ロマン』も訳していたのか。こちらは途中で放り出したな。
望月訳『アンナ・カレーニナ』にも挑戦しよう。
巻末の解説は、基本事項を押さえた貴重なものだと思われる。小説が生まれてきた社会背景、作家の置かれた情況など、大いに勉強になる。普墺戦争と普仏戦争の狭間における作家の個人史には、今回改めて興味を掻き立てられる。1860年代以降のロシアにおける政治的・法的・社会的改革とそれへの反動は、様々な経済、イデオロギー上の変容を招来する。そうしたなかで生まれてきた作品とドストエフスキーという不世出の作家の伝記をともに跡付けた手堅い解説になっているのだ。
原作同様、この解説をも期待させる。ところで、これは全3巻? 早く出して欲しい。毎月出るのかな?
2010年11月16日に日本でレビュー済み
しばらく前に新訳が出た「カラマーゾフの兄弟」は、第1巻を読んだところで中座したまま。そこそこ読みやすくはあるけれど、どことなくもたついた感じもあり、ぐいぐい読み進んでいく感じがしないのでした(でもこれは、翻訳の責任ではないのでしょうね)。
そこで「白痴」の新訳に挑戦。これが実に読みやすいのです。
この作品、「カラマーゾフの兄弟」や「悪霊」のような表立った哲学談義は少なく、むしろドタバタの恋愛喜劇といった趣です。たった1日の間にどれだけ事件が起こるの!?というくらい目まぐるしくドラマが展開し、登場人物もものすごく多いのですが、そこは脂ののりきった作者によって手際よく書き分けられ、さほど混乱することはありませんでした。あれこれ理屈をこね回さなくても、素直に楽しむことができる小説作品です。
まだ第1巻を読み終えたところですが、残る2巻に挑戦する意欲満々になっています。
そこで「白痴」の新訳に挑戦。これが実に読みやすいのです。
この作品、「カラマーゾフの兄弟」や「悪霊」のような表立った哲学談義は少なく、むしろドタバタの恋愛喜劇といった趣です。たった1日の間にどれだけ事件が起こるの!?というくらい目まぐるしくドラマが展開し、登場人物もものすごく多いのですが、そこは脂ののりきった作者によって手際よく書き分けられ、さほど混乱することはありませんでした。あれこれ理屈をこね回さなくても、素直に楽しむことができる小説作品です。
まだ第1巻を読み終えたところですが、残る2巻に挑戦する意欲満々になっています。