渡邉哲也先生は「予言者」と、一部で呼ばれています。
Amazonで本を買われるような熱心な読書家のみなさんには説明不要だと思いますが、リーマンショックや中国株式市場のバブル崩壊、ファーウェイ問題など、これまで多くの出来事を予言してこられました。
そう書くと、何かオカルト的でありますが、渡邉先生の場合は欧米や日本の経済の動向や、議会の動きから、それを導いているワケで、霊感でもヤマ感でもありません。
その渡邉先生が指摘する「新型コロナ後の世界」です。
今まさに現在進行形で、新型コロナの感染が拡大しており、欧米各国や日本国内が大変なことになっていますが、本書に書かれているのは、この後どうなるかであります。
新型コロナは欧米のメディアだと「WuhanVirus」と呼ばれていますし、トランプ大統領は「ChinaVirus」と呼んでいるように、中国の武漢で発生し、そこから世界に広がりました。
本書の中で渡邉先生は「中国を損切りできなかった日本政府の失態」とズバリ。
政府、与党・自民党、大企業、メディア、マスコミ、野党etc...。本当に目も当てられない惨状です。
でも、侵食されていたのは、何も日本だけではありません。
世界的なウイルスの感染拡大は、いかに世界中が中国に侵食されていたかを目に見える形で見せてくれました。
そして、世界の国々とそこに住む人々が、このままでいけないと動きを加速しているのが、今まさに進行中の出来事なのです。
本書では今回のウイルス禍は、進行中だった米中分断をさらに加速させるとしています。
それも、とんでもないスピードで……。
私たちの日本でも、手遅れ気味だった中国の損切りが半ば強制的に行なわれるのと同時に、もの凄い勢いでチャイナパージが進んでいくかもしれません。
一時的な混乱は避けられないものの、長い目で見ればよい方向に進んでいくのではないでしょうか。
さて、特に気になった点をいくつか書いておきます。
まずは日本国内の政局です。
本書では次の首相、次の次の首相について、岸田氏は、今の乱世の時代に日本を率いていく力量があるのか疑問としていますが、これはその通りだと思います。
岸田氏ら次の首相候補をスキップして、次の次の首相候補にバトンが引き継がれるのか、経済政策への影響が大きいので注目したいと思いました。
それから中東地域での新型コロナ流行と、アメリカの脱中東への動きを加速です。
これが結果として、日米台英による中国封じ込めの強化につながっていくという指摘は、目からウロコでした。
日本と台湾、アメリカと台湾との関係も含めて、今後も注目していきたいです。
最後に、この本を発売した徳間書店、印刷をした大日本印刷のみなさん、地獄のようなスケジュールで製作にあたられたすべてのスタッフのみなさまに敬意と感謝を表します。
出版人の意地とプライドを感じました。
ありがとうございます。
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「新型コロナ恐慌」後の世界 単行本(ソフトカバー) – 2020/3/27
渡邉哲也
(著)
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購入オプションとあわせ買い
新型コロナウイルスで転落する中国、連鎖恐慌に陥る世界。そして次に何が起こるのか。日本の行方は。 これから始まる新たな大潮流を、気鋭のエコノミストが完全分析!
中国発の新型コロナウイルスはついにパンデミックと認定され、世界中にパニックを巻き起こしている。
ニューヨーク・ダウは史上最大の下げを繰り返し、日経平均も急落を続けている。
はたしてこの状態はどこまで続き、その後、世界はどうなっていくのか。
世界で反グローバリズムの気運が高まり、2020年1月31日にはイギリスがEU離脱を果たした。
その直後、グローバリズムの恩恵により急速な経済成長を実現してきた中国で新型肺炎が発生、その結果、中国のサプライチェーンが麻痺し、世界経済は大混乱に陥った。
加えて、春節の中国人大移動によって世界中にウイルスが拡散されたことで、各国は国を閉じ、他国からの渡航者を締め出す事態にまでなっている。
著者は、グローバリズムの終焉、米中貿易戦争、そしてこの新型コロナウイルス問題により、世界は中国依存から中国排除への転換が進み、新たな国際秩序が構築されていくと説く。
その先に何が起こるのか。そして日本の行方は。
中国発の新型コロナウイルスはついにパンデミックと認定され、世界中にパニックを巻き起こしている。
ニューヨーク・ダウは史上最大の下げを繰り返し、日経平均も急落を続けている。
はたしてこの状態はどこまで続き、その後、世界はどうなっていくのか。
世界で反グローバリズムの気運が高まり、2020年1月31日にはイギリスがEU離脱を果たした。
その直後、グローバリズムの恩恵により急速な経済成長を実現してきた中国で新型肺炎が発生、その結果、中国のサプライチェーンが麻痺し、世界経済は大混乱に陥った。
加えて、春節の中国人大移動によって世界中にウイルスが拡散されたことで、各国は国を閉じ、他国からの渡航者を締め出す事態にまでなっている。
著者は、グローバリズムの終焉、米中貿易戦争、そしてこの新型コロナウイルス問題により、世界は中国依存から中国排除への転換が進み、新たな国際秩序が構築されていくと説く。
その先に何が起こるのか。そして日本の行方は。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2020/3/27
- 寸法13.1 x 1.9 x 18.9 cm
- ISBN-10419865011X
- ISBN-13978-4198650117
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商品の説明
著者について
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。大手掲示板での欧米経済、韓国経済などの評論が話題となり、2009年、『本当にヤバイ!欧州経済』(彩図社)を出版、欧州危機を警告し大反響を呼んだ。内外の経済・政治情勢のリサーチや分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行っている。『これからすごいことになる日本経済』『パナマ文書』『決裂する世界で始まる金融制裁戦争』(以上、徳間書店)などベストセラー多数。その他、『これからヤバイ 米中貿易戦争』『「中国大崩壊」入門』(徳間書店)、『あと5年で銀行は半分以下になる』(PHP研究所)、『GAFA VS. 中国』(ビジネス社)など話題作を次々と世に送り出している。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2020/3/27)
- 発売日 : 2020/3/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 256ページ
- ISBN-10 : 419865011X
- ISBN-13 : 978-4198650117
- 寸法 : 13.1 x 1.9 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 305,522位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 15位経済協力
- - 58,253位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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作家・経済評論家。1969年生まれ。
日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。大手掲示板での欧米経済、韓国経済などの評論が話題となり、2009年『本当にヤバイ!欧州経済』(彩図社)を出版、欧州危機を警告しベストセラーになる。内外の経済・政治情勢のリサーチや分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行っている。
公式HP http://www.watanabetetsuya.info/
人気経済ブログ「代表戸締役 ◆ jJEom8Ii3E の妄言」
人気メルマガ渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049 を運営している。
連絡先はinfo@watanabetetsuya.info
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年4月5日に日本でレビュー済み
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2020年3月29日に日本でレビュー済み
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新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない。消費前値上げで経済が急降下したと
ころに中国発の疫病に襲われた。潜伏期間が長く、感染力が強く、致死率が高く、
有効な治療薬がない。店頭からはマスク、トイレットペーパー、米などが消えた。
株価は急落、経済活動は大打撃を受けている。東京オリンピックも1年延期になり、
これからわが国経済、世界経済はどうなるのか誰しも気になるところだ。本書はそ
の予測をまとめたものであるが、常識的に予測される範囲にとどまっている。経済
が悪化することは誰でもわかるが、どのぐらい落ちるのかまでは踏み込んでいない。
財政出動にしても、どのぐらいの規模の補正予算を組むべきか触れてほしかった。
米国はコロナウィルス以前から中国のサプライチェーン外しを着々と進めてきたが、
その動きが加速するはずだ。中国との取引はリスクが高いことが改めて認識された。
コロナ騒ぎは、わが国としても中国から撤退のチャンスになるはずだ。わが国の企
業は中国に進出して中国にさんざん貢いできたが、利益を日本に持ち帰ることはで
きない。損切りしてでも撤退を考えるべきではないか。必要なものは自国で生産す
るか、リスクの少ない国から調達すべきではなかろうか。
本書は中国潰しのために米国が次々に制定した法律についてかなり触れている。ビ
ジネスに携わる者は、これらの法律を知らなければ、予期せぬ制裁を受けるかもし
れない。知らなかったではすまされない。ビジネスマンには一読の価値がある。
ころに中国発の疫病に襲われた。潜伏期間が長く、感染力が強く、致死率が高く、
有効な治療薬がない。店頭からはマスク、トイレットペーパー、米などが消えた。
株価は急落、経済活動は大打撃を受けている。東京オリンピックも1年延期になり、
これからわが国経済、世界経済はどうなるのか誰しも気になるところだ。本書はそ
の予測をまとめたものであるが、常識的に予測される範囲にとどまっている。経済
が悪化することは誰でもわかるが、どのぐらい落ちるのかまでは踏み込んでいない。
財政出動にしても、どのぐらいの規模の補正予算を組むべきか触れてほしかった。
米国はコロナウィルス以前から中国のサプライチェーン外しを着々と進めてきたが、
その動きが加速するはずだ。中国との取引はリスクが高いことが改めて認識された。
コロナ騒ぎは、わが国としても中国から撤退のチャンスになるはずだ。わが国の企
業は中国に進出して中国にさんざん貢いできたが、利益を日本に持ち帰ることはで
きない。損切りしてでも撤退を考えるべきではないか。必要なものは自国で生産す
るか、リスクの少ない国から調達すべきではなかろうか。
本書は中国潰しのために米国が次々に制定した法律についてかなり触れている。ビ
ジネスに携わる者は、これらの法律を知らなければ、予期せぬ制裁を受けるかもし
れない。知らなかったではすまされない。ビジネスマンには一読の価値がある。
2020年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おおよそは説得力があるが、肝心の中国の今後は見方が甘い気がする。
サプライチェーンで中国外しとか、そんなに簡単に進むか?
EUとか中国受け入れせざるを得ない国とかあんじゃないのかな。
そうなると足並み揃わないよね?
コンパクトシティ構想で日本を強くするというのも、そもそもコンパクトシティ構想自体がコロナでブレーキかかってしまわない?
まあそんな感じで、ちょっと納得行かない。
どうなんだろ。
読んでなるほど………いやいや待て待て、ホントにそうなると思うか?という感じ。
サプライチェーンで中国外しとか、そんなに簡単に進むか?
EUとか中国受け入れせざるを得ない国とかあんじゃないのかな。
そうなると足並み揃わないよね?
コンパクトシティ構想で日本を強くするというのも、そもそもコンパクトシティ構想自体がコロナでブレーキかかってしまわない?
まあそんな感じで、ちょっと納得行かない。
どうなんだろ。
読んでなるほど………いやいや待て待て、ホントにそうなると思うか?という感じ。
2020年3月27日に日本でレビュー済み
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予測的中率に定評のある著者の新作。情報量の多さでは群を抜く。
全世界における大きな潮流の分析が鋭い。トランプ発言や日本の施策が行き当たりばったりでないことが理解できる。米国選挙や民主共和の対立とは関係なく、米国による中国潰しは法律制定を通じすでに既定路線である。EUをはじめ過度に中国依存を進めてきた国家は今後踏み絵を迫られることになり、日本企業も例外ではない。
グローバリズムやフリーライダーへの反感が票田を通じチャイナパージへと向かっている件についても詳述されている。GAFAも今後各国の裁定に苦慮することになるだろう。
また、今後日本がどのように動くべきか、西側自由民主主義国の陣営に迎えるべき国はどこかについても、明確に箴言されている。平成時代苦汁を飲んだ日本復活の兆しも感じられる。
頻繁な売買ではなく長期的に伸びる分野を判断したい法人の投資担当者にとっても、今後の投資判断に有用であると思う。(当方は2019年の「中国大崩壊」を読み、アリババとテンセントがらみの投資信託から手を引いた)
日米貿易摩擦、プラザ合意、半導体協定など、日本は幾度となく米国に苦しめられてきたが、世界の6割はドル決済で動いている。ルールメイカーの米国と強かに協同し、今の戦争にどう勝つか、その参考になる書と感じた。
全世界における大きな潮流の分析が鋭い。トランプ発言や日本の施策が行き当たりばったりでないことが理解できる。米国選挙や民主共和の対立とは関係なく、米国による中国潰しは法律制定を通じすでに既定路線である。EUをはじめ過度に中国依存を進めてきた国家は今後踏み絵を迫られることになり、日本企業も例外ではない。
グローバリズムやフリーライダーへの反感が票田を通じチャイナパージへと向かっている件についても詳述されている。GAFAも今後各国の裁定に苦慮することになるだろう。
また、今後日本がどのように動くべきか、西側自由民主主義国の陣営に迎えるべき国はどこかについても、明確に箴言されている。平成時代苦汁を飲んだ日本復活の兆しも感じられる。
頻繁な売買ではなく長期的に伸びる分野を判断したい法人の投資担当者にとっても、今後の投資判断に有用であると思う。(当方は2019年の「中国大崩壊」を読み、アリババとテンセントがらみの投資信託から手を引いた)
日米貿易摩擦、プラザ合意、半導体協定など、日本は幾度となく米国に苦しめられてきたが、世界の6割はドル決済で動いている。ルールメイカーの米国と強かに協同し、今の戦争にどう勝つか、その参考になる書と感じた。
2020年4月16日に日本でレビュー済み
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2020年4月中旬、この本の書かれた頃より世界や日本の新型コロナウイルス感染の状況は悪化している。この本の中での世界での感染者は11万人と書かれていて、現在はその20倍以上だ。この段階で新型コロナ禍の後の世界を想像することはなかなか難しい。著者は50代の経済評論家で以前から米中対立に関する本を書かれてきた人だ。この本中では、豊富な情報を元に、新型コロナウイルス感染拡大が経済に与える影響を分析されている。
<この本で分かったこと>
〇リーマンショックと新型コロナ危機の違い
リーマンショックは銀行を中心とする信用危機であった。しかし、新型コロナ危機は世界的な実体経済の悪化予測と新型コロナの感染拡大の恐怖がある。
〇新型コロナは中国とGAFAの「終わり」の始まり
中国はアメリカなどからの金の力で人と技術を買収し、GAFAも恩恵を受けてきた。しかし、この関係はアメリカと中国の蜜月とグローバル化が許された時代でしか通じない。新型コロナ危機はグローバル化を否定する方向に導く。
〇今回の事態は世界にチャイナリスクを強く印象づけ、中国のカネに依存していた人をあぶり出し、彼らに大きなダメージを与えた。
この本の大きなメッセージは、新型コロナ危機が、今後、世界でのヒト・モノ・カネの移動の自由を事実上崩壊させ、グローバリゼーションが否定される方向に世界が動くというものだ。その中でも新型コロナウイルス感染の発生源である中国外しの動きが加速し、「バンブーカーテン」が下りるとしている。実際、すでにアメリカでは中国への反感が増し、中国への巨額賠償が取りざたされている。
ただ、この本の難点はあまりに短期間に書かれた形跡があり、時間経過が本の中で逆転していたり、新型コロナウイルス感染とあまり関係ない些末な問題が取り上げられていたりと、本の後半でかなり息切れ感がある。この本は緊急出版された情報本として読むべきと思った。
<この本で分かったこと>
〇リーマンショックと新型コロナ危機の違い
リーマンショックは銀行を中心とする信用危機であった。しかし、新型コロナ危機は世界的な実体経済の悪化予測と新型コロナの感染拡大の恐怖がある。
〇新型コロナは中国とGAFAの「終わり」の始まり
中国はアメリカなどからの金の力で人と技術を買収し、GAFAも恩恵を受けてきた。しかし、この関係はアメリカと中国の蜜月とグローバル化が許された時代でしか通じない。新型コロナ危機はグローバル化を否定する方向に導く。
〇今回の事態は世界にチャイナリスクを強く印象づけ、中国のカネに依存していた人をあぶり出し、彼らに大きなダメージを与えた。
この本の大きなメッセージは、新型コロナ危機が、今後、世界でのヒト・モノ・カネの移動の自由を事実上崩壊させ、グローバリゼーションが否定される方向に世界が動くというものだ。その中でも新型コロナウイルス感染の発生源である中国外しの動きが加速し、「バンブーカーテン」が下りるとしている。実際、すでにアメリカでは中国への反感が増し、中国への巨額賠償が取りざたされている。
ただ、この本の難点はあまりに短期間に書かれた形跡があり、時間経過が本の中で逆転していたり、新型コロナウイルス感染とあまり関係ない些末な問題が取り上げられていたりと、本の後半でかなり息切れ感がある。この本は緊急出版された情報本として読むべきと思った。
2020年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一カ月前の時点での状況から、直近と言うより中長期に世の中が大凡このような流れになるであろうとの内容で、相変わらずの鋭い分析で説得力があります。
中共による人災とも言える厄介な状況ですが、ピンチはチャンス。現在進行中なのでまだまだ振り返りは難しいと思いますが、その際にはインプットしておきたい情報が満載です。
中共の情報戦が気になるところですが、まぁ大丈夫でしょう。バンブーカーテンによって世界は大きく変わりそうですね。
中共による人災とも言える厄介な状況ですが、ピンチはチャンス。現在進行中なのでまだまだ振り返りは難しいと思いますが、その際にはインプットしておきたい情報が満載です。
中共の情報戦が気になるところですが、まぁ大丈夫でしょう。バンブーカーテンによって世界は大きく変わりそうですね。
2020年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書を読み進めていく上で、著者はかなり偏った意見を持っていることが伺える。
その為、特に何も考えずに本書に書かれている内容を鵜呑みにする人をミスリードする可能性があると感じた。
本書に書かれている内容を否定するわけではないが、あくまでも一つの意見として捉え、自身で情報を咀嚼しながら正しいかどうかを判断して欲しい。
その為、特に何も考えずに本書に書かれている内容を鵜呑みにする人をミスリードする可能性があると感じた。
本書に書かれている内容を否定するわけではないが、あくまでも一つの意見として捉え、自身で情報を咀嚼しながら正しいかどうかを判断して欲しい。
2020年4月5日に日本でレビュー済み
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今の話題に対して、ひとつの見方をすることができました。
有難うございます。
有難うございます。