¥803 税込
ポイント: 25pt  (3%)  詳細はこちら
一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。 在庫状況について
注文確定後、入荷時期が確定次第、お届け予定日をEメールでお知らせします。万が一、入荷できないことが判明した場合、やむを得ず、ご注文をキャンセルさせていただくことがあります。商品の代金は発送時に請求いたします。
Kindle版は、無料のKindleアプリがあればお持ちの端末で今すぐお読みいただけます。
¥803 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥803
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
出荷元
Amazon.co.jp
出荷元
Amazon.co.jp
販売元
販売元
支払い方法
お客様情報を保護しています
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
支払い方法
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

著者をフォローする

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

たとへば君 四十年の恋歌 (文春文庫 か 64-1) 文庫 – 2014/1/4

4.4 5つ星のうち4.4 164個の評価


この商品はセット買いができます
『河野裕子・永田和宏「恋歌」全3冊セット』 こちらをチェック
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥803","priceAmount":803.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"803","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"nugX3nfAamOdWtqn8lDLdoxv6j36kkgX7Emvf%2F%2BzDl8UGfCvq9kEStPm%2FPBmq3wqqWgVjTC7cbWuiE%2B5vCHQbo9ha8azgzmhPKGnHw2UiIQplkMo4LUN4dCONkG3AOak7KJ%2F%2BsMQEbM%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}

購入オプションとあわせ買い

この世はこんなにも美しく、残酷だ。感動の相聞歌

2010年夏、乳がんで亡くなった歌人の河野裕子さん。出会い、結婚、子育て、発病、再発、そして死。先立つ妻と交わした愛の歌。

よく一緒に購入されている商品

¥803
一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。
注文確定後、入荷時期が確定次第、お届け予定日をEメールでお知らせします。万が一、入荷できないことが判明した場合、やむを得ず、ご注文をキャンセルさせていただくことがあります。商品の代金は発送時に請求いたします。
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥572
最短で5月30日 木曜日のお届け予定です
残り2点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥1,870
最短で5月30日 木曜日のお届け予定です
残り3点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計: pt
詳細
追加されました
spCSRF_Control
これらの商品のうちのいくつかが他の商品より先に発送されます。
一緒に購入する商品を選択してください。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2014/1/4)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/1/4
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 297ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4167900173
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167900175
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1.4 x 15.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 164個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
164グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2023年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分からないところは雰囲気で感じ、難しく考えずに詩と思ってフィーリングで読みました。
自分も妻を大切にしようと改めて考えさせられる1冊です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
河野裕子は生まれながらの歌人だと思う。

 「誰かの為に、何かの為にという大義名分では決して短歌は作れるものではない。短歌はもっとつきつめたひとりぼっちのものだと思う。」

序文で引用される河野裕子の言葉である。
 「無」から「有」を生み出すとき、人によって、時によって、それは自分の奥の別の何者かからのシグナルを感じ、読み取ろうとする作業となる。いつ始まるのかもわからず、いったん始まったが最後、それが消えてなくならないうちにと、ただただ心を澄まして受け止め続けるほかない。その中では、虚栄心や羞恥心、思いやりすら、邪魔にしかならない。
そのとおり、彼女は、歌やその解説たるエッセイの中で、自分や愛する家族のどんな姿も隠し立てせず、詳らかにしてしまう。そうすることへの覚悟すらあからさまには感じさせず、ただ、呼吸をするように自然に。

 そのように歌の才に恵まれた彼女は、しかし、若いころ、生きるのが「しんどくてしんどくてしようがなかった」という。繊細さ故に周囲の人間との交流がうまくいかなったのではないかと推測する。そんな時に永田和宏と出会い、「あなたはそのままでいいよ」と言ってもらったことで、「それまで自意識が裸になって歩いていたけれど、永田和宏という存在が、私に薄膜を張って生きやすくなりました」と言っている(第2章「たったこれだけの家族」)。
 要は、夫について、自分が人間として生きていくためにどうしても必要な自信をくれた、唯一無二の人だと言っているわけです。
 また、河野は歌人としても、夫が一番の理解者であり、短歌の力というものを実感させてくれた人だったというエピソードを、「家」という歌集を出した際の夫婦の会話の形でエッセイ(「合歓」21号 平成14年6月からの引用)に残している。そして、出した答えは「わかってくれる読者がひとりいればいいんです」。
 人として歌人としても、この人ひとりがいたから生きてこれたし、生きていけると。
 いゃ、さすが、相聞歌集です。怒涛の告白。半端ないっす。

対する永田和宏は、細胞学の研究者(京都大学名誉教授)であり、感覚的な気付きの歌や感情そのものを詠んだ歌ではなく、「君のおかげでおもしろい人生だったとたぶん言うだろう わたしがもし先に死ぬことになれば」のように、思考・思索による気付きや、そのあとにくる感情とでもいうものを詠んだ歌が多いように思う。

 河野が病気になったあとの、次の歌などは、感情の動きやその奥にあるなにものかをただひたすら尊んできた生来の歌人としての妻と、歌人ではありつつ知性や理性を無意識のうちに介在させる研究者としての夫とのすれ違いが描かれているようで興味深かった。
「われのひと世にもっとも聡明にありたしと願いし日々を君は責めるも」。
 愛する人を大切にするために、大きな感情の揺れを必死に理性でコントロールして、もてる理性と知性(相当優秀なやつ)を総動員して考えに考え抜き、「穏やかでいよう」、「動揺する彼女をどーんと受け止める頼りがいのある夫でいよう」と(たぶん)決心し、いささかの遺漏もなく、この時に最善を尽くそう、そのために、自分の人生の中で今この時にこそ最も聡明でありたいとまで願っていたわけです(たぶん)。もう、全然、わかりますよ?共感します。
 それなのに、妻からは、あなたは私が死ぬのに少しも動揺してくれないと、逆に責められたという驚きと哀しみをうたっているわけです(たぶん)。
 
 しかし、さすがオシドリ夫婦。その後の河野裕子は、「兄のような父のような夫がゐて時どき頭を撫でてくれるよ」、「一日に何度も笑う笑い声と笑い顔を君に残すため」、「さみしくてあたたかかりきこの世にて会ひ得しことの幸せと思ふ」、「手をのべてあなたとあなたに触れたきに息がたりないこの世の息が」と淡いようでいて濃厚な愛しさを詠いつつ、この世を去ります。
 この河野が亡くなったあと、抑制された言葉使いで激しい哀しみと亡き妻への追慕を詠みこんだ永田の次の歌は、河野の最後の歌「手をのべて」に対するこの世からあの世へ向けた返歌ともいうべき、読むものの涙を誘わずにはいられない秀歌です。
 「亡き妻などとどうして言へようかてのひらが覚えてゐるよ君のてのひら」
33人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人はなかなか心の奥の思いは会話にできないが短歌で紡ぎ出された言葉、日本語は素晴らしい。ご夫婦の様々な場面の隠しきれない素直な思いは胸に響きました。とても豊かさを感じました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夫婦で全力で歩んだ、幸せな人生と言って良いと思う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供に対する愛情表現が実にうまい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「短歌」については、学校(中・高)で習っただけの知識だけしかありませんが、
それでもおふたりのこころのつながり方の濃さは(息苦しい程に)伝わってきます。
私も、夫を病気で見送ってもう30年近いですが、とても身近に感じたままで今も暮らしています。
子育てに追われ、仕事や家事で時間を取られていたけれども、
毎日自転車で30分かけて病院に通っていたころが懐かしい…
この本は、ずっと大切に読み続けたいです。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とてもきれいで古本と思えないうつくしさだった。対応もスピーディだった。
2020年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夫婦のあり方を考え直す事ができました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート