いかにもアメリカ、の極端から極端への振り切れっぷりが圧巻
これだからアメリカは進み続けられるし、歩みを止められない
こんなことは日本にはなかなか起きにくいかもしれないけれど、日本のメディアにも責任を果たす気概を見せて欲しいなぁ、と
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
キャッチ・アンド・キル 単行本 – 2022/4/12
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥2,378","priceAmount":2378.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"2,378","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"ifXeGzjCzu9fNgDgaZR2wLKvfWAJEaGh%2F125coCSxLj4LV2HoaICeLpE%2B6KqmtoJ95ErckUIbk7KAIkwWpQjF1rKpNg6CxGEITG%2BgVM9rrUhCkbfXCZD%2BbhxoTowbovRgUxwuPE64IemEB5sEpaWYOjkmXb54DjvBYmESL3GocSivGB1H0CQnw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥637","priceAmount":637.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"637","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"ifXeGzjCzu9fNgDgaZR2wLKvfWAJEaGh85xoJ%2Fx3%2FZ59T07LcpajSHVi%2Fj%2Bk%2FUXOfiqcOdamLiGit1QTQOhWN7D3RMb3P12IbIIJY9f99Q6bk4ZCv7pgYeunZmq3iULpUMWT9LqEz1JkJxVqqJCes3GBW96T9%2Fx4zjxXhjkOcS0TQfKPXpYVmA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
#MeToo運動は、この一冊から始まった──。
長年タブーだったハリウッドの性的虐待をスクープし、ピューリッツァー賞受賞。
タイム誌、ワシントンポスト紙、フォーチュン誌ほか年間ベストブックに選出された全米ベストセラー、遂に日本上陸!
「歴史に残る一冊になることだろう」(エッセイスト・洋書レビュアー 渡辺由佳里)
「爆発的で強力なジャーナリズム」(ピューリッツァー賞受賞評)
あらすじ/ハリウッド大御所プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの性的虐待疑惑を追いかける著者ローナン・ファロー。勇気ある女性たちの証言を得た調査の先に浮かび上がってきたのは、メディア界・政界・司法界による“悪の三位一体”構造だった。巨大な闇に触れてしまった著者はスパイ組織に狙われる。やがては各界トップのクビが飛び、大統領をも巻き込む事態に。彼らの常套手段である「キャッチ・アンド・キル」についても本書で明かされる。
本書には、大勢の証言者が実名で登場します。
「名乗り出た女性の信用をズダズタにする。女性たちを貶めて、追い詰める。犠牲者を略奪者に仕立てあげるのよ」(ロザンナ・アークエット/女優)
「体と心を切り離したわ。顔に笑いを貼り付けてね」(ローズ・マッゴーワン/女優)
「彼(ハーヴェイ・ワインスタイン)は怖い人たちとつながってるの。人を傷つけかねないわ」(ミラ・ソルヴィーノ/女優)
その他にヒラリー・クリントン、メリル・ストリープと著者のやりとりも収録。
著者は「辛く重要な真実を世の中に出すため、大きなリスクを背負ってくれた女性たちには感謝してもしきれない」と述べています。
著者プロフィール/1987年生まれ。映画監督ウディ・アレンと女優ミア・ファローの息子。米国では天才セレブ二世として有名。15歳で大学卒業、21歳でイェール大学ロースクールを修了し弁護士資格を取得。ローズ奨学生としてオックスフォード大学へ進み博士号取得。国務省スタッフ、ヒラリー・クリントン国務長官顧問(当時)などを経てジャーナリズムの世界へ。ニュース放送局MSNBCの番組アンカーを務めた。ニューヨーカー誌に発表した本スクープ記事により弱冠30歳でピューリッツァー賞を受賞。
長年タブーだったハリウッドの性的虐待をスクープし、ピューリッツァー賞受賞。
タイム誌、ワシントンポスト紙、フォーチュン誌ほか年間ベストブックに選出された全米ベストセラー、遂に日本上陸!
「歴史に残る一冊になることだろう」(エッセイスト・洋書レビュアー 渡辺由佳里)
「爆発的で強力なジャーナリズム」(ピューリッツァー賞受賞評)
あらすじ/ハリウッド大御所プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの性的虐待疑惑を追いかける著者ローナン・ファロー。勇気ある女性たちの証言を得た調査の先に浮かび上がってきたのは、メディア界・政界・司法界による“悪の三位一体”構造だった。巨大な闇に触れてしまった著者はスパイ組織に狙われる。やがては各界トップのクビが飛び、大統領をも巻き込む事態に。彼らの常套手段である「キャッチ・アンド・キル」についても本書で明かされる。
本書には、大勢の証言者が実名で登場します。
「名乗り出た女性の信用をズダズタにする。女性たちを貶めて、追い詰める。犠牲者を略奪者に仕立てあげるのよ」(ロザンナ・アークエット/女優)
「体と心を切り離したわ。顔に笑いを貼り付けてね」(ローズ・マッゴーワン/女優)
「彼(ハーヴェイ・ワインスタイン)は怖い人たちとつながってるの。人を傷つけかねないわ」(ミラ・ソルヴィーノ/女優)
その他にヒラリー・クリントン、メリル・ストリープと著者のやりとりも収録。
著者は「辛く重要な真実を世の中に出すため、大きなリスクを背負ってくれた女性たちには感謝してもしきれない」と述べています。
著者プロフィール/1987年生まれ。映画監督ウディ・アレンと女優ミア・ファローの息子。米国では天才セレブ二世として有名。15歳で大学卒業、21歳でイェール大学ロースクールを修了し弁護士資格を取得。ローズ奨学生としてオックスフォード大学へ進み博士号取得。国務省スタッフ、ヒラリー・クリントン国務長官顧問(当時)などを経てジャーナリズムの世界へ。ニュース放送局MSNBCの番組アンカーを務めた。ニューヨーカー誌に発表した本スクープ記事により弱冠30歳でピューリッツァー賞を受賞。
- 本の長さ493ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2022/4/12
- 寸法13.9 x 3.2 x 19.4 cm
- ISBN-104163915265
- ISBN-13978-4163915265
よく一緒に購入されている商品
対象商品: キャッチ・アンド・キル
¥2,378¥2,378
最短で5月24日 金曜日のお届け予定です
残り1点 ご注文はお早めに
¥1,045¥1,045
最短で5月24日 金曜日のお届け予定です
残り4点(入荷予定あり)
¥924¥924
最短で5月24日 金曜日のお届け予定です
残り5点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
出版社より
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2022/4/12)
- 発売日 : 2022/4/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 493ページ
- ISBN-10 : 4163915265
- ISBN-13 : 978-4163915265
- 寸法 : 13.9 x 3.2 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 283,990位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 58位映画ノンフィクション
- - 69位新聞マスメディア
- - 79位印刷マスメディア
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「お前は愛する家族を救えなかった。そのかわり、今はみんなを救いたいと思ってるんだろ」
ワインスタインは、笑いながらファローにこう言うのである.まるで魔王と勇者の対決だ.
著者ローナン・ファローは、ウディ・アレンとミア・ファローの子.15歳で大学を卒業し、21歳でイェール大学の法科大学院を卒業.十代でユニセフの広報を担当し、それから国務省に勤め、後にNBCの調査報道記者となる.セレブにして元神童だが、親の七光を嫌い、地に足つけてしっかり頑張っているわけだ.
出自に縛られたくないファローは、義姉ディランが父ウディ・アレンを性的虐待で訴えた一件については口を閉ざしてきた.そのせいで姉との関係は今も良好とは言えない.ワインスタインが嘲ったのは、このことだ.
姉を救えなかったかわりにみんなを救う……確かに、ファローの魂の深い部分には、贖罪の意識もあっただろう.しかし、彼にとってワインスタイン追及は、当初あくまでも報道記者としての仕事のひとつに過ぎなかった.それが「#MeToo」「Time's Up」運動の大旋風を巻き起こし、ファロー自身にピューリッツァー賞をもたらすまでに至るのは、ワインスタイン報道をめぐって凄まじい妨害があったからだ.
ワインスタインは、イスラエルの元首相を通じて「ブラックキューブ」という民間調査会社を雇っていた.彼らは調査対象を執拗に尾行し、ペン型の盗聴器を用い、「ペガサス」を駆使する.サラエボ内戦の瓦礫の中で育った女スパイが、別人になりすましてローナンの情報提供者と親友になっている.
ローナンが尊敬し、憧れてもいたNBCの上司たちは、ワインスタイン報道を潰しにかかる.単なる大物への忖度かと思ったら、そうではなかった.上司はワインスタインと交友があり、ローナンを説得する陰で高級ウォッカをプレゼントされていた.NBCの看板司会者はワインスタインと同じく、社内で部下を性的に食い物にすることを繰り返し、会社は被害者に大金を握らせて秘密保持契約を結んでいた.
ヒラリーもワインスタインの友人で、ローナンが行うはずだったインタビューはキャンセルされる.トランプはもちろんトランプだ.ミシェル・オバマが第85回アカデミー作品賞を発表する役を務めたのは、ワインスタインに頼まれたからだった.味方になってくれる権力者など、どこにもいない.
特ダネを追って一人前になりたかっただけの若僧が正義の勇者になってしまったのは、アメリカの抱える闇があまりにも深かったからに他ならない.本書の価値は、自らの置かれた状況を、自分がいかなる問題に首を突っ込んだかを、まるで理解していなかったファローが、徐々に事態の深刻さに気付いていく過程が克明に描写されている点にある.結論から逆算したのでは、ファローが向き合ったものの恐ろしさ、忌まわしさは決して感得出来なかっただろう.
冒頭のワインスタインの言葉は、邪悪な嘲弄に過ぎない.しかし、ファローがこの仕事をやり遂げてはじめて、義姉ディランの苦しみと向き合えるようになったことも事実だ.本書はひとりの青年の成長物語でもある.
(オマケ)世にも恐ろしいアメリカの権力者たちですが、いかなり邪魔者を殺したりはしないんだな、という点だけはホッとしました.
ワインスタインは、笑いながらファローにこう言うのである.まるで魔王と勇者の対決だ.
著者ローナン・ファローは、ウディ・アレンとミア・ファローの子.15歳で大学を卒業し、21歳でイェール大学の法科大学院を卒業.十代でユニセフの広報を担当し、それから国務省に勤め、後にNBCの調査報道記者となる.セレブにして元神童だが、親の七光を嫌い、地に足つけてしっかり頑張っているわけだ.
出自に縛られたくないファローは、義姉ディランが父ウディ・アレンを性的虐待で訴えた一件については口を閉ざしてきた.そのせいで姉との関係は今も良好とは言えない.ワインスタインが嘲ったのは、このことだ.
姉を救えなかったかわりにみんなを救う……確かに、ファローの魂の深い部分には、贖罪の意識もあっただろう.しかし、彼にとってワインスタイン追及は、当初あくまでも報道記者としての仕事のひとつに過ぎなかった.それが「#MeToo」「Time's Up」運動の大旋風を巻き起こし、ファロー自身にピューリッツァー賞をもたらすまでに至るのは、ワインスタイン報道をめぐって凄まじい妨害があったからだ.
ワインスタインは、イスラエルの元首相を通じて「ブラックキューブ」という民間調査会社を雇っていた.彼らは調査対象を執拗に尾行し、ペン型の盗聴器を用い、「ペガサス」を駆使する.サラエボ内戦の瓦礫の中で育った女スパイが、別人になりすましてローナンの情報提供者と親友になっている.
ローナンが尊敬し、憧れてもいたNBCの上司たちは、ワインスタイン報道を潰しにかかる.単なる大物への忖度かと思ったら、そうではなかった.上司はワインスタインと交友があり、ローナンを説得する陰で高級ウォッカをプレゼントされていた.NBCの看板司会者はワインスタインと同じく、社内で部下を性的に食い物にすることを繰り返し、会社は被害者に大金を握らせて秘密保持契約を結んでいた.
ヒラリーもワインスタインの友人で、ローナンが行うはずだったインタビューはキャンセルされる.トランプはもちろんトランプだ.ミシェル・オバマが第85回アカデミー作品賞を発表する役を務めたのは、ワインスタインに頼まれたからだった.味方になってくれる権力者など、どこにもいない.
特ダネを追って一人前になりたかっただけの若僧が正義の勇者になってしまったのは、アメリカの抱える闇があまりにも深かったからに他ならない.本書の価値は、自らの置かれた状況を、自分がいかなる問題に首を突っ込んだかを、まるで理解していなかったファローが、徐々に事態の深刻さに気付いていく過程が克明に描写されている点にある.結論から逆算したのでは、ファローが向き合ったものの恐ろしさ、忌まわしさは決して感得出来なかっただろう.
冒頭のワインスタインの言葉は、邪悪な嘲弄に過ぎない.しかし、ファローがこの仕事をやり遂げてはじめて、義姉ディランの苦しみと向き合えるようになったことも事実だ.本書はひとりの青年の成長物語でもある.
(オマケ)世にも恐ろしいアメリカの権力者たちですが、いかなり邪魔者を殺したりはしないんだな、という点だけはホッとしました.
2022年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画プロデューサーのワインスタインの、レイプによる女性虐待の実態を暴いたノンフィクション。
キャッチアンドキルの題名は、タブロイド紙などが、それらの依頼人のスキャンダルを、あかるみに出る前に、補足し、闇に葬ることで、独占インタビューを装って、多額の金と引き換えに秘密保持契約をむすばせ、違反した場合には恐喝などで
あらゆる手段で、告発者を貶める。
この著者も、イスラエルのスパイ組織からねらわれ、ありとあらゆる妨害をされた。
たちの悪いことに、それらの性犯罪者が、
大企業の重役だったり、業界のボスなどで、
多額の献金などで政界ともつながりがあり、
職業上の地位と立場から、被害女性が告発できない仕組みができていて、そこを利用して犯罪を
していた。
#ME TOO運動は、世界的ムーブメントになり
ワインスタインだけではなく、NBCという巨大
ネットワーク企業でも、それらの性犯罪がまかりとおっていて、しかもその隠蔽が日常化していた。ここにメスを入れた著者のジャーナリストとしての勇気と、告発した女性の勇気はたたえられる。
しかし、ウクライナ危機が起きる前に出版されて
いれば、もっと良かった。現実の世界に戦争による死者がいると、アメリカの金持ちの性犯罪者なんかどうでもいいとおもえる。
キャッチアンドキルの題名は、タブロイド紙などが、それらの依頼人のスキャンダルを、あかるみに出る前に、補足し、闇に葬ることで、独占インタビューを装って、多額の金と引き換えに秘密保持契約をむすばせ、違反した場合には恐喝などで
あらゆる手段で、告発者を貶める。
この著者も、イスラエルのスパイ組織からねらわれ、ありとあらゆる妨害をされた。
たちの悪いことに、それらの性犯罪者が、
大企業の重役だったり、業界のボスなどで、
多額の献金などで政界ともつながりがあり、
職業上の地位と立場から、被害女性が告発できない仕組みができていて、そこを利用して犯罪を
していた。
#ME TOO運動は、世界的ムーブメントになり
ワインスタインだけではなく、NBCという巨大
ネットワーク企業でも、それらの性犯罪がまかりとおっていて、しかもその隠蔽が日常化していた。ここにメスを入れた著者のジャーナリストとしての勇気と、告発した女性の勇気はたたえられる。
しかし、ウクライナ危機が起きる前に出版されて
いれば、もっと良かった。現実の世界に戦争による死者がいると、アメリカの金持ちの性犯罪者なんかどうでもいいとおもえる。
2022年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Metoo運動の流れを知りたくて読み始めたら、話題のペガサスの話が出てきて、正に事実は小説よりも奇なりを自でゆくストーリー。
ファローや、この告発に関わった女性達に敬意を抱くと共に、遅きに失したとはいえ、アメリカの自浄作用の素晴らしさを見ることが出来ます。
作中では言及されてませんが、iosのアップデートは大事だと改めて気付かされます。
Metoo運動の事も大事ですが、タイトルのキャッチアンドキルという、まだ様々な国に残っているこう言った構造を告発してくれた事で、更に変化が起こっていくのではと期待させてくれました。
本来のジャーナリズムのあり方と、その大切さを知るにも良い教材になるのではと思いました。
イスラエルの民間スパイ組織の一端を知りたい方にもおすすめします。
ファローや、この告発に関わった女性達に敬意を抱くと共に、遅きに失したとはいえ、アメリカの自浄作用の素晴らしさを見ることが出来ます。
作中では言及されてませんが、iosのアップデートは大事だと改めて気付かされます。
Metoo運動の事も大事ですが、タイトルのキャッチアンドキルという、まだ様々な国に残っているこう言った構造を告発してくれた事で、更に変化が起こっていくのではと期待させてくれました。
本来のジャーナリズムのあり方と、その大切さを知るにも良い教材になるのではと思いました。
イスラエルの民間スパイ組織の一端を知りたい方にもおすすめします。
2022年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かなりきつい表現が繰り返し出現する本ですが、事実を克明に積み上げて遂には巨悪の主人公を完膚なきまでに再起不能に落とすジャーナリズムの神髄を息を継がせづ読ませてくれた。
2022年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ファローのような人間がいる限り、この世は生きるに値する。
2022年12月11日に日本でレビュー済み
みなさん、好意的な感想を書いているのにちょっとびっくりである。同じ事件を扱った別のノンフィクション「その名を暴け―#MeTooに火をつけたジャーナリストたち」のレビューに、「アメリカのノンフィクションに多い自分語りの部分が気になった。訳文も読みにくく、関係の薄い別事件の話が延々が書かれている――」というレビューがこの本にもかなり当てはまると思う。
この本を評価する人は、よほどアメリカの事情に精通しているか、翻訳物を読みなれている人でないか。年明けに、ワインスタイン事件の映画も公開されるが、その原作は「その名を暴け―」のほうである。未読だが、この本も図書館で借りて読んだので、そちらも借りて読む。どんな本も、買うより借りるほうがずっといいね。
この本を評価する人は、よほどアメリカの事情に精通しているか、翻訳物を読みなれている人でないか。年明けに、ワインスタイン事件の映画も公開されるが、その原作は「その名を暴け―」のほうである。未読だが、この本も図書館で借りて読んだので、そちらも借りて読む。どんな本も、買うより借りるほうがずっといいね。
2022年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実父ウッディアレンによる姉への性的虐待に目をつぶってきた筆者が、映画界の巨匠ワインスタインによる数々の「レイプ」を苦難の末、公にし、#Me too運動の発端となったドキュメンタリー。映画界のみならず、権力者たちが長年に渡り女性たちから性的搾取し続け、告発しようとするとあるとあらゆるスキャンダルをでっち上げ社会的に葬ってきた(キャッチ・アンド・キル)アメリカという国の暗部に愕然とする。自分の後にこれ以上の犠牲者を出さないために、傷ついても声を上げる決心をした女性達が哀しくも素晴らしい。