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アメリカ紀行 単行本 – 2019/5/29

4.5 5つ星のうち4.5 72個の評価

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哲学の中心はいま、アメリカにあるのか?

ベストセラー『勉強の哲学』の直後、
サバティカル(学外研究)で訪れたアメリカの地で、
次なる哲学の萌芽は生まれるのか。
聖なるもの、信頼、警報、無関係、分身、二人称──
32のvariationsで奏でるアメリカ、新しい散文の形。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2019/5/29)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2019/5/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 184ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163909516
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163909516
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.6 x 1.5 x 19.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 72個の評価

著者について

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千葉 雅也
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1978年栃木県生まれ。東京大学教養学部卒業。パリ第10大学および高等師範学校を経て、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。哲学/表象文化論を専攻。フランス現代思想の研究と、美術・文学・ファッションなどの批評を連関させて行う。現在は、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。

『動きすぎてはいけない——ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』は博士論文を元にしたもの。紀伊國屋書店じんぶん大賞2013、表象文化論学会第五回学会賞。

カスタマーレビュー

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72グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年7月31日に日本でレビュー済み
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現代社会への考察、日米比較論が、さりげない日常生活から、書かれていて興味深い。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年5月30日に日本でレビュー済み
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著者が客員研究員として2017年10月から4か月間ハーバード大学ライシャワー日本研究所に滞在して書いたエッセーが本書である。
滞在したホテルとカフェとレストランとコンビニ。ありふれた光景の至る所にドゥルーズ=ガタリ的なものが見られる。著者がスマホで撮影したものと思われる写真が印象的だ。食べ物の写真が多い。昼間の時間の多くは行きつけのカフェで過ごす時間だ。まるでカルチェ・ラタンのカフェで原稿を執筆したサルトルのように。ハーバードでフランス現代思想に思いを馳せるのが著者だ。著者はどこまでもドゥルーズ研究者であることを実感した。アメリカ的なものに違和感を感じながらも次第に馴染んでいく著者の語りが面白い。同じコンビニでも日本とアメリカでは違う。その微妙な差異と質感の違いに着目するのはドゥルーズ的だ。
後半は新実在論のマルクス・ガブリエルやブラシエとの会話が面白い。互いに無関係(無関心)に存在する事物にかってに脈絡をつけたがるのが人間の性だ。キャッシュカード一枚であらゆるものに繋がるアメリカ社会に著者も驚く。ブラシエの邦訳の出版が楽しみだ。ここで止めておこう。後は読者が楽しめば良い。お勧めのエッセーだ。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 若き哲学者、千葉雅也による「アメリカ紀行」(文藝春秋)を読む。
 学外研究で訪れた米国、ボストン。ハーバードのライシャワー日本研究所の客員研究員として滞在した4ヶ月の米国滞在記。ボストン、ケンブリッジ、ニューヨーク、(ミュンヘン)、そしてロス。哲学を語り、花を愛で、「聖なるもの」が感じにくいと嘆き、異国で暮らす戸惑いの中で、何とか異国に適応しようとする哲学者の独白には、清冽なストイシズムすら覚えます。
 Lo Mein、Airbnb、Uber、Lyft、ダンキン・ドーナツ、sourdough、そして「無関係」について考える。私自身はここで「哲学」そのものについて語るつもりはありませんが、人類学者レヴィ=ストロースの書き方については啓発されました。そう、「書かないで書く」。この「紀行」の中にある、トランプ以降のアメリカの中で考察される、差別、セクシュアリティ、マイノリティ、日本人としてのアイデンティティなどへの無意識のアプローチが、健全さの中にある不健全さ、不健全さの中に立ち上る「健全さ」を喚起させ、そのことが瑞々しい<散文>という形式を使ってここには描かれていますね。好ましい、「過剰」さの欠如がそこにあるのだと思います。
 Appleも、NIKEも、アベンジャーズも、トム・クランシーも(笑)、そしてどこかのジェフ・ベゾスにも触れたがらないアメリカ紀行。
 その掉尾を飾る、「ある狭さがなければ欲望することは不可能だろう」に始まる文章は、そのコンテキストを含めて作者のよきものを伝える美しい「詩」なのだと思います。ムーンライトの下で光り輝く哲学者の<感性>だけが、この世界の「過剰」さを静かに伝えることができるのでしょう。

 ここからは読まれなくともよいと思いますが、かつて米国で一人暮らしをしていた時、ある黒人が訪ねてきて、「玄関の扉にドア・スコープを付けませんか?20ドル。アパートの管理会社からは了解を得ています」と言われたことがありました。彼は、長身で、右手にはいかつい電気ドリルを持ったまま立っていました。一瞬「あやしい」と感じたものの、「まあいいか」という思いと複雑な表現を避ける私自身の語学力の不足もあって、付けてもらうことにしました。工事に過不足はなかった。その覗き窓から、楕円形に外がよく見えるようになりました。
 その数日後、アパートの管理会社から、勝手にドア・スコープを販売している業者が入り込んでいるので注意するように-というお触れが投函されていました。遅かった(笑)
 そしてそのことを知った管理会社は、アパート群全体の美観を損ねるという理由からドア・スコープを取り除き、穴を木地で埋め、扉全体を塗り直し、まるで何事も起きなかったかのように修復してくれました。20ドルがロンダリングされた瞬間。私は、あの時、あの電気ドリルを持った男に対して、どう返事をすれば適切だったのだろうか?
37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年8月29日に日本でレビュー済み
個人的にはご神託を頂いたような心地になりました。
主語が弱いお国を飛び出してむき出しでは無いパッケージ化
マニュアル化したものしか欲しがらないお伽の国であることが
発露してしまった感がありました。我と汝といったってそんな
土俵になかなか現われてくれない日本人でありまして恋愛ベタ
であることも派生して分かるといったものです。いつもながら
に言語化が際立っていまして今回も余りにクリアな思考で何度
もハッとさせられました。独自のジャンルを開拓していると思
います。どうせ自分で旅行したってこのような境地や知見は得
られませんので大変に得した気分になりました。安心/信頼の溝
があまりにも深い感じがしてしまって考えさせられる一冊です。
2020年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本とアメリカの言動のギャップが、何気ない日常のひとコマの体験により綴られているため、リアル&どこかコミカルで面白い。ラストは日本人の丁寧な言動の裏にある(多くの人にとっては)無意識な裏目的についてハッとさせられてしまった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年11月17日に日本でレビュー済み
紀行文というものが子供のころから好きだった。いつしか手に取らなくなったのは、四六時中知り合いや知り合いの知り合いやまったくの他人が、世界中のいろんな場所から写真やテキストをブログやSNSで発信しするようになってからだ。それっぽい写真と下手なポエムみたいな文章がこうやっている間も増殖し続けている。こうなるともう誰がどこで何をしようとどうでもいい、いちいち報告するなという気持ちになり、旅に関する文章への関心も薄れていった。情報化、グローバル化、サービス化がすすむ世界で、秘境や渡航禁止区域など特殊な場所を除いて、異国体験というもののインパクトが弱まり、紀行文が総じて面白くなくなったというか、わざわざ読むほどの内容でもなくなっている。

そんななかで出会ったこの本。饒舌な印象の著者のわりに文字数が少ない。『アメリカ紀行』というタイトルも大物か素人しかつけないような直球である。意外な人が褒めたりしていたので読んでみたらほんとうによくて、ああ、自分はこういう何気ない紀行文が好きだったんだと何年かぶりに思い出した。

紀行文はガイドブックではない。一人の人間が、慣れ親しんだ日常をしばし離れて、見知らぬ土地を旅し、見知らぬ人と出会い、そのなかで見知らぬ自分と出会う、その過程を綴るものだ。だから究極的にはどこに行くかはどうでもいい。その人の持つ感性がそれが異国の地で新しいものに触れてどんな化学反応を起こすのか、その記録であるところの紀行文に興味がある。

スターバックスでファーストネームを聞かれるという話。最初は本名を答えていたが、公共の場で赤の他人に下の名前で呼ばれることへの違和感や、相手に識別しにくい名前を伝えることの面倒臭さから、あるときDavidと答えるようになる。それが結構馴染んできたころに帰国して、日本の丁寧すぎる(よもやお客様を下の名前で慣れ慣れしく呼んだりしない)接客は「思いやり」というよりも「畏れ」であり、そこには「不気味な緊張感」があると感じた。

それだけのこと、ではある。でもこれは驚くべき変化だ。著者はアメリカに来たてのころ「日本ならば、ひとつコンビニがあれば、そこでこれまでの生活をすべてリセッできる、という安心感がある。人生で何かやらかしても平気だ」と「駆け込み寺のような」コンビニを早くも恋しがっている。「僕は日本の生活のなかでコンビニとか、和食の儀礼的な面などから、自覚せずに『聖なるもの』を補給していたのだと気づく。異国に来て、それが補給できなくなっている」と禁断症状のようなものさえ感じている。それが、わずか4か月間のアメリカ滞在で、「コンビニ店員の事細かなマニュアル対応は、最高位の儀礼主体としての天皇とつながっている」と、自らの“聖地”を調査対象のとごとく突き放して観察する姿勢を身に付けている。

異国での体験がしばしば人生を変えるような体験となるのは、普段とは異なる環境に置かれて五感をフル稼働させてなんとか適応しようとする動物的というか本能的なスイッチが入るからだと思う。逆説的だけれどもそこからきわめて人間的というか客観的な考察が生まれる。

「コンビニの商品はあらゆるものが高度な技術で包装されている。なんという剥がしやすさ。なんという開けやすさ。滞りなく放送を開けることができ、次の所作でもまた丁寧に包装されたものに出会う」

これが著者が帰国直後に到達した“境地”である。

「僕は、僕なりに包装したアメリカしか体験できなかった。というより、アメリカで僕は、包装するということ自体について考えていたのだろう」

これは著者が考え続けているという「分身」や「無関係性」といったものへのひとつの糸口ではないだろうか。

著者が「儀礼として反復される習慣」によって「存在の堅固さを回復」するために「領土化」したカフェの名前がDarwin’sというのも何か意味あるようだけれども、たぶんない。でも何かそこをあきらめたくないほどに、この紀行文にはキラキラした言葉の断片がちりばめられている。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年6月6日に日本でレビュー済み
著者は才気煥発。哲学でとても気になる問題提起をする人物です。

読後感の第一は、意外と洒脱な人物なのではないか、という点でした。この人の作物は、次のものが期待されます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年9月14日に日本でレビュー済み
千葉雅也(1978年~)は、フランス現代哲学及び表象文化論を専門とする、立命館大学大学院准教授で、2013年に発表したデビュー作『動きすぎてはいけない―ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』で表象文化論学会賞を受賞した、現在注目される現代思想家のひとり。
本書は、2017年10月~2018年1月に、ハーバード大学ライシャワー日本研究所の客員研究員として米国に滞在した際の滞在記である。
内容は、4ヶ月の滞在期間について、日々、何処へ行き、何をし、誰に逢い、何を話し、何を食べ、何を感じたかが、ほぼ時系列に書かれているのだが、思想家と呼ばれる人びとが、日常の自らの身辺の事象をどのように捉え、考えているのかが垣間見られ、興味をもって読み進めることができた。
現代思想の専門的な切り口からの記述には残念ながら理解の及ばない部分もあったが、特に印象に残ったのは、アメリカ(西洋)と日本の発想・感覚の違いを語った以下のような点である。
ひとつは、英語の会話では、「How are you?」、「Have a good day!」のような、まず相手を主語に立てるという感覚があり、一方、日本語の「どうも」、「すいません」、「お疲れ様」のような言葉は一人称と二人称の区別が曖昧、或いは非人称であり、アメリカに着いた当初、この違いになかなか慣れなかったということ。
もうひとつは、日本に戻ってきて、店の店員がマニュアル的に異様なまでに丁寧なことに強い違和感を持ち、その日本の「おもてなし」と言われるものは他人への思いやりというものではなく、他人という、下手をすると荒れ狂う自然、畏れ多いものを鎮めるための儀式・地鎮祭としてのサービス過剰であり、それは西洋的な意味での人の尊厳を大事にするということとは全く違うのではないかということ。
私は、著者と同じ宇都宮高校(本書の中にも、同校在学時にAssistant Language Teacherとして英語を教えていた大学教員とボストンで偶然再会した話が出てくる)のOBで、著者の活動には関心をもっているが、今後も、現代思想の専門外の人間との距離を縮めてくれる、本書のような作品も書き続けて欲しいと思う。
(2019年9月了)
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