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ソラリス (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 2015/4/8

4.3 5つ星のうち4.3 550個の評価

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惑星ソラリス――この静謐なる星は意思を持った海に表面を覆われていた。惑星の謎の解明のため、ステーションに派遣された心理学者ケルヴィンは変わり果てた研究員たちを目にする。彼らにいったい何が? ケルヴィンもまたソラリスの海がもたらす現象に囚われていく……。人間以外の理性との接触は可能か?――知の巨人が世界に問いかけたSF史上に残る名作。レム研究の第一人者によるポーランド語原典からの完全翻訳版。
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商品の説明

著者について

1921年、旧ポーランド領ルヴフ(現ウクライナ領)に生まれる。クラクフのヤギェウォ大学で医学を学び、在学中から雑誌に小説や詩を発表し始めた。51年に第一長篇『金星応答なし』を発表。1950年代から60年代にかけて、地球外生命体とのコンタクトをテーマにした三部作『エデン』、『ソラリス』(本書)、『砂漠の惑星』ほかのSF作品を発表。70年代以降は『完全な真空』『虚数』といったメタフィクションを発表した。その深遠かつ巨視的なテーマの作品から、20世紀世界文学史上の巨人の一人に数えられる。2006年死去。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2015/4/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/4/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 432ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4150120005
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150120009
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.8 x 15.7 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 550個の評価

著者について

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スタニスラフ・レム
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
噂では聞いていたのですが,ここまで予想を上回るとは思っていませんでした。単なるSF小説ではなく巻末の解説にもありましたようにSF哲学(形而上学)ともいえる作品です。SF小説は人間の思考の範囲内でしかなく,また,宇宙研究もバスコダマの頃の大航海時代の域を超えないものとしか思っていました。私の頭で描く宇宙研究は所詮黄金の惑星“Zipangu”を求めるものでしかないと思っていました。もし,本当に純金の星が見つかったら地球上の各国は国旗などを積んだ探索衛星を打ち上げるかもしれません。その中には宇宙軍と称して武器を積んだものもあるかもしれません。ここからはソラリスからのパクリですが,その星には微量の半導体が含まれており巨大な集積回路となっており,電子集合体が潜んでいます。その思考は,自らと同じ重量の元素を増やすこと。金の原子は地球上の重力では生成できないため宇宙から降ってきたとも言われています。では,宇宙でどうやって生成されたのか。そこで飛躍ですが,星と星の衝突で生成されたとすると。その思考体は自らと他の星を衝突させることにより金原子を増やそうとしたら。そのためには,他の星の生命体の思考を電子で操るとしたら。なんとも次元の低い私の宇宙SFですが,ソラリスは1960年代に書かれた遙かに優れた作品であることは間違いありません。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年2月23日に日本でレビュー済み
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異星人とのコンタクトものは沢山ありますが、この作品は人類に対して征服を迫るものでもなく、服従するものでもない。明らかに人類より優れた科学を持っているが?それは人類に対するギフトなのだろうか?
2023年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新訳のソラリスはハードカヴァで所有していますが、今回電子書籍でも購入しました。
電子版になったので、参照しやすく、旧版「ソラリスの陽のもとに」と内容を比較しましたが、解説に差分のポイントが記されているので比較して読むことも簡単でした。作品のファンだけでなく、これから新しく読む人にもこの訳をお勧めしたいです。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
沼野充義氏のポーランド語原典からの翻訳には、旧ハヤカワ文庫に所収された飯田規和氏の翻訳『ソラリスの陽のもとに』(ロシア語からの重訳)で欠落していた箇所も含まれている。いわば、本邦初の全訳である。そのこと自体には価値があるのが、しかし、沼野氏の翻訳の文章は躍動感がなく、日本語としてきわめて読みづらい、典型的な学者の訳文となっている。
また、肝心の欠落部も主にレムの思弁的な叙述箇所が多く、分量的にも内容的にも、必ずしも作品のキモに関わるものではないというのが私の読後感である。作家本人による余計な自己言及的解説といった趣きさえあり、むしろ、欠落部の補填により作品の奥行きが失われてしまったのではないかと危惧する。
ロシア語版での削除は基本的に政治的なものだが、皮肉にも、削除(検閲)により作品は文学的に洗練化されていたのではないかというのが両者の日本語訳を読んだうえでの私の印象である。

沼野訳『ソラリス』冒頭
「宇宙時間の十九時、私は竪穴(シャフト)の周りに立っている人たちの前を通りすぎ、金属製の梯子を降りてカプセルの中に入った。内部はちょうど肘を持ち上げるだけの空間しかなかった。壁から突き出ている管にホースの先端をねじ込むと、宇宙服が膨れあがり、もう身動きがまったくできなくなっていた。私はこうしてエアー・ベッドの中で立ちーーいや、宙ぶらりんになってーー金属製の殻と一体化していた。」

飯田訳『ソラリスの陽のもとに』冒頭
「宇宙時間12.00時、私は狭い金属の階段を降りて、カプセルの中にはいった。カプセルには、ひじを張ればつかえてしまうほどの空間しかなかった。私は管の先端を、壁から突き出ているネジにはめこんだ。宇宙服がふくらんで、完全に身動きができなくなった。私は金属のケースと一体になっていた。いや、正確には、空気のボックスの中で宙ぶらりんになっていたと言うべきだろう。」

冒頭の訳文を読みくらべてみるだけで、飯田訳には日本語としての文章のリズムがあることが分かる。リリカルであり、可能な限り文学性を留めようと志向しながらも、短文の積み重ねで読者にイメージしやすい描写を届けようという確かな意思が感じられる。一方、沼野訳は原文の構造に忠実であろうとしたのかもしれないが、複文の訳し方に生硬さやぎこちなさが感じられ、あたかも「ヴォイス」のない機械翻訳のようであり、特に副詞を置く位置に関していえば文章のリズムを破壊する致命的なポジションにあり、忌憚なく言うと、日本語として「小説」の文章になっていない。

既に何人かのレビュアーが指摘されているように、純粋にSF小説を楽しみたいかたには、飯田訳
『ソラリスの陽のもとに』 をおすすめしたい。また、レムの原文により忠実な翻訳としては、BIll Johnstonの2014年のKindle版英訳  Solaris(English Editon)  がいいだろう。
沼野訳がハヤカワ文庫でスタンダードとなることには個人的に抵抗感があり、早川書房にも旧訳の復刊を希望したい。

無論、沼野充義氏が日本におけるロシア・スラブ文学の第一線の紹介者であることは疑いがない。エッセイや時事的な文芸評論(特に90年代)では良い仕事をされたと思う。ただ、このレムの『ソラリス』訳に関していうなら、沼野氏はレムをやや神格化しすぎているきらいがあり、翻訳に際しても原文テキストを前に一紹介者として萎縮してしまった感が否めない。自由な日本語話者として、ご自身で再翻訳・改訳されてみてもいいのではなかろうか。

(追記)
『ペンギン・ハイウェイ』に触れられているレビューが多いので所感を一言。
3年前にアニメ映画を見て、
森見登美彦氏の原作小説 も読んだが、レムの『ソラリス』の根本テーマと繋がる要素の全くない、独立したファンタジーだった。唯一「スタニスワフ症候群」のネタだけがレムへのオマージュか。
84人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年12月15日に日本でレビュー済み
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なし。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年5月28日に日本でレビュー済み
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削除部分がありません
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年2月23日に日本でレビュー済み
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主人公に感情移入できました。
ただ、惑星ソラリスでは私たちの固定概念がほとんど通じないので、活字で表現しようとしている現象をなかなか想像できませんでした。ただ、そこがこの作品の醍醐味なのでしょう。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
訳者沼野充義さんには心から感謝の気持ちを捧げさせていただきたいと思います。
『ソラリス』を、ポーランド語のオリジナルから全訳してくれたからです。

以前の和訳は、1962年にソ連で出たロシア語版を底本とした重訳であり、そのロシア語版は当時のソ連検閲当局の顔色をうかがいながらおそらくは編集者とロシア語翻訳者がロシア語版から削除した箇所が三章にもわたると推測される(「訳者解説」より)そうです。

さらに、レム自身による「ソラリスのステーション(抄録)」2002年が、本書の付録として巻末に収録されていることも、著者の真意が語られていて、読者にとってうれしかったです。

原作が、検閲、編集、翻訳、映画化というプロセスによって、原作者自身も驚き、怒るほどまったく違った作品に変貌していくのかを、つくづく感じさせてくれました。

訳者沼野充義さんが推測している旧訳の脱落(ないし削除)箇所は、主に「怪物たち」、「思想家たち」、「夢」の三章にわたるそうです。
読者としては、それらの章に特に脱落(ないし削除)あるいは忖度すべき内容が書かれているとは思えませんでした。
1961年当時の歴史的状況が忘れ去られた今となっては、なぜ削除までする必要があったのか、理由を理解することはほとんど困難です。

この長篇小説を読んで、「ソラリスの海」の不思議さが謎として心に残りました。

何かべとべとした怪物のような海。
有機的な変形体で形成される物。
原形質状の機械のように作動し行動(流動)する不可思議なゼリー状の個体。
たった一つの巨大な個体として、惑星ソラリスの全表面を海のように覆って漂っている。
その波立つ表面は様々な形を作り出すことができる。
思考する怪物たちか、思想家たちか。
宇宙の本質について異様なほど幅広く理論的な考察を行う海。
単なる夢か。悪夢か。悪魔の海か。
重さは十七兆トン。
信じがたいほどの規模に肥大し、惑星全体を取り巻く原形質の「巨大な脳」のようなもの。機械を使わないし、それを作ることもしない海。
神経膠腫(グリオーマ)のような海。狂人のような神経症的海。

レム自身の言葉によれば、
「この本はロマンティックで悲劇的な結末を迎える。ハリーは、心から愛する男性を未知の力を持った何者かが研究しようとしており、自分がそのための道具であることを理解する」(417頁)

この「未知の力を持った何者か」とは、「ソラリスの海」です。
ハリーという女性もどきを使って、地球からの「客」を研究しようとしている巨大な脳「ソラリスの海」です。

「ソラリスの海」は、地球人と違って、機械を使わないし、それを作ることもしない海です。
なので、ハリーという「地球の女性もどき」は、地球人がいう人工知能ロボットのような機械ではありません。
自分が「ソラリスの海」の研究のための道具であることを認識するや、「そんな道具の状態に甘んじられず、みずから自分を破壊することを願う」という悲劇的な感性を持った「異星人」です。自分以外の存在の「道具」にされることを自ら拒否する存在です。
なにかしら、地球の女性にも似たような行動をとる人がいますよね。

『ソラリス』の著者レムは、2002年に言っています。
「作者としての私にとって大事だったのは、繰り返しになるが、単に、存在している何者かとの人間の出会いのヴィジョンを創り出すことだった。その何者かは、人間よりも強力な存在であり、人間が持っている概念やイメージには決して還元できない。だからこそこの本は『宇宙空間の恋』ではなく、『ソラリス』と題されているのである」(417頁)

訳者沼野充義先生は、この新訳を原作どおり『ソラリス』と題されました。作者としてのレムの意向を最高に尊重した翻訳に仕上げてくださいました。

翻訳とは、ほんとうに恐ろしい作業なんだなと思いました。
国家当局による検閲制度があるからです。その国の言語への翻訳者が、検閲の存在を怖れ勝手に忖度して、他国の原作者の意向を踏みにじった翻訳にしてしまう。検閲に目を付けられそうな箇所は平気で削除してしまう。現実に、そんなことが歴史上、起きていたのです。

翻案による映画化も恐ろしいと思いました。原作者を本気で怒らせてしまう翻案もあるからです。
映画化する権利を譲った後で、レムは映画監督と三週間も議論した末、監督に「あんたは馬鹿だ」とロシア語で言って、モスクワを発った(407頁)というのですから。
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