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第六ポンプ (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 2013/12/6

4.3 5つ星のうち4.3 72個の評価

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出生率の低下と痴呆化が進行した異形のニューヨークを下水ポンプ施設の職員の視点から描いたローカス賞受賞の表題作など、全10篇を収録した『ねじまき少女』著者の第一短篇集
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2013/12/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/12/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 510ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4150119341
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150119348
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.6 x 2.1 x 15.7 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 72個の評価

著者について

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パオロ・バチガルピ
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上位レビュー、対象国: 日本

2012年3月2日に日本でレビュー済み
「ねじまき少女」のレビューを読むとイーガンやチャンに比較して紹介したのが間違いだという意見を聞くが、
これは早川の意向ではなく、まさにアメリカでの本の紹介に使われている表現なのである。
実際、「ねじまき少女」はネビュラ賞 長篇小説部門 、ヒューゴー賞 長編小説部門、ローカス賞 第一長篇部門、
ジョン・W・キャンベル記念賞、そしてタイム誌が選ぶ2009年のトップ10冊の一つに選ばれるという、
そうそうたる受賞歴が語るようにSFとしては考えられる限り最高の評価を得ているのである。

ところが、「ねじまき少女」のレビューを見てわかるように、日本国内では同様の評価は得られていない。

一つの原因は、「ねじまき少女」の世界観を伝えるはずの、この短篇集が訳出されていなかったからではないのだろうか?

そう思うと、この作品集に期待が大きく膨らむのだが、
読後、この作品集は十分に期待に答え、月並みの表現だが、私の中では、今後、絶対に目の離せない作家の一人に昇格した。

確かに、イーガンやチャンとは、まったく別のタイプの作家であるが、ライトノベルの作家という評価は大きく外れていると思う。

たとえば、「やわらかく」であるが、殺した妻と入浴する男を描いた作品だが、男の意識の流れを、リアリティを持って描き、
かつサスペンスフルでreadabilityが高く、しかも強い印象を残す、力強い作品だと思う。

「第六ポンプ」では、一見バカ小説風だが、読み込むと化学物質の影響で痴呆化した人類の悲惨な姿が描かれており、実は震撼とさせられる。

作品集は1999年の著者のデビュー作から、2008年の作品までが収録されているが、
時系列を追って読んでいくとバチガルピが現在の”バチガルピ”になるまでの歩みが見えてくる。

バラード、マッカーシー、ル・グイン、ヘミングウェイ、ギブスン等に影響を受けたというように、
ガチガチのサイバーパンクの著者デビュー作「ポケットのなかの法(ダルマ)」、サイバーパンクの世界に独特のエロチシズムを加えた
「フルーテッド・ガールズ」シニカルなブラックジョークを隠し味として加えた「砂と灰の人々」、
ル・グインの世界をヘミングウェイ的に描いた「パショ」、high country news誌で環境問題コラムを執筆した
経験を作品世界に取り込んだ、「タマリスク・ハンター」そしてねじまき少女と同じ世界を描いた「カロリーマン」
「イエローカードマン」、「第六ポンプ」と作家としての成長過程を見ることが出来る。

また、「カロリーマン」「イエローカードマン」を読むことで、
ねじまき少女の世界観がより詳細に理解できるようになった。

すべての作品に一貫しているのは、高いreadability、作品の力強さ、
そして極めてリアリティのある人間の内面の卓越した描写力と、作品完成度の高さである。

つまるところ、バチガルピの世界観をrealityのあるものと捉えるか、
日本のポップカルチャーに影響を受けたライトノベルの作家と捉えるかということは、
読者が環境問題をどの程度、実態のある脅威とみなしているかによるのではないかと思う。

S-Fマガジン 2012年 01月号のバチガルピのインタビュー 「見えない虎を描く」にあるように、
バチガルピの人類が地球環境に与える影響と、それがどのような悲劇を人類に起こしつつあるのか
という認識は、極めて真面目で、科学的な根拠に基づいており、
彼自身は、人類の未来を極めて悲観的なものになると見据えて、警鐘の意味を込めながら作品を執筆しているのである。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一つ目の訳者さんの文体が個人的には硬くて読みにくいんでちょっと毛嫌いしてしまった、二人目の方はすごく読みやすかったので積んでて損したなと

古いSFや幻想文学に近い感じなので手軽に読めます、ちょっとエロい描写もあるけどねっとりとはしてない、硬いSFが好きな人には向かないでしょう
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月27日に日本でレビュー済み
「ねじまき少女」で一世を風靡した著者の第一短編集で、それぞれ独立した短編が十篇入っている短編集。
一篇いっぺん詳述しているスペースがないので全体を総括的に読んだ感想を述べると、全てがアジア的なものと欧米的なものの折衷や混淆が作品世界に横溢している印象を受けました。このあたりは個人的にこの著者と年齢が近いの勝手に察するとでおそらく映画「ブレードランナー」やギブスンのサイバーパンク以降の未来観が反映しているのではないかと思いました。
全体的に昏めでネガティヴな感じの作品が多いように感じましたが、あまり後味の悪い感じはしないで爽快さなどはないですが、不思議と読み応えのある良質な短編集に思えたのは私だけでしょうか。それと作品舞台の近未来的イメージがやはり暗い感じでしたが、その映像的な視覚的イメージはなかなのもので、圧倒されるものもありました。私見ですが、SFの短編集としては近年稀にみる出色の出来に思えました。
この人の代表作とされる「ねじまき少女はまだ読んでないのでこれから読むのを楽しみにしています。SFに興味のない方も是非、挑戦して頂きたい傑作短編集でした。お勧め。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「LEDが点滅しまくってたので、百花繚乱拳を喰らわしときました」
「ブザーが鳴りまくってたので、かかと落としを喰らわしときました」

これは私の友人が、ゴミ処理場施設に勤めていた時に見た日報ノートの文章の一部です。
パオロ氏もこれと同じような体験をしたのでしょうか。正に未来を見る文学。そりゃ賞を取りますね。

パショ、ポップ隊、そして表題作がやはりお勧めです。
カロリーマンとイエローカードマンは、ねじまき少女と同じ世界線の話しのようなので、(そっちを読んでないので)ストーリーの設定がいまいちよく分からなかったです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年3月2日に日本でレビュー済み
パオロ・バチカルビの短編集。どの作品も、人間とは何かを考えさせられた。
社会が(社会の方向性が良いとか悪いとかって、相対的だけど・・)進んだら、人間性も変わるのだろうか。
短編で描かれる世界は、環境汚染、肉体改造、圧倒的な貧富の差が容赦なく存在するディストピアである。子どもは弱く、女性は逞しく、男はバカで刹那的。

「砂と灰の人々」は不死身となった人間と、犬との関係(?)を描いた話。切ない。
「フルーテッド・ガールズ」は肉体を改造された少女の復讐劇。
「ポップ隊」は子どもを抹殺する部隊の話。寿命が延びたら、出生を制限しなくてはならない。

その他。人間の描かれ方が哀れ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年4月6日に日本でレビュー済み
SF的な小道具・大道具には、うならされるものがありました。
例えば「ポケットの中の法」の、有機的に成長する建物・都市の風景と、その足元で必死で暮らす貧困層…という舞台設定。
あるいは、エネルギー資源が枯渇し、遺伝子組み換え作物とそれを食べて働く遺伝子組み換えゾウがエネルギー源となった社会……。
なかなかわくわくさせられます。

しかしながら、物語的には、まあ、普通というか。
「ポケットの中の法」にしても、登場人物が奪い合いをするデータキューブに何が入っているかというと、(もちろんここには書きませんが)そのアイデアは「なるほど、クールだ!」と思えます。
でも実は、中に入ってるデータが何であっても、お話には全く関わらないのですよね。
超兵器の設計図でも、医薬品の製法でも、宇宙人との通信記録でも。

それから、基本的にディストピア風味の強い作品ばかりなのですが、現代の延長としての近未来ディストピアを扱うだけに、どうも社会派ノリが鼻についてしまうところも。
穀物メジャーによる世界支配とかー、アメリカの地下水源問題&水資源争いとかー、食品添加物の危険性とかー……。

とはいえ、「来たるべき未来」としてドキッとさせられるアイデアがたくさん詰まった作品集だとは思うので、作品概要を聞いて「面白そうだな」と思った方は読んでみると良いのではないでしょうか。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年3月10日に日本でレビュー済み
やっぱり、このパオロ・バチガルピは最高だ。早川書房の新しいシリーズ、「新☆ハヤカワ・SF・シリーズ」の第2弾は、昨年『ねじまき少女』で鮮烈な日本デビューを飾ったバチカルピの短篇集。

『ねじまき少女』は、「SFが読みたい!2012」で発表された昨年の海外SFベストテンでは、惜しくもイーガンに続いて2位となったが、私的には断然1位の作品。この短編集でも、その「ねじまき少女」で描かれた世界でのストーリーも収録されていて、「ねじまき少女」を読んだ人も、これから読む人も楽しめる作品。

その2作品、「イエローカードマン」と「カロリーマン」以外にも楽しめる作品が盛りだくさん。「SFマガジン」で掲載された時にも読んではいたが、こうやって1冊にまとまって読むことができるようになり、なお一層、彼の作品世界が、21世紀の現実世界の有り様を、うまく先取りしている感じがよく分かる。

収録作品の中では、表題作の「第六ポンプ」も現代の知性の劣化の状況へのブラックなユーモアが感じられて良かったし、「不ルーテッドガールズ」もインモラルな感じで好みな作品だった。

早く、長編第2弾も翻訳されるといいなぁ。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編集で、いくつかの章は別の小説と関連している。

ディストピアものとなると、1984年やブレードランナーのような古典名作を
イメージしやすいが、それらよりは多少現実感がある近未来もの。

表題になっている第六ポンプという短編では、私が日頃から感じている技術の進みについていけない凡人の焦りを
代弁してもらったようで、とても気に入っている。

例えば以下のように感じたことがある人は御一読いただければと思う。
「最近の人は、世界がどんどん進化していく中で与えられた学習期間は昔と変わらずなんて状況で、
 覚えなきゃいけないことが多くて大変だね」
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート