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ジョン・ロールズ-社会正義の探究者 (中公新書 2674) 新書 – 2021/12/21

4.4 5つ星のうち4.4 63個の評価

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『正義論』で知られるジョン・ロールズ(一九二一~二〇〇二)。「無知のヴェール」「重なり合うコンセンサス」などの独創的な概念を用いて、リベラル・デモクラシーの正統性を探究した。本書はロールズの生涯をたどりつつ、その思想の要点を紹介する。彼が思想とした社会とはどのようなものだったのか。また、批判にどのように応答し、後世にどのような影響を与えたか。戦争体験や信仰の影響、日本との意外な関係などの歴史的背景もふまえ、「政治哲学の巨人」の全貌を明らかにする。
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商品の説明

著者について

齋藤純一
1958年福島県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程中途退学。横浜国立大学経済学部教授等を経て、現職。2016-2018年、日本政治学会理事長。単著に、『公共性』(岩波書店、2000/5)、『自由』(岩波書店、2005/12)、『政治と複数性』(岩波書店、2008/8)、『不平等を考える』(ちくま新書、2017/3)がある。

田中将人
1982年広島県生まれ。2013年、早稲田大学政治学研究科博士課程単位取得退学。博士(政治学)。早稲田大学助手を経て、現職。単著に『ロールズの政治哲学』(風行社、2017/3)がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2021/12/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/12/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 246ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4121026748
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121026743
  • 寸法 ‏ : ‎ 11.1 x 1.1 x 17.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 63個の評価

著者について

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齋藤 純一
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
白熱教室でサンデル教授は、ジョン・ロールズをそんなには否定していないんじゃないかな・・・という思いがあり、本を手にしてみました。
「神」を信じなくなったという理由・体験が、太平洋戦争だったということで、日本での経験がおありだったということや、思慮深い中からメッセージを発信するという点が興味深かったです。
サンデル教授とは時代が違うという点も確認できました。20世紀当時のリバタリアンとの対峙する立場(政治的リベラリズム)という内容は、20年余を経過してサンデル教授に、むしろ引き継がれていると、わたしは感じたのですが・・・
2022年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
山本七平と共通項が多いのが面白かった。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「本書では、近年明らかになてきたエピソードを交えてロールズの生涯をたどりながら、同時に彼の主要著作についての紹介・解説も充実させることを心がけた。加えて、限られた紙幅ではあるが、ロールズの方法論や、『正義論』から『政治的リベラリズム』への「転回」をどう見るかという理論的な側面も重視することにした」(本書230ページ)と、あとがきにあるとおり。ロールズの人となりにも触れつつ、主著である『正義論』や『政治的リベラリズム』、さらに『万民の法』などの著作について考察を行った書である。

ロールズと言えば『正義論』であり、「ジョン・ロールズ」と題した本書もその大半は『正義論』に関する記述で占められてしまうのかと思ったが、バランス良く各著作を扱っている。ロールズの人となりも、これまであまり見えてこなかったところだと思うが、過度にならない程度に主に第1章で紹介しており、その後の本書全体の記述にも厚みを与えている。
何より本書の読みどころは、冒頭に引用した部分にもある『正義論』から『政治的リベラリズム』への「転回」について詳しく論じた第3章「「リベラルな社会」の正統性を求めて」になるだろう。この第3章以降は『正義論』ほど知名度のない著作についての考察になるが、価値観の多元性を擁護する方途をいかに構想したのか、『正義論』に留まらず思索を深め続けたロールズの足跡を本書で的確に辿ることが出来る。
33人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年4月23日に日本でレビュー済み
意外なことにロールズの名を冠した新書は史上初。しかもなかなか濃く、おもしろいです。

全ページおもしろかったので、個人的に特に印象的だった点のみ挙げます。

ひとつはロールズが後期ウィトゲンシュタインに影響を受けているという記述。読んでいて思わず「えっ?!」と驚きました。
分析哲学時代の前期ではなく、後期のウィトゲンシュタインということはつまり「言語ゲーム理論」の時代。
しかも大学講師を辞めてフルブライト留学生(アメリカ政府の公費の留学生)としてオックスフォード大学に留学生していた時、ウィトゲンシュタインの言語ゲーム理論を法学に導入した歴史的名著『法の概念』(ちくま学芸文庫)で有名なハーバート・ハートと友人になっていたという事実。
ロールズ哲学ってウィトゲンシュタイン抜きでは話せなかったんですね。

それからロールズのリベラリズム論が十分に近代化(=西欧近代化)された立憲民主主義国家に限定されて思考されているという事実。

しかも、ある程度は人権の守られている権威主義的・伝統主義的な国家(ロールズ的に言うと政治社会)をリベラルな国際関係の仲間だと認めて「まともな政治社会」とまで呼んでいるのは、当時多くの批判にも晒されたようですが、意外とゴリゴリの左派リベラルという訳でもない事がわかります。
『正義論』のイメージしかなかった私には素直な驚きでした。
(だから読みようによっては右派リベラルの思想家としても読めるかも)

そして、そのことに関連してロールズが、最低限な人権も保護されていないような国家に対しては「武力行使」も認めているらしく、ここは悪く言うと西欧近代中心主義を乗り越えられていない事が如実に分かる点でもあります。

つまりリベラルであるロールズも、というかリベラルだからこそ、『その理念(リベラリズム)に従わない国家に対しては宣戦布告することが原理的に有り得る』という「戦争の肯定」を逆説的に認めてしまっている点が、まさに世界の難しさを語っているように思えました。

とはいえ、ロールズによる立憲民主主義の近代国家におけるリベラルな権利の確立への熱意を辿ることは、読んでいてとても刺激的でした。

ただちょっと気になったのが、ロールズ研究者である著者による贔屓目というか、ライバル格の共同体主義の論客やリバタリアンに対しての妙な塩っぽさ。

80年代に起きた〈リベラル=リバタリアン=コミュニタリアン〉による三つ巴の論争では、理屈上、サンデルやマッキンタイアを擁するコミュニタリアンが勝ったはずなのですが、なぜ勝ったのか(ロールズ、ローティの正義論がどこでつまずいたのか)という理論的な部分には触れられていません。

個人的にマッキンタイアの主著『美徳なき時代』における、ロールズの〈無知のヴェール〉という思考実験装置が必ずしも現実上の合意形成にはなり得ない(他の競合する価値観に優るとは言えない)ということを指摘した「そんなもの(無知のヴェール)は無い」という一言はかなり重たいと思います。

もっとも、それでも内容の濃い、新書なのでコスパも優れた一冊だと思うので、ロールズや現代リベラリズムに興味のある人には必読だと思います。
あと併せて、マイケル・サンデル『これからの正義の話をしよう』(早川書房)、神島裕子さんの『正義とは何か』と渡辺靖さんの『リバタリアニズム』(どちらも中公新書)を読むのもいいですね。私達の世界に対する視野を広げてくれると思います。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年1月12日に日本でレビュー済み
社会の基盤となる正義について、普遍的な視点から探った正義論の前半から、社会の成員の重なり合うコンセサスとして合意可能な正義を探った、政治的リベラリズムを含む後半を、社会で合意される正義を巡る共通のテーマであることの視点から解説してあり、たいへん分かりやすい。サンデル、等についてロールズの問題意識を軸に自身の理解や議論の位置づけができる。

具体的には

・正義論は3つの原理の明確な優先順位で構成されている。これがあらゆる人/社会にとって前提にできるかが問題になった。
1.自由な平等の原理(ただし、あらゆる自由ではなく、道徳的能力実現の要請と過去の歴史から選ばれた限定列挙された自由)
2.公正な機会平等の原理
3.格差原理

これには、本質的な矛盾がある。多元的な善を構想することが目的なのに、唯一の正義を必要としてしまう。この問題について、唯一の正義を前提にするためカントの議論に深化していったのが初期、政治的転回で政治的の問題として、かさなりあうコンセサスにシフトしていったのが後期という説明はクリアで分かりやすかった。

万民の法でも、同じように各国が満たすべき法をいくつか挙げているようなスキームになっているが、やはり、なぜそれが前提にできるか、それぞれの項目を見ても
西欧中心主義に感じるところで、合意が得られにくいように感じるので同じ問題を抱えていると思われた(西側諸国の協定としてなら有効そうだが、万民ではない)

まとめのなかで、ロールズの理論は理想世界の議論で現実にやくにたたないといったものもあるようである。もちろん、このように影響が大きかった理論が、(単純に現実社会で)役に立たないというのは乱暴に思うが、ロールズの問題意識は、現代的なグローバルを意識した一般性というより、
平等や公正がいまよりも未熟であった50年代のアメリカを対象(アメリカにおける正義の構想)なのではないかという指摘はなるほどと思った。

ーーーーーーーーー
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年1月20日に日本でレビュー済み
約30年間ロールズに関心をもって、それなりの読書をしてきましたが、
彼がどんな人でどんなことを述べたのかについて語れる自信は全くなか
ったです。

しかし、本書に接することで、わずかですが意味のあることを語れるよう
気がしてきています。まず本書の「はじめに」に引きつけられました。何度
も読むとどういう構成でどんなことが書かれているかがわかってきました。

そして、取り組んだ本文を通読することで、ロールズについて何かを問
われたら、一定のことばで説明できるような気がしてきました。
本当に良い本に出会えたと思っています。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年6月19日に日本でレビュー済み
『正義論』の政治哲学者ジョン・ロールズの生涯と業績を解説する新書、230ページ。他の著書で紹介されていた『正義論』の、本人の責任を問えないような偶然性の影響を遮る「無知のヴェール」の仮説にもとづく理論への関心などからもう少しロールズを知りたいと思って本書にあたった。

ロールズの生い立ちから『正義論』執筆直前までが第一章、その後の第二~四章で『正義論』にはじまる三つの主著を紹介し、晩年の業績を確認する第五章を経て終章で総括する。ロールズの主張だけでなく、主だった批判についてもそれぞれ詳しく取り上げている点も本書の特徴だろう。

本書をみてもやはりというか『正義論』の存在が大きく、他の著書や業績についてはやや影が薄い印象が残った。『正義論』の後には「単純化していえば、抽象性と具体性、あるいは理想と現実」への転回が見られるものの、その後の活動に『正義論』にみられるようなインパクトの大きさは窺えなかった。『正義論』自体の核となると思われる理論の解説については他の著書とおおむね同じで、全体的には私の理解力や知識が及ばないためかロールズへの関心や理解の深まりは得られず、素通り程度の読書に終わってしまった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年5月12日に日本でレビュー済み
『正義論』に至るまでのロールズの生い立ち、『正義論』で議論したこと、そして『正義論』への反論に対する返答で思想的に大幅な転換があった『政治的リベラリズム』。さらに、『正義論』や『政治的リベラリズム』の思想を、国際社会に拡大した『万民の法』。これらの内容が簡潔にまとまっており、ロールズ入門としては最適な一冊。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート