中国後は、日本よりさらにアルファベットとは対極にあり、たしかにパソコンを別にすればどうやってタイピングしていたんだろうという疑問が出てくるのはうなずける。
その発展の歴史で面白かった。
日本人だから、最後のオチは知ってるーっと思って少し嬉しかった。
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チャイニーズ・タイプライター-漢字と技術の近代史 (単行本) 単行本 – 2021/5/19
トーマス・S・マラニー
(著),
比護 遥
(翻訳)
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購入オプションとあわせ買い
本書の主軸をなすのは、西洋のラテン・アルファベットを基にして作られた「近代」の象徴としてのタイプライターと、中国語との間にある距離感である。その隔たりゆえに中国語そのものに「問題」があるとみなされ、それを克服するための「パズル」が形作られることになる。常に西洋の「本物」のタイプライターを意識しつつ、この「パズル」を解こうとしていく人々の群像を描いていくなかで、漢字についての発想の転換や戦時中の日中関係、入力や予測変換といった現在につながる技術の起源に至るまで、さまざまな話題が展開されている。タイプライターというモノを起点としつつ、それの単なる発明史をはるかに超える射程を持った本であり、関心や専門を問わず広く読まれるべき一冊である。
目次
謝辞
序論そこにアルファベットはない
第1章近代との不適合
第2章中国語のパズル化
第3章ラディカル・マシン
第4章キーのないタイプライターをどう呼ぶか?
第5章漢字圏の支配
第6章QWERTYは死せり!QWERTY万歳!
第7章タイピングの反乱
結論中国語コンピューターの歴史と入力の時代へ
訳者解説
注
索引
目次
謝辞
序論そこにアルファベットはない
第1章近代との不適合
第2章中国語のパズル化
第3章ラディカル・マシン
第4章キーのないタイプライターをどう呼ぶか?
第5章漢字圏の支配
第6章QWERTYは死せり!QWERTY万歳!
第7章タイピングの反乱
結論中国語コンピューターの歴史と入力の時代へ
訳者解説
注
索引
- 本の長さ392ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2021/5/19
- ISBN-104120054373
- ISBN-13978-4120054372
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商品の説明
著者について
トーマス・S・マラニー
スタンフォード大学歴史学部教授。専攻は中国史。ジョン・ホプキンス大学で修士号、コロンビア大学で博士号を取得。著書に、Coming to Terms with the Nation: Ethnic Classification in Modern China(University of California Press, 2010)などがある。
比護遥
1996年、愛知県生まれ。日本学術振興会特別研究員(DC1)・京都大学大学院教育学研究科博士後期課程。専攻はメディア史。東京大学教養学部卒。共訳書にレオ・T・S・チン『反日――植民地後の東アジアにおける感情の政治』(人文書院、近刊)がある。
スタンフォード大学歴史学部教授。専攻は中国史。ジョン・ホプキンス大学で修士号、コロンビア大学で博士号を取得。著書に、Coming to Terms with the Nation: Ethnic Classification in Modern China(University of California Press, 2010)などがある。
比護遥
1996年、愛知県生まれ。日本学術振興会特別研究員(DC1)・京都大学大学院教育学研究科博士後期課程。専攻はメディア史。東京大学教養学部卒。共訳書にレオ・T・S・チン『反日――植民地後の東アジアにおける感情の政治』(人文書院、近刊)がある。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2021/5/19)
- 発売日 : 2021/5/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 392ページ
- ISBN-10 : 4120054373
- ISBN-13 : 978-4120054372
- Amazon 売れ筋ランキング: - 422,331位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数万字ある漢字を活字化し文書として完成させるまでの発明者の苦労が良くわかる本でした。現在はIMEとプリンターが有るためアルファベットと漢字の違いは分かりにくいのですが、新しい言語を文書化するためには大変役立つ経験だと思いました。
2023年9月4日に日本でレビュー済み
いかなる困難もアイデアで乗り越えようとする技術者の挑戦と、自らの言語文化を守ろうとした勇敢な人々の物語です。
英語のシングルタイプライターが打てる文字の数、84文字に対して比較的よく使用される漢字は3000文字から4000文字。標準より二桁も多い文字数と技術者たちの戦いがテンポよく記されています。
私は和文タイプライターを見た記憶がある世代ですが、様々な試行錯誤を繰り返して実用的な中国語タイプライターがたどり着いたのは同様の発想でした。
ご存じない方のためにものすごく簡単に言うと、キーボードが文字に対応しているのではなく、四角形に並べられたおびただしい文字をXYで指定して印字するという機械です。
この中国語タイプライターの発明に至るまでの過程で、タイプライターには採用されなかったが来たるべきコンピュータ世界では当たり前になっているアイデアの萌芽が随所に見られることは興味深いです。
4桁数字の文字コード。予測変換、漢字の分類体系、ドットマトリクス、etc.…
人力で4000文字をコード表に基づいて漢字→数字→漢字と変換する労力は想像に難くありませんが(そのためモールス信号など特定の分野ではある程度使用されましたが、タイプライターには実用化されなかったようです)、コンピューターが発明された時に漢字の使用を諦めることにならなかった背景にはタイプライターの発展史が背後にあったという歴史の妙に感じ入りました。
英語のシングルタイプライターが打てる文字の数、84文字に対して比較的よく使用される漢字は3000文字から4000文字。標準より二桁も多い文字数と技術者たちの戦いがテンポよく記されています。
私は和文タイプライターを見た記憶がある世代ですが、様々な試行錯誤を繰り返して実用的な中国語タイプライターがたどり着いたのは同様の発想でした。
ご存じない方のためにものすごく簡単に言うと、キーボードが文字に対応しているのではなく、四角形に並べられたおびただしい文字をXYで指定して印字するという機械です。
この中国語タイプライターの発明に至るまでの過程で、タイプライターには採用されなかったが来たるべきコンピュータ世界では当たり前になっているアイデアの萌芽が随所に見られることは興味深いです。
4桁数字の文字コード。予測変換、漢字の分類体系、ドットマトリクス、etc.…
人力で4000文字をコード表に基づいて漢字→数字→漢字と変換する労力は想像に難くありませんが(そのためモールス信号など特定の分野ではある程度使用されましたが、タイプライターには実用化されなかったようです)、コンピューターが発明された時に漢字の使用を諦めることにならなかった背景にはタイプライターの発展史が背後にあったという歴史の妙に感じ入りました。
2022年9月10日に日本でレビュー済み
若い方の中には、タイプライターというものを目にしたことがない方も、実は多いのではないかと思う。また、少し年長の方で、英文タイプライターは知っているが、和文タイプがあったことを知らないという方もいよう(私自身も実機を触ったことはない)。
本書は、和文ならぬ、中国語のタイプライターの歴史を実証的に論じたものである。諸橋の大漢和辞典では見出し字だけで5万字を超えていることから分かるように、表意文字である漢字の数は万単位。これをアルファベットのタイプライターを目標として悪戦苦闘した人々を描いている(ごく一部に日本企業も出てくる)。最大の問題は、数万ある漢字を入力するキーを、一人の人間の操作範囲内の盤面にどうやって納めるかということだった。その解決法として案出された方法が、「常用(字数制限)」→「合成(要素分解)」→「代用(符号化)」、そして検索というように流れていった(各方策の詳細は、本書をお読みください)。この流れは、技術帝国主義に在来文明がある程度取り込まれつつも、自立と独立を維持してきた歴史となっている。
本書は1950年代の中国タイプライターの確立期までで終わっており、その確立期におけるタイピストの「工夫」が現在の機械学習による自然言語処理につながっており、非常に興味深い。本書の末尾において、続編として、中国語のワードプロッセサーの歴史についての書籍が準備されているとのこと。
本書のパースペクティブは、日本語の「書」について論じられている石川 九楊「二重言語国家・日本」にも通ずるものがあり、同書を再読しようと思っている。ちなみに、「チャイニーズ・タイプライター」の訳者解説で、日本における漢字タイプライターについて紀田順一郎「日本語大博物館」が紹介されているので、こちらも参照してみようと思う。
本書は、和文ならぬ、中国語のタイプライターの歴史を実証的に論じたものである。諸橋の大漢和辞典では見出し字だけで5万字を超えていることから分かるように、表意文字である漢字の数は万単位。これをアルファベットのタイプライターを目標として悪戦苦闘した人々を描いている(ごく一部に日本企業も出てくる)。最大の問題は、数万ある漢字を入力するキーを、一人の人間の操作範囲内の盤面にどうやって納めるかということだった。その解決法として案出された方法が、「常用(字数制限)」→「合成(要素分解)」→「代用(符号化)」、そして検索というように流れていった(各方策の詳細は、本書をお読みください)。この流れは、技術帝国主義に在来文明がある程度取り込まれつつも、自立と独立を維持してきた歴史となっている。
本書は1950年代の中国タイプライターの確立期までで終わっており、その確立期におけるタイピストの「工夫」が現在の機械学習による自然言語処理につながっており、非常に興味深い。本書の末尾において、続編として、中国語のワードプロッセサーの歴史についての書籍が準備されているとのこと。
本書のパースペクティブは、日本語の「書」について論じられている石川 九楊「二重言語国家・日本」にも通ずるものがあり、同書を再読しようと思っている。ちなみに、「チャイニーズ・タイプライター」の訳者解説で、日本における漢字タイプライターについて紀田順一郎「日本語大博物館」が紹介されているので、こちらも参照してみようと思う。
2021年5月27日に日本でレビュー済み
届いたばかりで冒頭だけ読んだところですが面白い。ゆかいな好奇心を存分にみたしてくれそうな本なので、休日にじっくり読むのが楽しみ。