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作家たちの愚かしくも愛すべき中国 - なぜ、彼らは世界に発信するのか? (単行本) 単行本 – 2018/6/20
現代中国の壮絶なる「受難劇」
現実を活写し、人びとの絶望をつつみ込む文学者の声。
創作の自由を失って、流浪の旅をへて亡命した高行健は、中国語作家として初めてノーベル賞を受賞した。
余華および閻連科は、その著作の過激さから発禁処分を受けるが、ノーベル賞の有力候補と言われている。
本書では、三人の作家の講演、日本の著名作家との対談、オリジナル・インタビューをとおして、
世界的に高く評価されている中国文学の魅力と、中国の激動の現代史と社会をリアルに伝える。
高行健×大江健三郎、ノーベル賞作家対談を収録。
【目次】
はじめに
I 高行健
高行健のスケッチ
来日時のインタビュー 「ノーベル賞作家が語る、日本、コトバ、ナショナリズム」
対談――大江健三郎 「政治を超える「人間の歴史」を書く」
講演――国際ペンクラブ東京大会 「環境と文学――いま、何を書くか」
II 余華
余華のスケッチ
来日時のオリジナル・インタビュー 「「引き締め」と「緩和」の中国社会に生きて」
対談――中島京子 「死者や幽霊を書く――日中文学のいま」
講演――北京師範大学 「私の創作上の障害」
III 閻連科
閻連科のスケッチ
オリジナル・インタビュー 「文化交流の灯を絶やしてはいけない」
対談――リービ英雄 「大陸のただなか、世界の物語を探して」
講演――日中青年作家会議 「私の書棚と日本の小説」
おわりに
現実を活写し、人びとの絶望をつつみ込む文学者の声。
創作の自由を失って、流浪の旅をへて亡命した高行健は、中国語作家として初めてノーベル賞を受賞した。
余華および閻連科は、その著作の過激さから発禁処分を受けるが、ノーベル賞の有力候補と言われている。
本書では、三人の作家の講演、日本の著名作家との対談、オリジナル・インタビューをとおして、
世界的に高く評価されている中国文学の魅力と、中国の激動の現代史と社会をリアルに伝える。
高行健×大江健三郎、ノーベル賞作家対談を収録。
【目次】
はじめに
I 高行健
高行健のスケッチ
来日時のインタビュー 「ノーベル賞作家が語る、日本、コトバ、ナショナリズム」
対談――大江健三郎 「政治を超える「人間の歴史」を書く」
講演――国際ペンクラブ東京大会 「環境と文学――いま、何を書くか」
II 余華
余華のスケッチ
来日時のオリジナル・インタビュー 「「引き締め」と「緩和」の中国社会に生きて」
対談――中島京子 「死者や幽霊を書く――日中文学のいま」
講演――北京師範大学 「私の創作上の障害」
III 閻連科
閻連科のスケッチ
オリジナル・インタビュー 「文化交流の灯を絶やしてはいけない」
対談――リービ英雄 「大陸のただなか、世界の物語を探して」
講演――日中青年作家会議 「私の書棚と日本の小説」
おわりに
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2018/6/20
- 寸法13.9 x 1.9 x 19.7 cm
- ISBN-104120050939
- ISBN-13978-4120050930
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商品の説明
著者について
著者
高行健(こう・こうけん Gao Xingjian)
1940年生まれ。62年に北京外国語学院フランス語科を卒業。70年代末から小説を発表。
83年の劇作『バス停』が激しい批判を浴び、創作の自由を失って放浪の旅に出た経験が後の長篇『霊山』(90年)に結実する。
88年に渡仏。99年に自伝的長篇『ある男の聖書』を完成させる。2000年に中国語で創作する作家として初めてノーベル文学賞を受賞。
余華(よ・か Yu Hua)
1960年生まれ。78年から歯科医となるが性に合わず、文学創作を始める。89年には北京で天安門事件に遭遇した。
映画化された『活きる』(92年)や、『兄弟』(2005-06年)などの小説で作家としての地位を確立。
『ほんとうの中国の話をしよう』(10年)などのエッセイでは社会問題について積極的に発言している。04年にフランス芸術文化勲章を受章。
閻連科(えん・れんか Yan Lianke)
1958年生まれ。20歳のときに人民解放軍に入隊、軍の文学創作班で小説を発表。
『黄金洞』(96年)、『年月日』(97年)で魯迅文学賞を連続受賞。一方、『人民に奉仕する』(2005年)などで発禁処分を受け、
「中国で最も論争の多い作家」と呼ばれる。08年、中国人民大学文学院の教授に就任。14年に村上春樹に続いてアジアで二人目となるフランツ・カフカ賞を受賞。
訳著者
飯塚容(いいづか・ゆとり)
1954年生まれ。東京都立大学大学院修了、中央大学文学部教授。専門は中国近現代文学および演劇。
訳書に、高行健『霊山』『ある男の聖書』『母』(集英社)、余華『活きる』(角川書店)、
『ほんとうの中国の話をしよう』『死者たちの七日間』(河出書房新社)、閻連科『父を想う』(河出書房新社)など。2011年に中華図書特殊貢献賞を受賞。
高行健(こう・こうけん Gao Xingjian)
1940年生まれ。62年に北京外国語学院フランス語科を卒業。70年代末から小説を発表。
83年の劇作『バス停』が激しい批判を浴び、創作の自由を失って放浪の旅に出た経験が後の長篇『霊山』(90年)に結実する。
88年に渡仏。99年に自伝的長篇『ある男の聖書』を完成させる。2000年に中国語で創作する作家として初めてノーベル文学賞を受賞。
余華(よ・か Yu Hua)
1960年生まれ。78年から歯科医となるが性に合わず、文学創作を始める。89年には北京で天安門事件に遭遇した。
映画化された『活きる』(92年)や、『兄弟』(2005-06年)などの小説で作家としての地位を確立。
『ほんとうの中国の話をしよう』(10年)などのエッセイでは社会問題について積極的に発言している。04年にフランス芸術文化勲章を受章。
閻連科(えん・れんか Yan Lianke)
1958年生まれ。20歳のときに人民解放軍に入隊、軍の文学創作班で小説を発表。
『黄金洞』(96年)、『年月日』(97年)で魯迅文学賞を連続受賞。一方、『人民に奉仕する』(2005年)などで発禁処分を受け、
「中国で最も論争の多い作家」と呼ばれる。08年、中国人民大学文学院の教授に就任。14年に村上春樹に続いてアジアで二人目となるフランツ・カフカ賞を受賞。
訳著者
飯塚容(いいづか・ゆとり)
1954年生まれ。東京都立大学大学院修了、中央大学文学部教授。専門は中国近現代文学および演劇。
訳書に、高行健『霊山』『ある男の聖書』『母』(集英社)、余華『活きる』(角川書店)、
『ほんとうの中国の話をしよう』『死者たちの七日間』(河出書房新社)、閻連科『父を想う』(河出書房新社)など。2011年に中華図書特殊貢献賞を受賞。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2018/6/20)
- 発売日 : 2018/6/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 237ページ
- ISBN-10 : 4120050939
- ISBN-13 : 978-4120050930
- 寸法 : 13.9 x 1.9 x 19.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 269,000位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 52,424位ノンフィクション (本)
- - 74,241位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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