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西の善き魔女 1 旅立ちの巻 単行本 – 2001/11/1

3.9 5つ星のうち3.9 10個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

偏屈な天文学者ディー博士から母の形見の首飾りを渡されたとき、フィリエルの世界は一変した。退屈で平和な日々は去り、謀略のただ中に放り込まれたのだ…。97~00年刊ノベルズをハードカヴァー版全集としてリニューアル。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2001/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 520ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4120032051
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4120032059
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 10個の評価

著者について

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荻原 規子
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1959年東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒。1988年『空色勾玉』でデビュー、日本を舞台としたファンタジーの書き手として一世を風靡、アメリカでも翻訳出版されて話題を呼ぶ(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『薄紅天女 下』(ISBN-10:4198932050)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
10グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2006年4月19日に日本でレビュー済み
ファンタジー小説が大好きで、ここでの評判の良かったこの本を図書館で借りました。

感想としては「私には幼すぎる」です。ライトノベルの印象が強いです。もちろん他の書評にあるように面白いのですが、もう少し若い娘向けだなぁと感じました。ちなみに28歳、女です。

そういいつつ、話の続きは気になるので続きも読もうと思っています。ただ、私にとって特別な作品にはなりそうにありません。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
荒野に暮らす娘フィリエル。博士と呼ぶ父親。その弟子で偏屈な少年ルーン。貴公子ユーシス。お嬢様アデイラ。女王試金石。突然襲う正体不明の悪漢……正統派ファンタジー風に物語は始まりますが、しだいに予想とは違った方向へ……。ルーンがルーネットになった時にわかりました。これは西洋ファンタジー風青春学園コメディなのでした。実に面白い。学園物ということで、『 樹上のゆりかご (中公文庫) 』に通ずるものがあるのかも?
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年8月11日に日本でレビュー済み
主な登場人物
フィリエル・ディー:主人公、赤金色の髪と琥珀色の瞳を持つ若鹿のような15歳の少女。その母はかっては王女だが天文学者の恋人のため位を捨てた。
ルーンことルンペルシュツルツキン:灰色の瞳を持ち男の子にしては小柄でやせぎす、偏屈で愛想が無いが、よく見ればハンサムで数理の才能あり。
ユーシス・ロウランド:伯爵家の御曹司、赤毛で背高くハンサム
アデイル・ロウランド:伯爵家の養女、小麦色の髪、一見繊細可憐、女王継承権者の1人
マリエ・オセット:フィリエルが住んでいた村の郷士の娘で、髪は巻き髪。宮仕えを望む。
レアンドラ・チェバイアット:チェバイアット家の養女で、背がひときわ高く、プラチナブロンドの髪、黒い瞳、さくらんぼ色の唇をもつ。アデイルとは血を分けた姉妹で女王継承権者の1人

舞台は歴代国を治めるのは女王と定められたグラール国。女王は祭政を司り、神は宇宙の星。現女王もお年を召して、後継者争いの兆しがある。
この物語は、若草物語とハリーポッターと全寮制女子学校の要素が混ざったようで、そのなかに、普段見せる表の顔とはまた別の顔が意外な人から出てきたり、世渡りに政治家顔負けの権謀術数があったりします。
フィリエルは、ハリーポッターのハーマイオニー・グレンジャーから少し勉強を遠ざけて、俊敏で逞しく綺麗にして、一寸だけ俗っぽくした感じ。
でも、基本的には純愛ものです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年1月5日に日本でレビュー済み
この本も、佐竹美保さんの挿絵があることが決め手で購入しました。

挿絵のおかげで、なんとか最後まで読み切りました。
ファンタジーで、文章だけで映像を構築できる人と、
挿絵の助けで読み進める人がいると思います。

私は後者です。

佐竹美保さんの挿絵の版をおよみになることをお勧めします。

コミックとアニメが気に入った人は、書籍の導入としてはいいかもしれません。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2002年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お金がないのにいっぺんに買ってしまいました・・・。でも悔いなし!涙が出るほど嬉しいです!とにかくおもしろくって、何度も読み返してしまいます。勾玉の話も大大大好きですが、西の善き魔女も大大大好き。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年11月28日に日本でレビュー済み
初めて呼んだとき、ファンタジーが大好きだった私は、魔法をバンバンと使う作品かと思っていたのですが、その予想は大きく外れました。
しかし!そんなことが気にならないほど、わたしはこの作品に引かれていきました。
童話が大好きな人は、この話しっていると思うところが多いと思います。
主人公フィリエルの成長物語のような感じになっています。
父親である博士と弟子は、いったい何を研究していたのだろう。
「十五歳」という、荻原さんの他の作品でもある区切りのようなものが、この作品でもスタートになっていると思います。
フィリエルは、博士の弟子は、これからどうなっていくのか・・・。
女性に特にオススメの作品です!
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年3月1日に日本でレビュー済み
以前新書版で全5巻+外伝2巻で発売された作品が
ハードカバーになりました。
この1巻には、1巻と2巻が収められているそう。
内容は、異世界ファンタジー。
田舎でヒッソリ暮らしていた、主人公の女の子フィリエルは、
王女様候補たりえる血を持つ事がわかりますし、
宮廷、女子高(修道院?)など、女の子が好きそうな
舞台設定満載(一昔前の少女漫画風ともいう)で、
少女向けファンタジーが好きな人には堪らない作品です。
とりあえず、1巻段階では正統派。
驚くべき正統派の異世界ファンタジーです。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年8月24日に日本でレビュー済み
富士見ファンタジア文庫、角川スニーカー文庫、電撃文庫・・・普段この辺を読んでいる人にはまずおすすめします。そして、女の子(←大事)と、女の子の頭の中をのぞいてみたい男性におすすめします。
勾玉三部作とはやや雰囲気が違いますが、文句なしの面白さです。 壮大な中でも、読者サービス(?)が多く、遊んでいる感じがまたなんとも良いです。
展開は言ってみれば入れ子のような感じです。最後は驚くほど大きな世界へと到達してしまう。広い世界へ、大冒険に出かけましょう!
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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